■ヨハン・セバスチャン・バッハ マタイ受難曲
■フィリッパ・ジョルダーノ イル・ロッソ・アモーレ
■ピエトゥロ・マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
■カミーユ・サンサーンス 歌劇「サムソンとダリラ」
■シャルル・フランソワ・グノー 歌劇「ロミオとジュリエット」
■ヴィンチェンツォ・ベッリーニ 歌劇「ノルマ」
■ルートヴィヒ・ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
■ピョートル・イリッチ・チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
■セルゲイ・ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
■アントン・ブルックナー 交響曲第7番
■ルートヴィヒ・ベートーヴェン 交響曲第3番
■ちあきなおみベスト 極上演歌三十選

こんなCD聴いてます             猷々自的

CLASSICS

SARAH BRIGHTMAN Angel

リラックスできる歌声

 ドミンゴと共演して有名になったサラ・ブライトマンの“七色の声”が聞ける。時にやさし く、時にかわいく、時にドラマティックに。声量が、それほどあるとは思えないが、いい声と思う。

 収録曲はシューベルトのアベ・マリアに始まり、チレアの歌劇「ワリー」から「私の家に連れてって」、最近 コマーシャルにも使われているヘンデルの歌劇「リナルド」から「私を泣かせてください」など耳当たりのいい 曲ばかり。

 ながら的に聴くのもいいので、このCDをかけながらほかの事をやっている。タイトルはクラシックだが、よ く知られた曲が選ばれているうえ、最近の曲も含まれていて、クラシック嫌いにも受け入れられると思う。

 クラシック入門にいい。このCDを聴いて、クラシック嫌いになる人はいないだろう。クラシックは固いとお 思いの人も聴いていただきたい。流行の言葉で言うと、癒し系の音楽である。


©2002 Yuusuke Niinomi