2004年5月6日、朝から晴れ上がったので、岐阜県荘川村へドライブに出掛けた。4月30日付新聞に、
ミズバショウが連休明けまで見られそう、と出ていたので、郡上市高鷲町のひるがの高原を訪れた。
新聞記事によると、標高約900メートルの国道156号線周辺にある数個所の湿原に約3万株の
ミズバショウが自生している。最大の自生地「あやめ沢湿原」には、木橋の遊歩路が設けられていて、この日も
多くの人が訪れ、写真を写していた。
ひるがの高原センターによると、ことしは昨年より1週間ほど4月中旬に早く咲き始めたが、下旬の寒さで
一進一退。連休後も咲き続けた。あやめ沢湿原では、同じサトイモ科の多年草である
ザゼンソウも、ミズバショウに混じって咲いていた。
ミズバショウは、あちこちに移植されているが、自生地で見るミズバショウは、格別の趣がある。真っ白な
フード状の仏炎苞が20センチほどもある大きな個体も、たくさんあった。写真は、あやめ沢湿原で写す。
■花の拡大(2004年5月8日作成)