ここでは、ある指輪にちなんだ話を、二作公開しています。
　ことの始まりは、ひよ家がいつもの如く妄想を日記で吐露したことにありました。
（以下、ハルハレ日記12月13日より引用）

　左手の薬指は心臓に繋がっている。
　とかいう話を聞いたことがあるんですが。それで、結婚指輪は左手の薬指に付けるとか。
　エンゲージリングとかでなくても、未来麿が薬指に指輪着けていたらモエますな。
　王の補佐官として、生涯を掛けて忠誠を誓う証、心臓…命を王に預けるという意味で、身に着けてるんです。
　シンプルなデザインだけど、その誓いが魔界の言語で刻み付けられているのです。勿論、赤い色で。
　普段は手袋を着けて人目に触れることはないのですが。
　そういうのを、誰か書いてくれるといいのに…。（他力本願）

　とか書き綴っていました。
　それを見た琥時さんという方が、なんと私の妄想を実現化して下さったのです。
　そうして頂いた小説を読んで、文章化する気はなかったひよ家の心にも火が付きました。
　モエ心のまま只管打つ！で、仕上がったのです。
　折角なので、琥時さんが下さった小説と、ひよ家の文を、琥時さんの御好意に甘え、並べて公開しちゃいました。

　

誓い	ガ清。琥時さま作。
呪い	ガ清（ちょっとゼオ清）。ひよ家作