BigMuffモドキ

2005年3月頃


目次

BigMuff
Tone Stack calculator
工作
性能
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はじめに

健康(不健康?)ネタは喜ばれませんが、前年暮れから持病の腰痛悪化休業療養、本年入院手術回復退院復帰。つくづく健康一番と実感した時期です。同時に「やり残し」への不安が募り(大袈裟だが本音)製作活動に拍車がかかりました。

これが「やり残し」?かというと語弊がありますが、しばらく「完成品」に至った電子工作がありません。もしかしたら腰痛悪化の一因にもなったかも知れぬ、昨年のBASS用キャビネット作りに絡むネタとして始めました。

201805xx記:ページの清書とともに、一部・・・いや、ソレナリの加筆改ざん・訂正をしました。


BigMuff

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いささか嗜んできたBASSの腕前はさて置いて、BOSSのフランジャーやコンプレッサーなども試してはいました。後のMIDIゴッコで導入した、マルチエフェクターなる1Uラックマウント製品などでのお遊びも。

2nd '73〜'76年・USA WEBで拾った写真ですが、「2nd '73〜'76年・USA」とか。いや、本物はおろかレプリカも存じ上げませんでした。諸解説によるとエレクトリックギター用「歪み」系エフェクターらしいのです。

マルチ物の中にある歪み系プログラムとは一線を画す・・・か、ど〜かはわかりまヘン。使う気ににもならンかったのです。BASSの音を歪ませるって輩は、よっぽどの変態だろう・・・との偏見持ってます。でも見事な効果を得てる楽曲・録音も知ってます。

参考サイト「BIG MUFFπ大辞典002・http://iiotoshiteruze.com/a/page003.html」や「Effects Maniacs・http://www.geocities.jp/hirock2001/diy2/」は凄く内容が濃い。

引用した一部URLは、検索不可のところがございました。お詫び申し上げます。m(_ _)m

まともなアプローチとは言えませんが、BASS用に拵えたSPを「Audio AMP」で鳴らしてもツマラナイ音でしかありません。いや「詰まった」音なので「詰まらない」音が欲しいというべきか。そりゃBASSAMPで鳴らすべし・・・、その前に小手先の策を弄する手抜きを、てな。

まずは単純に、BASS・BOOSTを考えましたが、楽器用の音作りには「楽器用」エフェクターだろ?と、探しました。グライコやパラメトリックEQの「安い」のをです。そりゃあ・・・ありますが、新品は高い・・・なら作っちゃえという訳です。

実はまだ“Big Muff”に絡んでおりません。前振りですな。

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Tone Stack calculator

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WEB上では「エフェクター自作」ネタは結構検索できますね。そこで出会ったのがコレ。

Duncanamp Tone Stack calculator 高名なDancanのサイトの「http://www.duncanamps.com/tsc/index.html」です。

上記の日本語紹介頁 20131231現在ではこんなのも見つかりました。上記の日本語サイトですね。

おっと、201805xx現在ではこんなの見つかりませぬ。上記の日本語サイトだんたンだが。

TSC Fender type center position 嬲ってみました。Audio用途になり得ないだろうが、著名なFender社のTone回路。3Knob全てセンターで、このF特とは。

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TSC Fender type flat position Fender社での「ほぼ」フラット・ポジションは・・・こんなに偏ってます。面白〜い。

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おお、遊んどっちゃイカン・・・でも遊べるプログラムです。左上の回路選択中の「James」は、Audio用で見たことがあるような奴でした。

TSC Big muff type これが「Big Muff」のTone回路。

他が2〜3個のコントロールKnobなのに、之奴だけ1個で済ましてる“潔さ”を感じました。簡単そうだからこれにしましょう。

3行空けのために・・・こげなことを

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工作

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まずは手持ち部品で。

一段Ver.基板1 一段Ver.基板2 コントロール部は一段から。

TSCアプリのグラフィックイメージは面白いが、フィルタ定数は“BASS弾いて聞いて”400Hz近辺を選んだ記憶。

一段Ver.全体1 一段Ver.全体2 モライモンケースに収納。

左のKnobは入力レベルADJ、右がフィルタコントロール。

すッごく効くが、BassBoost側しか使わない結果に。もっとキツく効かせたくなりました。

二段Ver.外観 二段Ver.中身 二段Ver.基板 VRを新調してコントロール部を二段重ねに。入力レベルADJは省略。

やりすぎた感もあるが、2個のコントロールでいぢり甲斐あります。ドンシャリ設定も出来ますぞ。

3行空けのために・・・こげなことを

完成したつもりの最終2段Ver.

BigMuffモドキ最終版回路 パッシブ回路なので、少なからぬ挿入損失があります。前段でゲインADJ付き増幅、後段はバッファとしました。電源は006Px2を想定しましたが、±15Vくらいまでなら使えるんぢゃないかな。

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3行空けのために・・・こげなことを

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性能

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TSCアプリ上では、VRセンターが必ずしもフラットではないのです。Audio的「平坦さ」が求められる世界ではないので苦にはなりませんが、技術的な興味は湧きます。電気的特性を調べてみようかなと考えました。

・・・

m(_ _)m スミマセン・・・調べる気持ちが萎えてしまいました。

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3行空けのために・・・こげなことを

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