ここでは、二次創作というより単なる私の仮説に基づいた妄想を書いてみました。
ディシディアのセシルは非常にブラコン。
「兄さんは強いよ」「兄さんには指一本触れさせない!」「兄さんはおまえ達とは違う!」「僕は兄さんの為に戦っただけだ」「絆なら僕と兄さんにだってあるじゃないか!」「いつか兄さんとも仲間として一緒に」
兄さん兄さんうるさいな。FFWでは終盤まで兄弟だとわからないから、ここまでとは思っていなかった。
にしても、
ゴルベーザがエクスデスに裏切り者呼ばわりされた時、
セシル「兄さんには指一本触れさせない!」
ちょっとよくわからなーい。
オニオンナイト「ティナには指一本触れさせない!」
ならわかるけど。
ところで、もしゴルベーザはオニオンナイトには優しいことをセシルが知ったら…?
それぞれどうやってクリスタルを手に入れたかを語り合う戦士達。
セシル「僕は兄さんを追いかけていってクリスタルを見つけたんだ」
オニオンナイト「僕もクリスタルを手に入れる時ゴルベーザに会ったよ」
セシル「君も兄さんを追いかけたのかい?」
オニオンナイト「違うよ。ゴルベーザの方から現れたんだ」
セシル「なんだって!?」
オニオンナイト「そして迷っている僕に進むべき道と、クリスタルのことを教えてくれたんだ」
セシル「なっ!?」
バッツ「オイオイ、なんだよ、それ。俺なんか問答無用で攻撃されたぜ」
オニオンナイト「僕には攻撃なんかしなかったよ」
セシル「何っ!?」
オニオンナイト「ゴルベーザは僕が迷っている時、悩んでいる時には必ず現れたんだ。カオスの手先のはずなのに、何故だったんだろう?」
セシル「そっそんなっ…兄さん…!!」
ゴルベーザが自分以外の人間を気にかけていると知ったセシルは、兄を問い詰めに行く。
セシル「兄さん!兄さんは僕にクリスタルの秘密を知りたければ追いかけて来いって言ったよね?それなのにどうしてオニオンナイト君には教えたのさ?しかも自分から現れて!しかも、しかもよく話を聞いてみたら3回もあの子の前に現れてるってどういうことさ?僕はいっつも自分から追いかけなきゃ会えなかったのに!!それに僕やバッツには問答無用で何度も攻撃してきたりしたくせに、あの子にはそんなことしなかったって聞いたよ!何であの子にはそんなに優しいのさ?」
ゴルベーザ「あの子は10人の戦士の中で最も幼い。特別に目をかけるのは当然だろう」
セシル「そんなっ!僕は実の弟なのに!」
ゴルベーザ「あの子はまだ子供であるにもかかわらず決断力があり、機知に富み、よい子だ。それにひきかえおまえは大人のくせにいつまで経っても優柔不断で悩んでばかりだ」
セシル「兄さん!兄さんは僕よりあの子の方がいいのかい?僕と兄さんの絆は?」
ゴルベーザ「兄弟だから仕方が無いな。どうせ弟を持つならあの子の方が…ハッ、しまった!つい本音を――」
セシル「何だってーー!!!!!兄さんなんかもう知らないよ!エクスデスに裏切り者呼ばわりされた時もあのままほっとけばよかった。あの時はせっかく兄さんの為に戦ってあげたのに!!兄さんなんて――兄さんなんて――」
ゴルベーザ「もうよい!!失望したぞ、セシル。子供に嫉妬するなど。あの子の方がよっぽど勇敢な戦士だ」
セシル「そんなっ!待って、兄さーん、兄さーん」
………なんてことを頭の中で想像してました。セシルのキャラが壊れてます。いやあ、オニオンナイトとセシルに対する態度にギャップが大きいのと、セシルのブラコンっぷりからセシルはやきもち焼くんじゃないかなあなんて思ったりして。
ちょっとした妄想です。
(完)
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