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平成21年度 第1回 工業団地対策桃花台・城山協議会

日時 平成21年 4月5日 14時から
場所 工業団地現場事務所
出席者
 事業者 三州テクノ(松下氏)、大和ハウス(佐藤氏)、吉川建設(井上氏)、中部設計(谷口氏)
 住民 代表11名
 市会議員 西尾議員

<内容概略>
①工事進捗状況
  全体進捗率94%(予定では3月末完了)  5/20工事終了予定
  舗装、植栽(3/31着手、4月末完了予定。植栽樹木は落葉樹80%、常緑樹20%)
  区域外水路(春日井工区、4/20完了予定)、
  区域外道路(小牧工区4月末完了予定)、
  防火水槽2カ所(既存の(有)伊藤製作所横、第12号鉄塔横)が残っている。
  4/20までに道路終了予定。
  5月に用水の復旧をする。

  出来たところから順次、小牧市(河川課、道路課、建築課)の検査を受ける予定。

住民:第1区画は終わりか。
井上:終わりです。造成森林はまだ入ります。
住民:防塵の対策はどうなっているか。
井上:様子を見ている。特にひどい粉塵は出ていないと思われる。
住民:100メートルラインの杭は打ってあるか。コンクリート杭か?
井上;仮の木杭が打ってある。
松下:杭を入れるときには、住民の立ち会いをやる。関連して地区計画について・・・

住民:その前に、話があります。

②『対策委員に対する身元調査についての抗議』について
(3/1の協議会直後に、大和ハウスによる、特定の対策委員住民に関しての身元調  
 査と思われる行為があった為、対策委員会として、理由と目的を明らかにし謝罪
 を求める内容の要請書を、大和ハウス、三州テクノ、中部設計宛送付し、
 回答を求めた。各社から文書による回答あり。)

住民:抗議文を出して回答が来ているが、身元調査については、回答書に書いてある  
   通りか。
大和ハウス佐藤:身元調査というような、プロに依頼するようなことはしていない。
  たまたま同業者のつきあいの中で、「もしかして・・・というような話が出て、
  聞いてみたが、ちゃんとした答えもないし、それについて私もどうこうするとい
  うつもりもなかったので、それきりになったが、結果的にご本人の耳に入り、不
  愉快な思いをさせたことは、申し訳なかったのかなぁと思うが、それだけのこと
  なので・・
住民:そちらはそれで終わったつもりかもしれないが、話は続いていた訳で、
佐藤:終わってなかったとはどういうことか。そうであれば具体的に文書で頂きたい。
住民:こういう協議を続けている中で、個人のことを外部に話すことは、軽い気持ち
  であっても、するべきでなく、非常に不愉快。今後こういうことが無いように約
  束してもらいたい。
佐藤:二度とこういうことは致しません。社内にもきっちり伝え、徹底します。

③地区計画について
西尾議員:大草地区には地区計画の中味について、説明はしてあるのか。
松下:2年前に、前の案でしてある。文章は殆ど同じ。
谷口:こちらの同意が得られれば、すぐ説明会に入っていきたい。
西尾:大草からも、意見が出てくる可能性がある。こちらでも可能性があるし、何回
   かキャッチボールが必要ではないか。
谷口:そうですね
松下:地元と事業者双方で話し合って決めるという話ではない。基本的に地区計画と
   いうのは私どもが市に対して提案するもの。
西尾:行政と事業者の合意があれば成立するのか。
松下:そうではなく、市が私どもの案を受けて、住民に説明する。
西尾:住民は決まったことを説明を受けるだけか。
松下:流れ的には・・どうですかね、そういう・・・
谷口:市の考え方については、回答ができませんが・・・
松下:城山区については、緑地保全について問題になっていたので、その協議と城山
   区の同意をとって欲しいと市から言われている。
西尾:大草についても早急に地区計画について説明し、こちらと同時進行していかな
   いといけない。地元の区長さんに対し、説明をお願いする。
住民:以前の地区計画の説明会は、市に提出する前か、後か。住民の合意は?
谷口:提出前です。合意?
住民:提出前に周辺に説明会をするのか。
谷口:行政が説明する責任があるが、前回は、市の方針が、事前に周辺と調整の上、
   提出し市の説明に入っていきたいとのことだったので、事前の説明会をした。
住民:これからの手順は?
谷口:ここでの了解がとれれば、案を市に提出し、その後、市が住民説明会を
   する。市に説明会への事業者同席を申し出たが、必要なしとのこと。
住民:周辺の意見を協議集約し、合意形成した上で出すということか。
谷口:そうです。
住民:ならば、この場で住民の要望を出し、検討の上、住民に回答を出し、その旨
   を、添付して市に提出するんでしょ。
谷口:はい、皆さんの意見を網羅して提案をするのが、こちらの考え方。
松下:いや、基本的に、緑地の部分だけの合意が得られれば提出する。私どもが決め
   て提案するのが地区計画なので、緑地以外の中味についてここで話し合うとい
   うことではない。地区計画はそういうもの。
住民:地区計画は緑地だけではない。住民意見が反映されないまま提案されれば、説
   明会で住民から意見や要望がたくさん出ると思うが。
松下:それは市が判断すること。要望があれば無視できないが。この協議会では緑  
   地の保全についての合意だけ求めている。
住民:案を受けた市は、都計審を開くの?
松下:市は住民に縦覧をかける。
住民:その前に説明会でしょ。住民の理解を得た上で。縦覧はほぼ最終段階の筈です  
   よね。
西尾:例えば、敷地面積について、3000平米超えていればいいということで、将来
   大きい敷地を複数に分けてもいいことになる。
谷口:ベースになっているのは、企画課の作成した小牧東工業団地のもの。行政サイ
   ドから貰った資料がベース。市からは、「緑地」を住民と話し合って合意をと
   言われている。
住民:緑地が決まらないと始まらないということが、はき違えられているのではない
   か。地区計画は法的な縛りがかかることなので、重要部分については、地区計
   画で縛るべきではないか。
住民:要望をまとめると
   ①緑地について
    開発区域内の残存の樹林をそのまま残す事を入れる。
   ②建物の用途制限欄、(4)に廃棄物の現地処理に関わるものを禁止する項目
    を追加する。
   ③土地利用の制限欄に、「やむを得ない伐採後の回復」を追加する。
   ④高さの制限については
    4丁目の住宅から工場屋根が見えないことを具体的数字にして記述する。
   以上のことはこれまでの協議から、案に反映できると思われる。
谷口:準工業地域の基準で提案している。建築基準法の高さ制限もそれに準ずる形で
   提出する考えでいるが、それ以上のものについては、行政の指導を仰ぐ。
住民:地区計画が、事業者から行政に対する提案に過ぎず、住民説明会などで吸い上
   げた意見を反映するのであれば、緑地以外は好きなように提案してもらえばい
   いが、そうですか?
住民:それではおかしい。市の見解でも我々の希望でも、緑地以外の地区計画につい  
   ても協議会で出来るだけ合意をして提案するべきものではないのか。
   市の「緑地の合意だけでいい」という意図がわからない。
井上:まずは緑地について決めないと前に進まない。他にも決めることが沢山ある。
住民:ここでは緑地の合意だけをするのか?他の部分についてはここで審議するべき
   ことではないということか。
住民:行政が地区計画の説明会をするときには、ほぼ合意できたもので説明会をする
   と聞いている。協議会でさえ、これだけ意見が出るのだから、説明会ではどう
   なるか。
住民:行政担当者を交えて話さないと、はっきりしない。
松下:私どもは工業系の許可を貰って進出してきている。が、周りを見た中で自主的
   に準工の用途制限をかけようとしている。市がやれと言った訳ではない。私ど
   もは工業系でやれないことはないんですよ。なのに、もっと輪をかけて皆さん  
   から規制をかけられるということは、ちょっと・・・
住民:無理な要望はしていないでしょ。今までの話し合いの中でさっき言ったくらい
   のことは出来るでしょ。
松下:あくまでも案だから。
住民:用途地域が決まっていないからこそ、地区計画は住民にとって、とても重要な
   問題。案がここにあるのだから、審議すればいいでしょ。
松下:案は案として出すので、市の説明会などで皆さんからいろいろ出して頂いて、
   決まっていく。決まるまでには、5ヶ月6ヶ月ある訳ですから。最終的には都
   計審で決める。
住民:市と事業者との話に食違いがあるように思う。
   さっきの文言を入れてもらえば、ほぼ合意が出来る。
住民:さっきの提案は反映できるのか。
松下;先ほどの程度の直しなら、出来ないことはないが、住民の要望として添付して
   出すということで、いいのではないか。今の案はこのまま出す。
住民:行政への提出前の協議は必要ではないのか。合意したものを案として出すのが
   地区計画のあり方だと思うが。
住民:それでは住民の要望に対する事業者としての意見は反映されませんよね。   
松下:それは市が判断することで。今お話したようなことで、だめですかねぇ。
住民:提出前に、添付文書をこちらに見せて下さい。
松下:はい。
住民:地区計画の成立に、地元同意の区長印は要らないのか。
西尾:地元同意という形で、要るのではないかと思うが。
住民:いつ出すのか
松下:緑地の合意が出来次第、提出する。

住民:4月2日に出された文章と図面では、福厳寺からの借地部分が現存緑地として
   残るかどうかか、わからない。法的に確保されるのか、されないなら、緑地と
   して残る根拠をはっきりしてもらいたい。
松下:地区計画の中で指す緑地(樹林地)は、その図面では、緑の斜線部分のみ。青
   斜線のところ(福厳寺からの借地)は、樹林地には含まれない。
住民:ここ(借地)は開発区域には含まれている。にもかかわらず、緑地の指定が出
   来ないというのは、敷地をいっぱいにとる為に、架空の線を引いて認可申請を
   しただけではないか。
松下:借地についても、ちゃんとと分筆してある。架空ではない。
住民:地区計画がかかった土地は、寺の自由にはならないという事がはっきりすれば、
   この問題は解決する。
住民:地区計画は都市計画法の中にあるのか?地区計画をたてたところは都市計画法
   で縛られるのか。
谷口:都市計画法と地区計画は法が違う。
住民:地区計画の法は何か。
谷口:わからない。
住民;緑地の保全に関する部分では、今ある木を切らないという議論。既存緑地
   についても上記に準じた扱いとする等の文章を入れられないのか。
住民:市とよく相談をして、どうやってここの山林を残すか、考えて下さい。
住民;地区計画が決まらないと建物は設計できないのか。
松下:そういうことではない。
住民:これが出来るまでは着工できないようにして下さい。
松下:それは出来ない。
   とにかく今日の結果の3項目を文章にして、皆さんに見せた上で、添付して市
   に提出する。
      ①1~2区画の建物の高さ制限の件、(城山から見えない程度の)
      ②焼却炉、危険物、廃棄物処理の禁止
      ③やむを得ない伐採後の緑地の復元

住民:建築物の用途制限の項目で、(1)のイは、第1号だけでなく第2号も含
   まれるよう、「第1号」を外したほうがいい。
松下:「第1号」をはずせばいいんですか。
佐藤:表記が悪いのでは。
松下:(4)は生産の為の倉庫の必要性の為に入れてある部分です。
住民:そうなら、そこに焼却炉等の禁止を入れて下さい。
松下:とにかく大至急資料を整えるので、宜しくお願いします。
住民:高さ制限については、1~2区画に限ったものではない。住民の要望として添
   付するのならば、全体のこととして、表記してもらいたい。先の3項目以外も、
   ここで審議してはどうか。
松下:法律の中でおさめるので問題ない。
住民:ここは準工の指定をされた土地でないので、高さ制限や、容積率についても自
   動的に決まることではないので、地区計画に入れるべきではないか。
   ここは小牧東工業団地とは違うので、雛形にそのまま当てはめるのはどうかと
   思うが。
住民:既存緑地の木を切らないという文言を案に入れなければ、緑地についての合意
   は出来ない。
住民:案に入れるものと住民意見として添付するものを、分けて考えたほうがいい。
松下:それは、4月2日の提示文書で説明している。
住民:法律で既存樹木を切らないことが担保されていないからこそ、地区計画に書き
   込むことが必要。
佐藤:まずは、市に相談することで、ここはいったん打ち切りましょう。
松下:大至急、市に相談する。

④ ②の身元調査ついて確認
住民:この件を大和ハウスの建築事業部長は知っているのか?回答書には社印がない   
   が、なぜか?
佐藤:要請書に区長印がなかったのでそれに合わせた。
住民:社印を下さい。こちらも必要ならば、出します。
   回答書の「弊社社員」とは佐藤さんか。
佐藤:違います。誰かはお答え出来ません。
住民:私のことを知っている人がいた?
佐藤:そう聞いていますが。
住民:こういうことはあってはならないこと。今後、他のメンバーにこういうことが
   あれば、許さない。最後の一文は要らない。これ以上どうこうするつもりはな
   いので。社印をお願いします。
佐藤:持ち帰り相談します。その場合は、そちらも区長印をお願いします。
住民:了解した。

⑤工場見学について
住民:工場見学はこれで終わりなのか?
佐藤:終わりというふうに考えている。もともと4~5社ということで、話を進めた。
住民複数:そんな話はあったかな?
住民:4~5社という意識はなかったが、もう駄目?我々は、今後何十年もつき合っ
   ていくので、今の経済事情でというのでは、説得力がない。
佐藤:では理由を話します。
   ①こういう経済事情の中で、出るかどうか悩んでいる会社もある。
   ②今回、通常ではあり得ない事で、企業の厚意という形で見学をさせて貰って   
    いる中で、見学者によって、(悪気は無いかもしれないが)心理的圧迫をか   
    けられたという社長がいる。
   ③見学の時、我々の知らないところで協定書案を渡していた。
   これらをトータルしてお断りします。
住民:心理的圧迫とはどういう事か、我々はそれ以上に心理的圧迫を受けているが。
佐藤:ぱっと見て、こんな事やっているね、という程度の見学と考えていたが、動い
  ていない機械を動かしてもらい、目の前で騒音計で測ったりした事もあった。
住民:現場の音を測り、推測するというのが常識。
佐藤:何を根拠にそういうのか。
住民:騒音規制法のマニュアルを買って読んで下さい。
佐藤:そういう事であれば、なおさらこれ以上の見学はできない。
井上:騒音計を貸したが、境界線上の騒音を測るものだと思っていた。聞いて驚いた。
住民:価値観が違う。
佐藤:通常こういう見学はあり得ない。あり得ないですよ。
住民:あり得ない工場見学とは、進出前に工場見学をすることをさしているのか。
住民:「あり得ない」は言い過ぎ。全国の事を知っているの?言い切れないでしょ。
佐藤:通常でないと言い換えます。
住民:高蔵寺ニュータウンでは、そういうやり方をしているところもある。
佐藤:高森台は、そういう事でせっかくの良質の工業団地が全然機能していないとい
   うこことで、全国で有名な工業団地です。
住民:失礼な事をした部分は、指摘してもらい、次回から、正せばいいのでは。
住民:今までの事は、見学という事では、写真撮影や騒音測定は逸脱していたといえ
   ると思う。謝るべき事は謝り、事前調整して、再度やり直してはどうか。新し
   いベクトルにしないと進まない。
   (写真撮影については、各工場の許可を得た上で撮影した。)
住民:そちらにも過去にアンケート書類の偽造があったでしょ。こっちだけ悪者にし
   て・・・
佐藤:偽造なんてしていない。
住民:違う企業に全く同じ事が書いてあったでしょ。
佐藤:聞いて作った書類に何か具合悪かったですか?
住民:資料出してもいいけど、忘れた?
佐藤、松下:間違えただけ。偽造はひどい。
住民:ならばこちらもやりすぎた、申し訳なかった。それでいいでしょ。見学を進め
   てもらいたい。
佐藤:基本的に工場見学は中止に決まっていたが、再調整を考える。拒否されるとこ
   ろは出来ない。
住民:何度も言うが、あなた方は数年後にいなくなるでしょ。我々は何十年もつき合
   っていかねばならない。何処に出してもいい会社なら、堂々とすればいい。
   共存共栄していかねばならない。
佐藤:出来ない事はご理解下さい。
   ところで、私と三州テクノさんとは、対立する立場でもある。失礼だが、三州
   さんに、あやふやな部分も多いので、私も知らない事などあるので、はっきり
   と全部伝えて欲しい。
住民:それは内輪の話?
佐藤:内輪の話も含めて、です。
住民:時間が長くなる原因になっているよ。しっかりやって下さい。
松下:すみません。進め方が悪い事は、自覚している。
佐藤:工場見学の件は、相談させて下さい。
松下:そういう事で今後、やっていきたいと思います。


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