前回へ  INDEX  次回へ 
平成21年度 第2回 工業団地対策桃花台・城山協議会

日時 平成21年 5月10日 14時から
場所 工業団地現場事務所
出席者
 事業者 三州テクノ(松下氏)、大和ハウス(佐藤氏)、吉川建設(藤井氏 ※副所長)、中部設計(谷口氏)
 住民 代表10名
 市会議員 西尾議員 玉井議員

内容概略
①工事進捗状況(4月末現在)

  全体進捗率 98%(計画どおり)  5/20造成工事完了予定
  作業員  約90~120名
  土工事ほぼ完了(場内切盛調整中)
  整地工 1、3、5、6、19区画施工中
  植栽工 90%完了
  舗装工 70%完了
  雨水管、汚水管工事 完了
  水道施設工 埋設完了 (舗装復旧工 5/8~5/10)
  防火水槽 設置完了
  区画線設置工 5/15着手予定

藤井:雨のため遅れているが、工期内完了を目指す。
住民:4/29中央道側道の通行止めは?
藤井:水道工事。5/9は舗装復旧工事。
住民:道路を進入して、途中から迂回させられた。手前での処置をして下さい。
西尾議員:植栽について質問。木の大きさというの(小牧)市の(東部)工業団地で
   は、木の高さが2mで、5㎡に1本という事になっているが、この工業団地も  
   同じルールだと思うが、木の高さが、足りないのでは?
松下:回復緑地で高木を植えるところと、低木を植えるところとあるが、緑地とい
   うところについては、私共は芝生で考えていたが、市の指導で、芝生でなく低
   木を植えよと言われたので、芝生の予定だったところは背の低いものが植わっ
   ている。先生の言われたところがどの辺かわかりませんが。
西尾:法面はどうか?
松下:法面も同様。
西尾:それ以外のところは、2mと言う事ですか?
松下:そう思っている。マア、市の指導を受けてやっているので、検査に受からない
   ことには駄目なので。
西尾:吉川建設からの発注ですね。回復緑地とかの位置付けを確認したい。
松下:(藤井副所長に)一覧表があるんだな。
藤井:一覧表があります。
西尾:見ると1メートルそこそこだが。
松下:芝生のところだと思います。
藤井:低木高木というのは、決まっていて、高木という定義は、最終的に10m以上
   になるものが高木です。
住民:樹の種類と言う事か?
藤井:そうです。
住民:何処にどういったものを植えていると言った資料は?それを下さい。
松下:市に提出している。
藤井:はい。回復緑地、森林のところには、こういう種類のものを植えると。当然一
   種類でなく混合で。
住民:植えた段階で、高木、低木と言う意味ではないのか?
玉井:一覧表で出してもらえれば、わかり易いが。
藤井、松下:市の指導を受けながらやっているので、間違っていればやり直すだけ。 
住民:検査の日程について、知りたいが。 
松下:完了公告は6月20日頃の予定でいるが、わからない。
住民:検査の種類と日程を一覧にしてもらいたい。 
住民:100m地点の確認は完了検査前がいいと思うが。出来れば日曜日が良いが。
松下:日曜日なら17日はどうか。
住民:大掃除の為、午後がよい。
松下:では17日、2時ワールドウィング駐車場集合で。福厳寺に話しておく。
住民:埃対策はどうだったか。
住民:強風の時、かなり埃が立っていたが。
松下:散水を指示した。宅盤ではなく道路だったので。散水で対処した。舗装ももう
   終わるので、ご迷惑をかけないようにやっていく。
住民:種子散布はしたのかどうか。
藤井:していない。
玉井:国道155号に出る道路について、縁石で塞いであり、車の出入りが出来ない
   がどうなるのか。
藤井:今は、まだ公安の検査を受けていないので、バリケードがしてあるが、完成す
   れば、通行可能になる。

②協定書について

松下:小牧市とテクノジャンクションで、来週から協定書の協議に入る予定。今回協
   定書の中味については協議しない。
   市と結ぶ、普通に考える協定書をまとめ、次回提出するので、それでお願いし
   たい。
住民:次回提出のものは、参考資料ということか。
松下:いや市と結ぶものなので・・・。
住民:住民との協定書は市と結ぶものとは性格が違う。
松下:市と結ぶ協定に準じた形でお願いしたい。
住民:住民との協定は、住民と話し合って、決めるものですよね。以前渡した協定書
   案について検討はしたのか。
松下:検討とは?
住民:中味についてです。
松下:地区計画は土地の利用についての制約、協定書は環境についての協定。皆さ     
   んから出されたものについては、とても対応できるものではないので。
住民:全体ではないでしょう!どの部分が飲めないのか出してもらい、すりあわせを
   しなければ、話し合いにならないでしょう!
松下:基本的には、協定書については市と準じた形でやりたい。周りもそうしている。
住民:小牧市の指導の中でも、環境面については住民とよく話し合って協定書等で決
   めるようにという事がある筈。市がそういう指導(市と結ぶ協定に準じたもの
   で住民とも協定を結ぶ)をしている訳ではないでしょう?
松下:市は関係ないです。
住民:市が考えているのは、狭義の意味の環境。住民はもっと広い意味の生活環境を
   含んでいる。
松下:事業内容によって変わってくるのでこちらで雛形を作って出すので。
住民:次回に出して頂けますね、間違いなく!
松下:はい、そうします。
住民:平成20年1月7日の小牧市の回答でも、『環境等に関する諸問題についても、
   地元関係地区と開発事業者との十分な協議のもとに、環境問題に関する協定書
   を締結するなどにより、住民の不安を払拭するよう指導する。』とある。十分
   な協議をして、お互い納得して決める必要がある。
松下:お話はそういう事なら、やぶさかではないが、事業者の事業を束縛するような
   内容は当然飲めない。世の中に普通の話として、環境問題、臭気・振動などあ
   るが、地区計画の中で準工の縛りをかけて、その中でも選り抜きの企業という
   事で、環境に出来るだけ影響を与えない事業所を選定して来た。それはわかっ
   て欲しい。
   それに、もっと大きな縛りをかけるとなると、事業者の自由な行動が束縛され
   る訳ですよね。皆さんも権利があるが、事業者にも権利がある。
住民:それを調整するのが話し合いでしょ!
松下:お互いに納得できなければ・・・
住民:こちらの案について、十分中味を見てないでしょ?
松下:いや、見てますよ。
住民:どの部分が駄目と言う事は、一度も聞いた事がない。そういう細かい話し合い
   をして詰めていかないと進まない。住民の協定書案は1月(1/18)に渡して
   いる。その後話し合いを求めても、次回次回という返事で、もう5月です!
松下:その頃は、地区計画の事がメインだったので・・・
住民:平行して進めていかないといけない。
松下:10月には企業が入ってくるので、それまでには協定書を作らなければいけな
   いと思っている。
住民:ですが、設計に入る段階で、ある程度協定書の中味を詰めておく事が必要。
   操業を始めるまでに作ればいいというものでは無い。
松下:事業内容により、変わってくる。第1段階の大枠の環境の協定を市とやるので、
   それでやりたい。
住民:基本となる事が整理されてない。いかにしてこの周辺の環境を守るかが問題。
松下:壊そうとは思ってない。
住民:どうして、そうなるのか! 
住民:早いところが2社ほどあると思うが、その操業内容はいつ頃決まるのか?
松下:いつ頃?
住民:「操業内容が決まらないと作れない」と何度も聞くが、いつ頃になるのか、工
   場が建ってから決まるのか(まさか!)わからない?
松下:細かい策定書はそういう段階でないと・・・
住民:先に枠組みを作りたい。
松下:正直に言うと、皆さんの出された協定書案は、確かに当然企業としてやらねば
   ならないというところもあるが、出来ないところも・・・
住民:それを○×つけて下さいよ。それが第1歩!それから、歩み寄りを探る。
松下:はい、市との協定書もそのときに、出せると思います。
住民:今の話の中で、10月完成とは工場の完成か?
松下:10月か11月・・・
佐藤:いや、今頑張っても12月。
住民:来月ぐらい着工か?
佐藤:早くて8月着工できるかどうか。2~3ヶ月遅れているので。
住民:一番早い進出企業の、建築確認申請の予定の月は決まっているのか?
佐藤:確定していない。早くてこうだろうと・・・
住民:完了公告の予定が6月20日頃の予定で、着工がもし2ヶ月後だと11月や12
   月には竣工しないだろう。
佐藤:正直言って、・・・全然進んでません。
住民:協定書が出来たとして、協定書の中に、設計に織り込まねばならないような事
   があった場合、どういう対応を考えているのか?
松下:協定書で唱われていることは、建築の事は、普通は空気とか、・・・。私ども
   は普通の事しか考えていないので、それ以上の事をいわれても・・・
住民:松下さんの普通と我々の普通はギャップがある。
住民:次回協議会は6月。6月から始めていては遅い。
住民:協定書は一応やるが、関係なく進めるという姿勢が伺える。
松下:出来れば協定書があったほうがいい訳ですから、無いよりは。
住民:出来れば、ではなく、作らなければ駄目でしょう!
住民:後付けではいけない。作るという事を前提に話し合ってきた。
松下:普通の話なら出来るが。
玉井議員:(事業者に向かい)一番大事なのは、この地区の環境保全、公害防止とい
   う事。協定書は、住民の不安払拭の為のツール。信頼感を構築するため、もっ
   と真摯な態度で、丁寧に答えなければいけない。100%とは言わないまでも。
住民:松下さんのいう普通とは法律の範囲内です。我々は、住環境を今より悪化させ
   ない事が基準。ここにギャップがあるが、そこをどう埋めるかが協定書の作業。  
   工場の建設が始まる前に、協議をすることが必要。工場建設が始まってから条
   件をいわれても、という事になるのは困る。わかりますか?
松下:話としては、わかります。
住民:話としては?行動としてはいかがですか?
松下:もちろんやります。
西尾:先日の5月7日の大草の協議会の中で、重要な事がひとつ。地区計画が確定し
   ないと、建築の規制が確定しないが、地区計画が確定しなくても、建築確認は
   下りるのか?
谷口:別ですので。
西尾:その後で地区計画の縛りをかけても意味がないように思うが・・・法的にはそ
   ういう事ですか。7日の説明では、地区計画の流れは
   ①市による説明(地権者、住民)
   ②都市計画審議会
   ③県に認定要請
   こういう流れでいいですか?
松下:そうです。
西尾:法的に、後付けでいいという事ですか。
松下:地区計画は基本的に、ここの団地としてのまちづくりをどうしようかという事
   を、皆さんの同意を貰うのではなく、説明縦覧する事が目的。市の担当者がい
   うのはそういう話。
西尾:周知するだけですか。
   やはり地区計画が決まらないと、確認(建築確認)を降ろせないと思うが。と
   いうのは、地区計画の中に、この地区内の建築に関するルールがある。決まっ
   てないからルール外のものも出来る話になる、常識では、そういう事はないと
   思うが。
住民:穴空きができてしまう事になるのではないか。
   但し、案が出来ているので、それに合ったのもので建築確認の申請がされると
   いう事ですね。
松下:それでないとおかしいでしょ。出たものについて、まずいものは建築課から言
   ってくる筈。
西尾:完了公告が6月20日で、それから2ヶ月後に建築確認が出るのであれば、道
   徳的に言って、これから2ヶ月くらいで、城山区との協定書の合意形成をする
   と良い。
松下:それが一番望ましい。
住民:地区計画が、施行される時期は?
松下:(平成21年)11月末か12月になると市から聞いている。
住民:建築確認の後になるが、出されている地区計画に沿わないものは、通らないと
   いう考えでいいのか?
松下:そうです。それでなければおかしい。市に確認してくれれば、信用性が高い。
住民:説明会は、「地区計画を定めた」か「地区計画案があるが意見を求める」かど
   ちらなのか。
松下:後者。
住民:計画の確定は、11月か12月の段階ですね。
松下:議会の承認を経て決まる。
住民:そうではなく、議会は報告という事になると思うが。そのように建築課から聞
   いている。
西尾:城山区との協定は時間をかけてやる事が必要。
住民:先延ばし先延ばししていては、工場が出来てしまう。1回や2回で出来上がる
   ものではない。
西尾:気のついた事をひとつ。通勤道路についての記述で、桃花台地区の道路を使用
   しないというところがあるが、「地域住民の生活道路への配慮」等の記述にす
   るなどの調整が必要ではないか。
住民:そういう細かいところの表現についても、詰めなければならない。
   我々は、事業者案がなかなか出てこないので、先に協定書案を出した。
   市との協定書で足りない部分を、取り決めたい。こちらの案をベースにお願い
   したい。
松下:仮に道路の通行の事を書いたとして、誰が守らせるのか?
住民:説明会でそういう話をしましたね。従業員が桃花台の道路を通らないようにす
   ると。決まりにしておかないと指導も出来ないでしょう!
住民:それについては、実際過去に事故があって、住民からそういう案が出ている。
松下:事故はここだけではない。
住民:今まで無かった工業団地が出来る。800人もの従業員が通勤してくるのだから、
   当然交通量が増える。それなりのルールを作っておかないといけない。
松下:そういう事で出しますから。
住民:来週100メートルの確認で会うので、そのときに持って来て下さい。
松下:もう一週間下さい。
住民:一部でいいので、来週お願いします。
松下:わかりました。

③小牧テクノジャンクションの役割について

住民:住民にとっては、ひとつの工業団地。協議会の経過なりを受け継いだ、工業団
   地の従業員に対する教育は、小牧テクノジャンクションがやらねばならない。
松下:なんで工場の人間だけ教育を受けねばならないんですか?
住民:小牧テクノジャンクションは、この工業団地について、ビジョンは無いのか?
住民:今までずっと言ってきたのに、出てこないんだから無いんだ。
松下:理念は地区計画の中にある。それがビジョン。
住民:テクノジャンクションは協定の内容に対する責任は無いのか。
松下:個々の工場の責任で。
住民:工業団地としての管理体制というのは無いのか。無責任ではないのか。
松下:今のところ考えていない。

④関係各地区の情報共有について

西尾:大草区、高根区、春日井下原区とは、近々協定書を結ぶ予定だと思うが
   各地区の情報共有ができていない。もっとオープンにして、同じ基準でやって
   いくようにしたほうが良い、特に下原区については、かなり費用面など具体的
   に取り決めている。
玉井:同感。大和ハウスについても、流動的な進出企業の情報など正直に情報を出し
   て欲しい。公表できる範囲内で。それが信頼につながる。
佐藤:出来るだけ情報公開したいと思っているが、松下さんから市に出している変更
   申請の許可等貰えれば、また公開していきたい。
松下:変更申請が通れば、開示できるところについては開示していくので、ご理解願
   いたい。

⑤通勤車両の桃花台内区画道路の通行について

住民:H19年10月29日(住民説明会翌日)付の説明会の質疑回答書(日本電子工業、   
   中部設計連名)
  「通勤車両が桃花台団地内の区画道路を使用しないようにして欲しい」という住
   民要望に対しての回答で、
  「小牧テクノジャンクションから各企業に周知徹底します。」とあるが、
   これはしていただけますね。
松下:そういうお話はさせて貰います。工事中のように。
住民:通勤車両が使用しないという事でいいんですね!
松下:使用しないように。でも最終的には、いう事を聞かん奴は聞かんし、モラルの
   話でしょう!
住民:指導というのは、守れるようになるまで繰り返し言って聞かせる事です。「私
   らは、言う事は言うけど、守らせる事は出来ない」と聞こえる。
松下:私がずーっと、監視してる訳にはいかないし・・・。
住民:それが出来ないからこそ、約束を見てわかるものに残しておきたいというのが
   協定書です。お願いします。

⑥まとめ

松下;そういう事で①測量の立ち合い、(平成21年5月)17日、午後2時から。
  ②協定書については、17日に半分くらい回答を出す。
  ③できるだけ早く協定書を作り上げるようにしましょう。
住民:協定書については、住民案をベースに、お願いしたい。
松下:私どもで判断できるところはそのように。

大和ハウス佐藤氏より、押印済み回答書(身元調査と思われる行為に対する)を受理。


前回へ  INDEX  次回へ