見てきました                   猷々自的

古色蒼然とした本宮大社

 最後に訪れた本宮大社。百段はある石段を上るが、那智大社よりは楽な感じがした。慣れた せいかもしれない。石段を上り詰めると、古色蒼然とした本宮大社が姿を現した。丹塗りの速玉・那智両大社とは 一線を画し、荘厳な雰囲気が漂う。

 案内板によると、明治22年の大水害で大斎原にあった8神殿が倒壊。主神の4神殿が上流7百メートルの 高台に遷されたのが現在の本宮大社。 

 第1殿に夫須美大神、第2殿に速玉大神、第3殿に家津御子大神(スサノオノミコト)、第4殿に天照大神が、 それぞれ祀られている。いずれの社殿も熊野権現造りで、国の重文に指定されている。  【写真は桧皮葺の本宮大社】


©2002-2005 Yuusuke Niinomi

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