見てきました                   猷々自的

供花絶えぬという徐福の墓

 徐福公園入り口の門とは異なり、自然石を利用した、いかにも日本的な墓である。説明板に よると、高さ1.4メートル。材質は紀ノ川流域で産出する緑色片岩。

 「秦徐福之墓」と刻まれ、言い伝えによれば、初代紀州藩主・徳川頼宣が建立を企て、文字は儒臣李梅渓に 書かせた。墓には供花が絶えないという。

 『熊野年譜』には「元文元(1736)年楠藪へ秦徐福の石塔立」とある。 【写真は徐福公園内に建てられている「秦徐福之墓」】


©2002-2005 Yuusuke Niinomi

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