タデ科のつる性一年草。水辺の草むらに多い。茎、枝に下向きのとげが密生、とげを物に引っ掛けてよじ登る。
葉は、底辺が張り出した三角形。葉柄にもとげがあるので、葉をうっかり触ると裏側にあるとげが刺さる。
枝先にピンクの花が固まって付く。花弁はなく、ピンクのがくが5つに裂ける。
ミゾソバ、アキノウナギツカミに似ているが、葉の形で区別できる。ミゾソバはウシノヒタイの別名があるように
牛の顔のような形、アキノウナギツカミは細長い矢じり形。写真は2003年10月3日、岐阜県多治見市の虎渓山
永保寺境内の土岐川堤防で写す。時期的に遅かったのか、1ヵ所にしかなかった。(2002年10月12日作成)