訪れたのは2005年9月29日。那智の滝を見た後、小雨ぱらつく中、階段を上る。
正面から右手にずれた場所に到着した。
案内板によると、祭神は熊野夫須美大神。イザナミノミコトを主神とする12柱の神々を祭り、熊野本宮大社、
熊野速玉大社とともに全国に鎮座する約4000社の熊野神社の本社で、熊野三山の一社である。
社殿は熊野権現造りといい、正面5棟・側面1棟と御縣彦社・鈴門・瑞塀で構成されている。信長に焼き討ち
され、豊臣の代に再興、享保・嘉永に修復された。
昭和9年、室戸台風の被害に逢い、解体修理され、平成7年に国の文化財に指定された。平成14から桧皮の
葺き替えと丹塗りの塗り替えが行われた。
【写真は那智大社本殿】