キク科の多年草。名前の通り湿地に生える。ヒヨドリバナに似ているが、ヒヨドリバナが山地に生えるのに
対し、サワヒヨドリは水のある場所に生える。サワヒヨドリの花が赤紫色を帯びるのに対し、ヒヨドリバナは白い。
葉がサワヒヨドリの方が細長いなどで識別できる。
写真は2003年8月16日、愛知県春日井市の築水池北岸湿地で写す。時期的に早かったのか、
一株しか見つからなかった。花も咲き始めの感じだった。生渇きの葉に芳香があるという
フジバカマも、似た感じである。
(2003年9月1日作成)
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