なごや環境大学共育講座に戻る

2008年9月7日(日)に開催された「環境デーなごや」への愛知県技術士会ブースの出展報告

 下記の要領で、「環境デーなごや2008中央行事」が開催されました。愛知県技術士会は、「なごや環境大学のひろば」の中のメンバーとして、2007年に続いて出展をしました。

 ・日時 : 2008年9月7日(日) 10:00〜16:00
 ・場所 : 久屋大通り公園、もちの木広場
 ・題目 : 「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う環境デー

 技術士がこれまで以上に一般市民へ直接働きかけ、技術士会の知名度を上げるため、なごや環境大学にて講師を務めた方々の中から5人がスタッフとなり、環境技術についての実演、クイズ、技術解説、日本技術士会の紹介などを行いました。

 前日まで雨が降ったり止んだりの不安定な天候でしたが、当日は朝から好天に恵まれました。おかげ様で来場者数もかなり多く、スタッフの対応も忙しい1日となりました。

跡部昌彦によるクイズ解説 小島晋による技術解説

 日本技術士会の紹介やクイズなどを記載したパネルやチラシも用意しましたが、やはりメインは実演であり、5名の技術士が交替で実演を行いました。その演目は下記の通りです。

  1.オバケエビの飼育
  2.流れの不思議
  3.瞬間消滅--魔法の綿
  4.光の屈折
  5.汚れた水をきれいにしよう

鈴木千賀による
オバケエビの飼育の実演
木村正彦による
光の屈折の実演

 実演には、毎回数人の方々にお集まりいただき、興味を持ってご覧いただけたように感じました。特に喜んでいただけたのは"オバケエビの飼育"という演目のようでした。これは、"ブラインシュリンプ"という小さなエビの飼育の解説をして、さらに来場者にエビを配るという企画でした。エビの大きさは1〜2mm程度と小さく、企画した本人は「本当に、来場者の方々がもらってくれるかしら? 余ったらどうしようか?」と言っていました。でもそんな心配をよそに、子供たちからお年寄りまで次から次へとみえて、興味深く説明を聞いたあと、エビの入った小袋を受け取って喜んで帰って行きました。
 他のスタッフらもそれぞれ工夫を凝らした実演を次々に披露しました。実演を始めてから全部終わらないうちに来場者が帰り始めることはなく、ほとんどの人に最後まで聞いていただけました。

野々部顕治による
汚れた水をきれいにしようの実演

 ご来場いただいた方々、準備の段階でお手伝いいただいた方々、また要所で的確なご助言をいただいた方々、ありがとうございました。昨年(2007年)、なごや環境大学事務局が行ったアンケート「どのブースが一番楽しかったですか?」によれば、愛知県技術士会は20ブース中で、なんと第3位でしたが、今年も好結果が出るものと確信しております。

 なごや環境大学の企画は、まだまだ続きます。毎月第3水曜日の夜に行っている共育講座にもぜひおいで下さい。次回は9月17日(水)の18時30分から、技術士(建設部門)の木村正彦氏による「新エネルギー(太陽光・風力・燃料電池など)」と「再生エネルギー(バイオ・廃棄物など)」という講座です。多くの方々のご参加をお待ちしております。

   (文責 野々部顕治)