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バック・アップ
放送用に作成した素材を、不測の事体に備えて複製を作っておくこと。

バック・キュー
通常のキューとは逆に、DJからディレクターやミキサーに対しての合図。アナ尻直後に曲やジングルを出してもらう時等に使う。「逆キュー」とも言われる。

バーター
スポンサー等から番組にリスナープレゼント等を提供してもらうかわりに、スポンサーからの告知をする事。

番審(ばんしん)
番組審議委員会の略。各界の有識者によって構成され、各番組の内容等について検討する。とても怖い存在である。

番宣(ばんせん)
番組宣伝の略。番組の放送日時や募集などを告知するためのコマーシャル。一般のCMのように通常は広告料が発生しないので、番宣がやけに多く流れる放送局は、ちょっと儲かっていないと思っていいです。

半パケ
放送するうえで、ナレーションやCMなどを付け加えなければならない状態。また、完パケ作業の途中のものを指す事もある。

BG(ビージー)
@BGMの略。Aトークなどのバックに流れている音全般を指す事もある。例えば録音してきたインタビューの音声をバックにスタジオで喋れば、音楽でなくてもBGと呼ばれる。

ヒッチハイク(H.H.)
提供スポンサーがついている番組で、番組の一番最後、つまり後提供クレジットのさらに後に入るCMの事。

PT(ピーティー)
コマーシャルの一種で、特定の番組を提供するのではないもの。

フェーダー
ミキサー卓に並んでいるスライド式のボリュームの事。

フェード・アウト(F.O.)
@音楽などの音の大きさを、徐々に無音まで絞っていく事。またはその状態。
A飲み会などでいつのまにかいなくなる事。

フェード・イン(F.I.)
音楽などの音の大きさを、無音から徐々に大きくしていく事。またはその状態。

プロデューサー
番組を制作するうえでの総責任者で、制作費の予算管理から、出演者や制作スタッフの選定などの権限を持つ。
一般的に番組の本番には立ち会わない事が多い。P(ピー)と略す事も多い。
DJは、その人を好きであるか否かにかかわらず、とにかくヨイショしておいた方が良い存在である。

プロモーター
レコード会社の宣伝担当者。放送局にCDやアーティスト資料を届けたり、ゲストを送り込んだりする。

編成
放送局全体の番組の構成を決める部署。どの時間にどんな番組を放送するか、DJは誰が適当かなどを決める。
放送局の今後の明暗を決める部署だけに、有能な人材が担当すべきであるが、そうでない局も存在する。

放送禁止用語
放送禁止用語というものは実際には存在しない、ただし、その言葉を使う事によって、特定の人を傷つけたり、公序良俗の反する場合は、他の言葉に言い換える等の配慮が必要である。
一般的に放送禁止用語といわれる言葉であっても、必然性があれば必ずしも使用禁止とはいえない・・・と思います。
あくまでも、放送局の自主規制であるため、局毎にその基準は若干異なる。
DJ等、放送に携わる人間の良識と誠意があれば、さほど意識なくても良い。

放送事故
提供番組を送出しなかったり、提供クレジットの間違い、10秒以上の無変調(無音)などを起こした場合こう呼ばれる。
1度や2度なら始末書で済むが、回数が多いと解雇される場合もある。交通事故のようにこれが直接の原因で死に至ることはまずない。ただし放送業界から抹殺される事はある。

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