居眠り運転を未然に防止
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居眠り運転の徴候
居眠り運転の徴候
居眠り運転の徴候
居眠り運転の徴候

車の事故の半分以上は前方不注意(平成17年で全事故の41%)とハンドルの操作不適(同14%)で、その原因のかなりの部分が居眠り運転に関係があるとみられます。また居眠り運転事故の7割が国道と高速道路で起こっており、安心感と単調感が居眠りを誘うと考えられます。

居眠りの原因は、疲労や睡眠不足、車内温度の上昇、風邪薬などに含まれる抗ヒスタミン薬の服用などです。

 車で出かける前は充分な睡眠をとる、運転中は空気の入れ換えを頻繁に行う、車内の温度を下げる、ガムを噛んだり飲料水を飲む、などの対策を!

 眠くなったら安全なところに車を止めて、仮眠をしたり、全身の体操をすることも大切です。

 安全運転の基本は 「休憩を多く取る」 が一番ですね。

仮に車が、時速40kmで走行するクルマは1秒間に約11m進みます。
うっかり5秒間ウトウトしてしまっただけで、一気に50m以上も進んでしまうのです。
危険と感じて、あわててブレーキを踏んでも、40kmで走行していれば、17mも進んでしか止まらないのです。

 

時速40kmで走行するクルマ 

5
秒間ウトウト50m+ブレーキを踏む17m= 
67m 進んで止まる。



怖いですね、 ドライバーの居眠りは重大事故につながる危険信号なのです。


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車の停止距離(空走距離+制動距離)

危険と感じて、ブレーキペダルを踏み込んでブレーキが効き始め、車が止まるまでの距離計算
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運転者が危険を感じ急ブレーキが必要と判断した時点から、ブレーキペダルを踏み込んでブレーキが効き始める時点までの反応時間(空走時間)は、個人差はあるが、通常人の平均的な反応時間を0.75秒として計算しています。
スピード速度km
(時速)
停止距離(a 空走距離+b 制動距離)
乾いたアスファルト 濡れたアスファルト 固くなった雪
30km 11.31m 13.34m 29.87m
40km 17.33m 20.93m 50.32m
50km 24.48m 30.10m 76.03m
60km 32.75m 40.84m 106.98m
70km 42.14m 53.16m 143.18m
80km 52.66m 67.06m 184.64m
90km 64.30m 82.53m 231.34m
100km 77.07m 99.57m 283.28m
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(a) 空走距離

  空走距離というのは,運転者が(1)危険を感じて急ブレーキが必要と判断した時点から,(2)アクセルペダルから足を動かし(反射時間0.4〜0.5秒),(3)ブレーキペダルに足を乗せ(踏替え時間0.2秒),(4)これを踏み込んでブレーキが効き始める(踏込み時間0.1〜0.3秒)時点までの距離である。この間の制動措置を取るまでに要する時間を「反応時間(空走時間)」といい,個人差はあるが,通常人の平均的な反応時間は0.75秒とされている。
  この空走距離は,「反応時間(秒) × 車速(m/秒)」で求められる。
    空走距離 = 反応時間(秒) × 制動前の車速(m/秒)
  上記の通常人の例でいえば,車速50Km/hの場合の空走距離は,約10.4mである。

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(b) 制動距離

  制動距離というのは,制動措置によりブレーキが効き始め,車輪の回転が止まり,自動車が滑走(スキッド)した後に停止するまでの距離である。
  この制動距離は,制動前の機械的エネルギーと制動力による消費エネルギーが等しいとみることから,高度な算式を経て,結局,制動距離は,「時速(Km/時)の2乗÷(254×摩擦係数)」の算式で求められることが分かる。
  制動力はタイヤの路面に対する摩擦によって得られ,タイヤトレッドの摩耗,路面の状況,路面の濡れ程度等によって異なるので,状況に応
じた係数の設定が必要になる。一般に,乾燥路面での摩擦係数は,0.7位が設定される。
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時間別居眠り発生>
時間帯別居眠り発生
多く発生する時間帯 深夜の午前 3〜4時の
早朝午前 5時〜6時
午後 3〜4時

これは人間の体内時計による脳の覚醒水準(意識がハッキリしている度合)も影響していると考えられています。
年齢や性別によっても差はありますが、一般的に覚醒水準は午前6時頃が一番低く、午前10時頃に一番高くなり、午後1〜4時頃にかけて少し低下します。そこから午後7時頃まで再び上昇したあと、翌日の午前6時頃まで徐々に低下していきます。
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居眠り運転に多い事故>

居眠り運転に多い事故
正面衝突、側壁にぶち当たったり、信号待ちの車にノーブレーキでドン!

事故写真>
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居眠り運転の見分け方>

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居眠り運転の見分け方
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1 青信号でなかなか発車しない。

2 走りながら左右にふらつく
   これが一番分かりやすいですが実は少数派

3 ノロノロ走りながら意味なくブレーキを
  踏んでる車両
  直線道路を低速で走りながら全くブレーキを踏む交通状況ではないにも関わらず、
  意味なくチョコンチョコンと踏むのでブレーキランプが頻繁に点灯します。。
  そして赤信号で止まる時には停止線の遥か手前で止まる傾向。
  2は飲酒運転で多いが、居眠り運転は3のパターン多いと分析しております。

  これらの状態の車を見たら要注意!

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居眠り運転を見破る> 居眠り運転の車と事故を起こさない対策

居眠り車両の真後ろを走る場合

 
とにかく距離を保ち、車間を確保しつつ、慎重に観察しながら意識の回復を見計らって一気に抜きさるタイミングを探ります。ほとんどの居眠り車両は低速でノロノロ走っているので速度的に抜き去る事は簡単ですが、抜き去る直前や横に並んだ途端にこちらにフラフラ斜行してくる事がありますので追い越しには慎重さを求められます。
動作に入る前に後方から十分観察して慎重に抜き去ります。一車線道路だと無理には追い越さず、思いきってコースを変更するのも有効な手段です。
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居眠り車の前を走る場合

 
最も注意を要するのが居眠り車両の直前を走る場合。真後ろにつかれますと、いつ追突されるか分かりません。 居眠り車がもし10トン車とかの大型車なら甚大な被害を被りますので、追突されるような事がないよう、前に出たら一気に距離を開きましょう。
前方の信号が赤で、後方に居眠り車が迫って来ているにも関わらず止まらなければならない場合はコンビニの駐車場に避難してやり過ごせば確実に追突は防げます。

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居眠りドライバー

 
前方で壁にぶち当たって進路を塞いだり、無意識のまま突っ込んで来られますので自己防衛するしか策はございません。悪意がないにせよ巻き込まれたら、たまったものではありません。自己防衛に徹するだけですが、何より私自身が居眠り運転をしないよう気をつけたいと思います。
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違反点数> 居眠り運転の基礎的な違反 

居眠り運転であれば、基礎的な
違反は「安全運転義務違反」ということで基礎点数は2点、これに付加点
数として軽傷事故(14日以下であれば何日でも変わりません)の責任の
重い方で3点で、合計5点だと思います。