絵はもともと3次元の空間を2次元の面に描いたものです。、窓ガラスから見える景色を片目で見たとき,
そのガラスに透視される図形がまさに 2次元に変換された図形になります。そのように透視して2次元の面
での図形を 把握する方法を透視図法と呼ばれ,遠近法では中心となる技法です。
例えば図4のように、ガラス板を透して見える直方体の各頂点をガラス板上にマジックインク等で記します。
そしてそれらを線で結びますとガラス面上で青色のような図形になります。
これがこの視点の位置で見た直方体の透視図です。
図4 透視図
3 一点透視図法
直視方向と平行に同じ長さの棒が等間隔で無限に並んでいるケースを考えます(下図)
図5 モデル図
この時目の前に透明の板を置くと、これらの棒は透明板にどのように透視されるかを、
次に見てみます。