夏の花木・草花

カラスビシャク

 サトイモ科の多年草。畑の雑草として普通に見られる、と図鑑にあるが、観察不足からであろう、 私は畑で見たことがない。繁殖力が強いといわれるが、そういう感じもしない。

 ハンゲ属だが、テンナンショウ属のように仏炎包を持つ。仏炎包は5〜7センチで、緑色あるいは紫を帯びる。 球茎を干したものを半夏(ハンゲ)といい、漢方で、せき止めに使うという。

 写真は2002年7月29日、春日井市の東部山地で写す。ここでは、ここ数年観察しているが、増えも しないが、減りもしない。


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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