夏の花木・草花

オオハンゲ

 サトイモ科の多年草。中部以西の暗い林の中に生える。仏炎包を持ち、 カラスビシャクより大きく、 マムシグサよりは小さい。カラスビシャクの球茎を干したものを 半夏(はんげ)というから、大型のカラスビシャクという意味で、オオハンゲと名付けられたのだろう。

 仏炎包のなかの一本の花軸の先(付属体)が、ウラシマソウほどではないが長く立ち上がって、垂れ下がる。 2003年6月25日に岐阜市の岐阜薬科大学薬草園で写す。(2003年6月30日作成)


©2002−2003年 Yuusuke Niinomi

花木・草花コーナー
夏の花木・草花