春の花木・草花

ウラシマソウ

 マムシグサと同じサトイモ科の多年草。湿気の多い林や竹やぶの中に生える。仏炎包は暗紫色で、先端がとがり、 下を向いている。仏炎包の中にある花軸の先端の糸のような付属物が、前から高く立ち上がり、後ろに垂れ下がる。 その長さは、40〜60センチにもなるという。

 テンナンショウの仲間(属)は、同じような形をしている。奇妙な形で、不気味な感じがする。和名の ウラシマソウは、糸のような付属物を釣り糸に見立てて名づけられた、という。 写真は、2003年4月19日、愛知県春日井市少年自然の家の野草園で写す。愛好家が持ち込んだものという。 (2003年4月28日作成) 


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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