20140823〜
目次
CasCompの、浅いおさらい | カソードフォロワー管無し実験 20140824〜 |
似た回路があったんですけど | 再現性の喪失・・・ 20140830〜 |
CasCompの前にフツーの差動増幅実験 20140713〜 | こ、工事中・・・ 20140903〜 |
12AX7差動増幅 | *** |
12AX7カソード接地増幅・・・オマケ | *** |
CasComp回路実験(1) 20140818〜 | *** |
CasComp回路実験(2) 20140820〜 | *** |
困ってます 20140822〜 | *** |
続きです。
秘蔵・・・でもないがTELEFUNKEN・Ecc83◇無し(これも中古)を試す。時折0.00%台のイイ数値が出るが、不安定。例えば、測定レベルを
差動80Vrms→同20Vrmsなどに下げた後に、0.003%台が見えたりする。しかし、放置するとダラダラ上昇。0.01%台まで悪化後再び減少、0.007%ほどに落ち着く・・・などなど。
カソホロ管12BH7Aの2本目・・・変わらん。
カソホロ管に12AZ7(12AT7類似)を試すも、悪化。対地グリッド電位200V内外ではバイアスが浅すぎでしょうなあ。最大出力電圧そのものが半減。
20140824〜
ラ技寄稿家の玉置浩氏が、すでにご経験済みの苦労話(同誌2009年1月号・6P14P/6BQ5PPアンプの試作)を追体験した気分です。そして、同じくオーディオアナライザの直結測定を試みました。
アナライザのZin=100kΩが負荷されて、利得は半減。なお、上下同時に繋がる状態が必須の印象。サボって片側だけの接続では、他方の利得が上昇し接続側の数値にも影響(悪化だったっけ?)する。差動増幅回路だからなのか、3極管だからなのか・・・その両方の根源的事象?。
アナライザとの接続ケーブルで、更に高域は劣化し、10kHzで既に−3db落ち。ちなみにPC510調べでは0.22nF(220pFか)もの静電容量でした。バッファの存在意義は無視できないと思うが・・・。
この特性を得て、CasComp回路の実力を思い知りました。しかし、イマイチ再現性が乏しいと、後に思い知らされる事に。
先と異なるのは・・・タマの個性が活きてるって事なのか。低Ebb限定だが、この東芝AとBで0.000ン%台が得られた。しかしEL34(T)ppのドライブには微妙。
3行空けのために・・・こげなことを
黒田式新バイアス検証PP実験アンプでは445版冶具でドライブしましたが、EL34(T)のG-G間への供給は45Vrmsが上限でした。出力段側のクリップに至ったのかは微妙・・・ちゅうか、足らなかった印象。余裕を考えると60Vrms以上が望ましい気がします。
相当な変則ワザかもしれませんが、アナライザ入り口に900kΩの抵抗を挿入し、10:1の減衰覚悟の測定を考えました。
1%級470kΩ+430kΩを外付けAT-1基板端に載せ、急拵えしました。乱暴にも金属ケース収納をサボりまして、Noisの影響が心配です。
←減衰器は、極力アナライザ直近に・・・ぶらさげて測定。写真はありませぬ。
Noisは増え、その実態を見るためかアナライザのフィルタOFF(500kHz・BW)で測定してしまい、データの一貫性は崩れるばかり。10:1減衰器の分を勘案してプロットしております。
減衰器への外来Noisは、差動出力では結構キャンセルされる様が見て取れた印象。ちゃんとした体裁にすればと悔やむところです。
差動出力だけ400Hz〜30kHz・BWも測定しました。差動出力電圧の実態はグラフの倍です(くどいって)ので、12AX7のRL≒100kΩが維持できれば100Vrmsは充分出ます。水色の線はアナライザの入力電圧範囲外まで調べてみただけのこと。
3行空けのために・・・こげなことを
20140830〜
なにかきっかけがあった記憶なのですが、途中から0.005%前後を底に最低歪み率が再現されなくなりました。日によっては?0.01%を割らない事すらあります。アナライザのモニタ波形でも、多分2次成分と思われる低次歪が残留しっぱなし。気付いたのは、12AX7管壁に指を触れると数値・波形とも変化し、特定の箇所で0.002%台が見つかります。発振の兆候かも知れぬと、いろいろ原因を探っておりますが、わ・か・ら・ん...。
12AX7に拘る弁明....
玉置氏が試されたように、例えば6DJ8系や6SN7・12AU7系の低rp管を用いて、低い負荷抵抗値を与えるのが賢明かとは重々承知しております。理由は愚かにも12AX7が一生分以上?ストックされているだけの事です。いつ使うの?、今でしょ!ってな拘りですが。
昔話にはなりますが、首都圏在住時の収集家時代には中古ばかりですが国産を中心に相当数入手できました。え〜とあそこ・・・内田ラジオさんだったかの「抜き球」が多いかな。
歪み率数値に拘る弁明...
表向きは、黒田式新バイアス検証PP実験アンプに対し、無視できる数値性能を得たいのです。今のところ出力段の“底”が0.01%前後の様相なので、できればソレの−20db以下を目標にしておりますが。
裏向きには....書けません。
20140903〜
カソードフォロワ、ソースフォロワ関連の実験を行いましたが、実験ノートとしてのexcel/wordファイルが「エラー」して利用できません。データ修復を試みてはおりますが・・・現在のところUP予定が立ちません。ご容赦ください。m(_ _)m
言い訳がましいのですが、12BH7Aのカソホロ段のみのテストでは0.01%前後が「底」だったのです。Cascompの実力を覆い隠してたと考えますが、12AX7に拘る限り何らかのバッファはほしい・・・。データそのものを示せないのは残念ですが、2SK310のソースフォロワ実験を経て、タマとMOS素子のコンビネーション・バッファを試そうか・・・てな所での事故(USBストレージへのコピーで)でした。そして再開・再試行の気力も失せたのです。ま、移り気も甚だしいので、別ネタに「逃げて」しまいました。いずれは再び対峙する機会があると、人事みたいにその時を待ってます。