通称ル・サロン フランス芸術アカデミーは、330余年という世界最古の伝統を持つフランスで行われる国際公募展。ミレー・ドーミエ・マネ・モネ・ルノワールらの偉人も所属していた素晴らしい伝統があります。
1997年の初個展から伝統的な書の魅力を生かした新感覚の書の創作に取り組んできました。
新感覚の書は、レタリング・POP広告・水墨画・工芸などの技法を取り込んだ前衛書です。
この書は、日本の公募展には適さないため海外の公募展に出品し、フランス芸術家協会会員をめざすことにしました。
こうした実績も認められフランス芸術家協会会員認定を受けました。
C響V
ル・サロン(蝋墨書)
響シリーズ 第3弾
見るほどに様々な形に見えてくる不思議な作品。宇宙のブラックホール・樹・人体、動物でもある
ルサロン審査員 来場者の声
D阿吽 ル・サロン
(蝋墨書)
じっくりと見てしまう作品。抽象的でいろんあイメージが湧いてくる。とても自由で大変素晴らしい
阿吽シリーズU作品は大正村
ロマン館に寄贈
「新感覚の書」世界に挑む
ざん新な技法で描いた作品を海外に発表する前衛書家。幼い頃熱意を注いだ書道がいつしか生きがいに。これまでにない新感覚の書を携え、世界に挑戦する。
新聞を手本に漢字を書いて遊ぶ幼稚園児だった。それを見た父は小学校1年生から通わせた。「人の何十倍も書いた。つらかったけれど賞を取るうちに楽しくなった。」競書会で入賞を繰り返したが、中学生になると師匠の師や高校受験を機に筆から遠ざかった。
書の道でも転機が。難解な古典ではなく誰でも読める仮名交じりの詩を個性的に書く「近代詩文書」を知り創作意欲をかきたてられた。
「いろんなジャンルの融合させれば、表現の幅を広げられるのでは」 40歳を過ぎ、努力家の性格が再燃した。近代詩文書の書家に師事しつつ、レタリング技法を通信教育で習得。
友人の勧めで体験した「ろうけつ染め」は
10年前 仕事を通じてつながりを深めた市民の応援を励みに初個展を開いた。
「絵のよう」「こんな書展見たことがない」来場者の驚きがうれしかった。
5年前からは海外の公募展にも挑戦。フランスのル・サロンでは3回の入選を果たし、今春にはモンテカルロモナコ芸術祭でも入賞、自信を深めている。
2007/10/14 掲載 幼稚園児から現在に至るまでの書道の歩みを中心に掲載されました。
早川
Tetsugyu Hayakawa
主な資格
・フランス芸術家協会会員
・生涯学習1級インストラクター
(書道・レタリング・POP広告
文科省認定毛筆書写検定1級優良賞
現 在
カルチャーセンター講師
名古屋市民ギャラリー矢田勤務
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