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快適であなたらしいいえづくり


家を建てるとき大切なこと 欠陥住宅にならない方法 設計を依頼するのに必要なこと
設計図にすべてが描かれている 設計図があれば施工業者を自由に選定できる 設計監理と施工の分離の必要性
競争入札によって正確な建物原価を知る 阪神大震災の時、木造がたくさん倒壊したけど安全なのか 資金計画のポイント

 家を建てるとき大切なこと

設計監理と施工をはっきり分離して考えてください。多くのトラブルは施工業者と建主の目標のずれにあります。施工業者は工事費の中でいかに要領良く利益を得るかを目標におき、建主は自分の夢をできるだけ多く実現したいと願うためです。設計事務所は建主の望む建物を適正な価格で実現させるために、建主の立場で設計監理を行います。     
    


    

 欠陥住宅にならない方法

近年、施工不良などが原因で生じる欠陥住宅に関するトラブルが、大きな社会問題となっています。せっかく苦労して手に入れた、人生の中で最も大きな買い物であるマイホームに重大な欠陥があっては大変です。そこで、マイホームの工事全体について、建築士の資格を持った専門家がきちんとチェックする工事監理が重要です。
    


    

 設計を依頼するのに必要なこと

家庭で十分なコミュニケーションをとり、そのときの内容をどんな些細なことでも書き残して、ある程度要求することを整理しておくと良いと思います。設計者とはあまり体裁にこだわらず、建主の価値観や正直に普段の家族生活のことをコミュニケーションすることが大変重要なことです。お互いの信頼関係が大事ですから遠慮せず理解できるまで何でも何度でも疑問をぶつけて納得するまで話し合ってください。 


         

 設計図にすべてが描かれている

設計図とはこの家の価値・性能を表現するための手段であり、その設計図に表現されていることを正確に造っていくことのが施工業者の仕事である。ですから自分の思い描いていた家を作る為には設計図をきちんと描いてもらい設計図に自分の要求したものがすべて入っているか確認することが重要である。 


 

 設計図があれば施工業者を自由に選定できる

設計図にすべてが描かれていれば、信頼のおける複数の施工業者に同じ条件で見積もりをお願いすることができますから、見積書の内容を比較検討して十分にチェックすることによって、適正なローコスト金額で決定することができます。また、工事になっても施工業者は設計図があることによって効率よくミスのない工事ができる。


 

 設計監理と施工の分離の必要性

どんなに優れた設計図でも、その設計意図を汲み取って正確に施工されなければ意味がありません。施工業者には多種多様の下請け業者そして職人などが毎日作業するわけですから、各人が基本の設計図を十分に理解しているとは考えにくい。それによって勘違いによるさまざまな工事ミスや手抜き工事がおこり欠陥住宅になる場合があります。それを防ぐには第3者による建築士によって施工をきびしく定期的にチェックして監理していかなければなりません。  


     

 競争入札によって正確な建物原価を知る

数社の施工業者に競争入札することによって、各業者は設計図に基づいて正確な見積もりをしてまず建物原価を算出し、そして必要最低限の経費を計上してできるだけ他社より低い見積金額になるように努力する。

比較した結果


比較した結果

以上のようにまったく同じ設計図に基づいた見積書でもこんなに大きな差があらわれます。これは各社の下請けとの関係や利益率によって工事費が変わってきます。もしこれが工務店や住宅メーカーに依頼した場合の設計施工であればすべて業者の都合のいい工事費になり、同じ設計図で比較検討するものがありませんから実際の建物原価はわかりません。  


   

 阪神大震災の時、木造がたくさん倒壊したけど安全なのか

壊れた木造の建物は古い建物であったり、設計及び施工に大きな欠陥があった建物で、木造でもきちんと設計・施工された建物は壊れていません。在来工法でもツーバイフォー工法でも同じと思って差し支えありません。要するに、建物やその場所に合った適切な構造・工法を選択し、設計・施工・監理をきちんとすれば、安全です。


 

 資金計画のポイント

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