新感覚の書�U〜蝋墨技法〜

2019/08/03 挑戦

　拝啓　酷暑の候　皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
　さて、私事　昨年十二月、右足の大腿骨を骨折し、手術をしたのですが、歩行まではなかなか難しく退院後は、介護施設でリハビリに励み回復を待ちました。
　車椅子や4点歩行器を手放せない状態ではありますが、自宅に戻り生活しております。

８か月近く遠ざかっていた書を再開しようとしましたが、片足で大作を揮毫するのは難しく、これほど辛いものかと自信をなくしました。
　そこで自分を奮い立たせるようにと、『挑戦』という言葉を再起の第一歩として揮毫しました。
　今後ともよろしくお願いします。

画像　左　サイズ600×870mm　　中央50×100mm    右 50×70mm

令和元年８月３日　早川　鐵牛

2018/09/23 短歌三首No2 短歌の歌人は、元名古屋市立金城小学校校長　石黒勝氏。 　石黒先生との出会いは、1998年。北区役所に指導員とし て赴任されてから20年にわたり公私とも大変お世話になって います。 　 　黒川友禅ながし・名古屋友禅ファッションショーをはじめ、 市長を迎えての区民懇談会での企画調整など多方面にわた り献身的に公務に携わっていただきました。 　きめ細やかで親身になって、お付き合いされる石黒氏. 　短歌三首に、石黒氏の個性がにじみ出ているようです。

I 先生の短歌

「楷書でと」のご依頼があり短冊サイズで三首を揮毫しました。
どれも世相を反映された短歌で共感します。

「スマホの波」・・週三回ほど地下鉄を利用してますが、大半の方がスマホ画面と対話している。メモ帳開いているのは私だけのようです。

「若葉背に　児らの駆けっこ　拍手」・・アットホームな情景が浮かんできます。駆けっこをする子どもたちとベンチの先生の拍手　いいですね


　


（思いつくままに・・・鐵）