音楽体験(2)

1999〜

↓目次・・・記述の順番は崩れております。ご容赦...m(_ _)m

さほど濃くない、幼〜少年期期の音楽体験ラルフ・タウナーとオレゴン、その人脈(1)探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その1
我が家にステレオが来た。 1971?・・・72?ラルフ・タウナーとオレゴン、その人脈(2)探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その2
Rockの洗礼 1970年代中頃〜ラルフ・タウナーとオレゴン、その人脈(3)探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その3
好みに変化がパット・メセニーとその人脈(1)探して、見つからなくて・・・
JAZZ・クロスオーバー体験パット・メセニーとその人脈(2)探したら、見つかるので買う・・・
DTMゴッコ(1) 1985?〜パット・メセニーとその人脈(3)【訃報】チャーリー・ヘイデン氏
首都圏勤務時代 1987〜パット・メセニーとその人脈(4)【訃報】ジョー・サンプル氏
DTMゴッコ(2)ジョニ・ミッチェル(1)【訃報】ジャック・ブルース氏
帰郷後 1999〜ジョニ・ミッチェル(2)【訃報】ケニー・ホイーラー氏
R&B(1)シャーデー【訃報】マイク・ポーカロ氏
R&B(2)ジェフ・ベックと新旧人脈【訃報】B.B.キング氏
R&B(3)キング・クリムゾンと、その人脈【訃報】オーネット・コールマン氏
ドラムを習う 2013〜チャカ・カーンとアヴェレージ・ホワイト・バンド【訃報】ルイス・ジョンソン氏
海賊盤DVD(1)チャー(竹中 尚人)【訃報】ウィルトン・フェルダー氏
海賊盤DVD(2)ラビ・アブ=カリルと、その人脈
DrumSet代わりの“オモチャ”を 20141104キース・ジャレットと、その人脈
まとめ告白楽曲“ WHITCHI-TAI-TO ”に絡むアーチストたち
スティーリー・ダン/ドナルド・フェイゲン

名古屋でもソコソコの中古屋は出来てます。ただし「掘り出し物」との遭遇は減りました。もっぱら1970〜80年代の「リアルタイムでは」聞き逃していたアーチストを追うようになりました。

加えて、首都圏勤務時代「否応無く」関わってきたPCとの間柄が、自家用のを持つに至り、徐々に好転。自宅でインターネットを開始しました。遅まきながら後に「通販」にも利用。

映像作品も充実。懐古趣味もあるが、懐かしいアーチストの「往年の」ライブ映像作品も発売されるようになって、嬉しい。さらに後年、Youtubeで時代の恩恵を実感する。

お詫びm(_ _)m:201905xxからHPスペース確保の為、画像ファイルサイズの縮小と、リンクの削除を進めます。抜本的解決が本筋でしょうけど・・・その際には復活する見込み。


帰郷後

1999〜

Live At Montreaux 1976 YOUNG AND FINE IVE Live In Japan BASSIST永遠のヒーロー、ジャコ・パストリアス関連の映像作品。

WR在籍時と、自己のバンド。他のもあるし、まだまだ出てくる気がする。

Yesterdays Dreams 1976 Spellbound 1977 ウェザー・リポートの2代目BASSのアルフォンソ・ジョンソン。ジャコ・パストリアスの前任者のソロ。

アナログ持ってた事を忘れた2ndと、関東在住時にも見つけられず永らく捜し求めていた3rd。共に帰郷後CD入手。Voの比重が増す。

Live at Montreux 1996 from Live at Montreux 1996 ウェイン・ショーター(ts)、1996年の映像作品。

旧友?のボトムを支えるジョンソンと、若いDr(写ってないが、ロドニー・ホルムズ)が実にシャープ。後にスティーブ・キモックのバンドでも組んでました。

3行空けのために・・・こげなことを

Live 1980 川崎 燎の1980年作品。当時FMでエアチェックし、カセット音源のみ確保。LPリリースは知っていたが、甘く見ていて廃盤。以後永らくCD化を「夢」見つつ・・・ついに購入。

ところがエアチェック音源とは異なり、凄まじい演奏の「MIDNIGHT FIRE ENGINE」が収録されていないし、他にも・・・。

MIDI制定前ですが、既に一部で話題になっていた「ギター・シンセサイザー」を駆使。キュートな女性ヴォーカルが不思議に溶け合う。でも中身は「JAZZ+Rock+R&B+?」の豪腕パフォーマンス。トリオ構成で、あの「厚み」はなんだ!。

FRONT SEAT 1989 帰郷後の勤務地に置いてあったCD。転出した前任者の残り物らしいが、連絡すると「あげる」って。聴いてみるとケッコウ良い。妙なカテゴリーだが、業界では「スムースJAZZ」などと呼ばれる渡辺貞夫の佳作。既に廃盤だったが、後に再発された。

ナベサダご本人の演奏よりも、3人のプロデューサ選出?による多彩なリズム陣が素晴らしい。概ね3組のDrとBassが楽しめる。グルーブの達人、エイブラハム・ラボリエル(el-b)も参加。数曲のVo入りもGOOD。

Traveling Miles1 1999 苦手だが、珍しくもJAZZ・Voモノ。歌手よりも、マイルスの楽曲を「唄ってる」ので聴いてみた、カサンドラ・ウィルソン。

強く重く野太い声。演奏陣も不思議な響きで独特の雰囲気を醸し出す。JAZZ歌手を聞かないので論評なぞ出来まヘンが、面白いぞコレは。パット・メセニーが1曲に参加。

SWEET TALK 2000 LA在住?人脈の伝手なのか、八神純子が1曲歌ってるので購入した、リズム・ロジックの2nd。後に1stも買ったが、
「お上品」なFUNKフュージョン。ノリは良い。

3行空けのために・・・こげなことを

Lee Oskar 1976 Before The Rain 1978 WARのハーモニカ奏者、リー・オスカーの70年代ソロ作品。1枚目はアナログで聴きました。タイトなアンサンブルの中での“聞かせ方”が、とても心地よい。WAR人脈も参加してるが、同系統とも違うなあ。Dr他の演奏、およびプロデューサー兼任のエリック・グレコグレッグ・エリコが「要・カナメ」なのかなと妄想。

資生堂のCMで楽曲が使用された頃の2枚です。その後日本での企画作品も出すが、マッタリ指向になっちゃってイマイチだ。

3行空けのために・・・こげなことを

STONE ALLIANCE 1975 CON AMIGOS 1977 ミーツ・ブラジル 1977 HEADS UP 1980 マイルス人脈でもあり、ジャコ・パストリアス人脈でもあり、そういえば日野皓正とも。いやもうあちこちで大活躍のPer奏者、ドン・アライアス自身のバンド、ストーン・アライアンス。

ラテン風味とアヴァンギャルド指向のアンバランスな・・・融合してるとは思えないが・・・無理やり感は興味深い。ジーン・パーラが何とか繋ぎとめてる気がして・・・。

アナログで聴いた左端のデビュー盤(1976年作品)が、ヤットコさ初CD化。ドラムの腕(センス?)は、よおワカランが、コンガ・Perの「小気味良さ」は絶品。ヨソ様への「助っ人」映像を見る限り、大柄で手もデカイ。無造作な叩き方に見えて、鳴り出す音は実にシャープです。2006年没(享年66歳)、合掌。

StingrayEX・Stingray5 ThumbBass改造 懲りずにBASSを買い換える。中古だがUSA製と確信するStingray5。StingrayEXは後に売却・・・今となっては悔やむ。

右は同じく中古の、Warwick・Thumb bass5。スルーネックじゃない安い方のモデル。勿体無い事に、PU追加の改造をしてしまい、これが・・・語尾不鮮明。

3行空けのために・・・こげなことを

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ラルフ・タウナーとオレゴン、その人脈(3)

In Performance 1980 アナログは持っているが、関東在住時みつけられなかった(廃盤?未CD化?)エレクトラ時代のオレゴン。良くもまあ、CD化されたもんだ。これで後は新譜を追うだけ。

ライブ録音なので音の隙間は多い。しかし「スカスカ」には聞こえず静謐さすら感じる・・・のは、“あばたもえくぼ”か?。

In Moscow 2000 Live at Yoshi's 2002 Prime 2005 1000 Kilometers 2007 2000年以降も、コンスタントに新譜が出る。

Mark Walker(Dr)の加入で安定した活動にはなったが、なんだか“フツー”のバンドになっちゃった気も。

トリロク・グルトゥ時代も悪くは無かったが、ヒンディー語?のチャントはど〜もな〜・・・。一時期の“トロイカ”体制も、ワカランでもないけれど・・・、はっきり言えって?。

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パット・メセニーとその人脈(3)

Parallel Realities Live 1991 Secret Story Live 1993 Imaginary Day Live 2001 映像作品。サドウスキー・エレクトリック・ガットを弾きまくる。フジゲン/ローランド改造シンクラビア・ギターを弾きまくる。リンダ・マンザー作、ピカソ・ギターも弾きまくる?。

あれ?・・・ギブソンES-175や、アイバニーズ・エレクトリック12Stは?・・・、そして
「コーラル・エレクトリック・シタール」は、あの1曲だけかい。

3行空けのために・・・こげなことを

パット・メセニー自身のソロや参加作品は、更に多くとても全部集めきれない。2005年以降、PMG名義作品が無いので、以後全てがソロワーク?・・・。

Upojenie with Anna Maria Jopek 2002 A Map of the World 1999 Orchestrion 2010

とにかく、深く厚く広がる音作りは「底」が・・・また同じ文言になる。
それに乗っかる「アドリブ」は・・・案外変わってないなあ。

なお、「美しく」無い?作品も多々有り、聞いてはみるが「理解」出来ィせんのも確か・・・。申し訳ないが偏ります。

4行空けのために・・・こげなことを

PMG人脈とは無関係ですが・・・

THE MUSIC OF PAT METHENY & LYLE MAYS 1994 Bob Curnow's LA Big Bandによる、パット・メセニーとライル・メイズ作品集・・・って意味のアルバムか。音の厚みが
増してからの楽曲は、ビッグバンドにも合うなあ・・・と気付きました。イイよこれ。

しかし、ギターのソロは・・・演奏者が可哀想に思える。そりゃ絶対パットの演奏を思い出しながら聴くぜ。

3行空けのために・・・こげなことを

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ジェフ・ベックと新旧人脈

コンスタントに新譜が出るジェッフ・ベックは、続けて追いかけております。

JEFF BECK CONCERT 1999 NHK・BS2で放送された、1999年のLive in Japan映像。VHSに録画済みだが、これの正規版DVDなどはリリースされていない模様。しかし「JEFF BECK / CONCERT 1999 (1DVD-R \3800)」ちゅうのが出てた。もう買えんかなあ。今ではYoutubeで見られるのですが、でもね・・・。

女性プレーヤーの同行が恒例化?してますかな。この時はジェニファー・バトゥン(g)。知る限りでは2009年、
タル・ウィルケンフェルド(b)。2010・2014年、ロンダ・スミス(b)・・・ま、下世話な話ですが、皆スゴ腕の彼女達。

注:20140608記 ・・・買えました。が!、こりゃあテープ素材だなあ。それと、画面サイズが妙に幅広です。視聴機材設定でナニやっても正しい絵に出来ませんワ・・・。パッケージに画像サイズ表記ありません。う〜ん、似た“違うDVD”を買っちまったのかも。

それは置いといて、久々にLIVEパフォーマンスの素晴らしさ「だけ」は堪能。そういえばBS2放映当時に知った、ジェフ・ベックの「全編指弾き」に驚いたんですよ。昔観たステージでは“時折混ぜてた”記憶なのです。しかし、Youtubeの過去動画を見て、相当古くから併用していた奏法だったんですねえ、知りませんでした。

transformation 2009 タル・ウィルケンフェルドのソロ作品。

容姿?にそぐわぬ硬派JAZZフュージョン。音・演奏ともに素晴らしいが、全曲作編曲・プロデュースは、いささか頑張り過ぎ。

Vinnie Colaiuta 1994 2000年代以降、良く共演してるヴィニー・カリウタ(Dr)1994年の初ソロアルバム。う〜ん、演奏は凄いのだが、曲が・・・。なお、この人も「ザッパスクール?」卒業生。

WOWWOWのリピート放送で、宇多田ヒカル「Luv Live」(1999年4月2日東京 Zepp Tokyo)をサポートしているのを見ました。他にもニール・スチューベンハウス(b)や今剛(g)やら豪華(贅沢?)な布陣でしたな。

3行空けのために・・・こげなことを

第2期JBGの関連人脈では、マックス・ミドルトン(key)を好み、追いかけますと・・・。

Hummingbird 1974 密会 1975 Diamond Nights 1976 1stは中古CD、2nd、3rdはアナログで持ってたが、後の「紙ジャケCD再販」時に3枚買ってしまった。

日本のハードロックバンドとは無関係です。・・・念のため。

高評価される2ndの邦題は「密会」。Yahoo翻訳では「我々は、このように会い続けることができません」と出る。なるほど。でも3枚とも中身はRock寄りのUK・JazzFunk。ジェフ・ベックの我侭が、この良質なバンドを生んだのかも。

Another Sleeper 1979 & Cape Wrath 1979 上記ハミング・バードの、マックス・ミドルトン、ロバート・アーワイ(g)1979年の、両氏参加作品2作カップリング盤。全インスト、BGM風でもあるが、聞き流すのはもったいないほど。モリッシー/マレンのコンビ?もなかなかの・・・。

リチャード・ベイリー(Dr)はジェフ・ベックの「Blow by Blow」に参加。BASSのクマ原田氏は、今井美樹「PRIDE」レコーディングに参加した人としか存じ上げないが、どうやらUK・Funkバンド「Gonzalez」つながりか。ケレン味の無いサポートで主役を立てる演奏。

Land Of Secrets 2003 Trinidad 2003 そのマックス・ミドルトンと、ロバート・アーワイ、個々のソロアルバム。自分の担当楽器以外は、ほとんど「打ち込み」演奏の様子。でも意外にSWINGする。

このお二人は、クリス・レア(Vo・g・composer)作品の常連さんだそうです。キリが無いから取り上げませんが。

お二人が、同じ年に似た形式(音楽性は別)の録音作品出すって、なんかあったのか?・・・などと、要らぬ深読みしたくなるけど。

one thousand sails 2010 Two cranes 2013 マックス・ミドルトン、近年のソロ。

プログラミング音からニンゲン演奏に代わったらしいのですが、芸風はあいかわらず。
アルバムジャケットの“和風味”はどこ?。

以上、YB時代や、第一期JBGを無視した人選でした。

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キング・クリムゾンと、その人脈

←クリムゾン「color#DC143C」Wikipedia調べ

キング・クリムゾンの1994年の再々々・・・々活動までは、海賊版漁りしか出来なかった。1994以降は、ちと解り辛い状況で、あんまり忠実なファンと言えなくなった。

Live In Japan 2003 買ってしまった「キワモノ」21st Century Schizoid Band。かつて名曲を演奏してたご本人達の「リユニオンバンド」とはいえ、年月の溝は埋められない。

The Road To Red 2013 買ってしまった1974年USA・LiveツアーのBOXセット。定番曲以外の「即興」曲が目当て。

ビル・ブルーフォード(Dr)が、後年の再始動時にも参加する意図が理解できる気がする。なお、妙にいい音にも聞こえるが、結構「元」をいぢってるのかも知れぬ。いや、あの・・・アルバム「USA」の音質がどーこー言ってるのぢゃ・・・。

しかしまあ・・・各ステージの出来不出来云々の前に、似たセットリスト曲をエンエンと聞く“辛さ”に、我ながら疲れる。DVD-Audio盤やBlue-Ray盤は未試聴のまま・・・。

その代わり?ではないけれど、関連人脈、特にBASSのトニー・レビンは「マメ」に活動し、様々な録音に参加。ソロも出したので、追っております。プログレだけの人じゃないので、音楽性は広い。

2010年6月、来日ツアーを知る。今池ボトムライン。これは聴きに行かねば。

Stick Man 2008 Soup 2010 この2枚の内、左のは未入手・・・。この2枚からだろう曲を主に、キング・クリムゾンの「RED」まで演ってくれました。スティック・タッチボ−ド×2とドラムで、アレを再現するとはね。ま、見た(聴いた)甲斐がありました。

なお、この時はJAZZYな引き出しは閉じて、まるで「プログレの伝道師」みたいな印象。

3行空けのために・・・こげなことを

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チャカ・カーンとアヴェレージ・ホワイト・バンド

なぜ併記するのかと問われると・・・返答に困る・・・。似た時期にハマり、この数年ずっと聞いてて飽きないのです。

I Feel for You 1984 1984年作品、上京前に新譜CDで聴く。スルー・ザ・ファイアー他、ヒット曲あり。ただそれだけのアルバムと思ってた。

JAZZも歌えるSOULシンガーと、一目置いていたが・・・。

Signature Diva - Live 2003 1981年のLIVEがDVD化されていて購入。上記アルバム“以前”のHit曲(聴いてなかったが)満載のセットリスト。時期的にも「What Cha'Gonna Do For Me」は当然のごとく収録。

実は、アンソニー・ジャクソン(b)参加が目当て。しかし、ご本人・・・映ってねーぞ。フェンダー・ベースのヘッドがチラッと見えたくらい。音は間違いなくアンソニーなんだが、ライブでも座って弾くお方なの。

AWB Colezo! Twin 2005 バンド名は以前から承知。と言うよりも、スティーブ・フェローン(Dr)が在籍していたと聞くので「中古」を探し、見つけた「ベスト盤」。コレは当たりです。しかし、1970年代から活動してる英バンドを今頃聞くとはねえ・・・

コレに「What Cha'Gonna Do For Me」のカバーも収録されてたんだったんだ・・・。不覚にも、↑のCKライブに加わる
演奏陣に、AWBメンバーを見つけるワケだ、これが・・・。ほんで「What Cha’Gonna・・・」の作者の一人がAWBの・・・。

前振り長すぎ・・・。

そうです。AWBのヘイミッシュ・スチュアート(g・Vo)が、そのお一人です。共作者は米シンガーソングライターのネッド・ドヘニーさん。

What Cha' Gonna Do For Me bass score チャカ・カーンの録音では、アンソニー・ジャクソン(b)の演奏に、SYNも重ねたベースラインに聞こえ“厚み”や“濃さ”が特徴。AWBの演奏は、軽快な印象。作者の一人、ネッド・ドヘニー版ではテンポを落とし、ご本人がゆったりと歌う。

元ネタは、stevieglasgow氏のHP(日本語選択あります)から⇒『採譜/スコア』⇒『アンソニー・ジャクソン:What Cha' Gonna Do For Me 』へ。

一時期「http://stevieglasgow.com」に繋がらなかったが、また読める様子。マズイのかもしれませんが、念のため譜面一部を引用・掲示。

Epiphany -Best Of Chaka Khan vol.1 1996 Woman I Am 1992 5cd Original Album Series Box Set 2010 立て続けに中古をGET。フィール・フォー・ユー以前の「名曲」を堪能。演奏陣表記が無い5cdですが、幾つかの曲ではアンソニー・ジャクソンその人と確信できる音も。スティーブ・フェローンも叩いてるらしいが・・・ワカラヌ。

余談だが、故・しばたはつみがチャカ・カーンの「A woman in a man's world」をカバーしてます。(邦題:はずみで抱いて)

ルーファス時代にも遡りたいが、全作品はムズカシそうだ。ちなみにYoutubeで見ると・・・細い!・・・。でも歌は当時から凄い。意外に小柄な事に気付くが、どんどんFATになって心配だ。更に後、減量に成功したとも聞くが。

AWBの全てではないが、へイミッシュ・スチュアート在籍時のアルバムは「コレクション」形式で廉価発売。「Colezo! Twin」に全曲被るが平気。

Show Your Hand / How Sweet Can You Get / Average White Band Cut The Cake / Soul Searching / Benny And Us Person To Person / Warmer Communications Feel No Fret / Volume 8 / Shine / Cupids In Fashion Robbie McIntosh

ヒット曲「ピックアップ・ザ・ピーセス」の頃まで、ドラムスはロビー・マッキントッシュ(故人)だったのですね。なを、同姓同名の英国人ギタリストの方が超有名みたい。

ベースはバンドの中心人物の一人、アラン・ゴーリー。年代を経るごとに演奏・音、共に洗練されてゆくさまが聞ける。でも初期の「ゴリゴリ」した感じも悪くない。スティーブ・フェローンの初期の演奏も聴けたが、後年あちこち(エリック・クラプトン、デュラン・デュラン、クインシー・ジョーンズ・トム・ペティ&ザ・ハート ブレイカーズ他)に請われるのは頷ける。Youtubeで知ったが、ヘビメタ系ギタリスト参集のフェスティバル動画でも叩いてた。懐の深さ・広さは半端無い。

It Up 2003 スティーブ・フェローン、近年のソロアルバム。演奏は相変わらずだが、アルバムとしては期待してたほどじゃないのが残念。総じて、ベーシストやドラマーの「良い」ソロアルバムって、結構少ない。

余談だが、アタマから湯気?・・・の比喩は欧米文化にもあるのかと、驚く。

聴き続けているうちに、なかなか“コク”のあるアルバムと気づく。・・・前言撤回。

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R & B (1)

ロバータ・フラック、ミニー・リパートンの超有名曲以外を、ほとんど聞いてこなかった、R&B・SOUL系女性シンガーを漁り始めました。

Rose Is Still A Rose 1998 So Damn Happy 2003 言わずもがなのアレサ・フランクリン。

キャリア晩年?の2作品・・・しか持ってません(全盛期の名曲多過ぎ)が、打ち込み時代でも違和感が無い・・・ちゅうか、アレサの芸風になっちゃうのか。

The Score 1996 Miseducation Of 1998 映画『天使にラブ・ソングを2』に出演していた女の子が、こんな名歌手に。これらの作品ならラップ・ヒップホップも「許せる」って、なんだそりゃ。名曲もカバーで甦らせるローリン・ヒル。

自身が弾く生ギター1本のソロ動画を見ました。涙ぐむMCシーンでは、何が語られたのだろう・・・。

BADUIZM 1997 New Amerykah Part One 4th World War 2008 1stと、オリジナルの4th。洗練性と攻撃性、えらい違いがあるエリカ・バドゥ。間の2枚も聴かなきゃ。

Songs in A Minor 2001 the diary of alicia keys 2003 ラップをやらないアリシア・キーズ。自身が弾くピアノも重視されてて、相当練られた音作りを感じます。それでカッコいいんだから売れるはずか。

Lark 1972 Fathoms Deep 1973 R&B、などと決められないリンダ・ルイス。声質もそうだし曲調・サウンドも、大変軽やか。

それぞれに、フィル・チェン(b)、マックス・ミドルトン(key)のジェフ・ベック人脈が参加。それが購入動機だったかも知れぬ不純さはさて置き、そんな事は捨ておいて聴ける。

The Complete Recordings 1990 お勉強も兼ねた、ロバート・ジョンソン。

カバーされた曲は多く、英国白人音楽家が好む何かがあるはずなんだが・・・

以上、偏ってて生半可な聴きかじりでした。ソコソコ“聴き込んだ”と言えそうなのは、WARかなあ。

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ドラムを習う

2013〜

無銘のジャンベ 自身がいささか嗜むBASSと共に、ドラム・パーカッションへも興味が続いております。コレが高じて、実は前年?ころ2008年に「ジャンベ」を買いました。装飾も無くヤギの毛が残る小汚い中古ですが、店の人(フリオ君はヒスパニック系の人でしょうか)によると西アフリカの製作品らしい。同時展示の「LP?社」工業製品風のよりよさそーに感じた。フリオ君が叩くと、汚い方のが「ドーン」の余韻が長い。自分が叩くと・・・情け無い音だが。

アフリカ系演奏家のCDも数枚聞くが、多人数打楽器のアンサンブルだ。複雑すぎて耳もアタマも体もついて行けん。
仙道さおり嬢の教則DVDも見たが・・・、見ただけだ。

3行空けのために・・・こげなことを

今更だが楽器は「習う」に限る。リズム楽器への興味が高じてついに「ドラム教室」に通うまでに至りました。当方の都合「火木の午前」を快く・・・では無いかも知れんが、受け入れてくれた「スタジオカフェ・ルシール」さんに感謝。

JTR201 さすがにイキナリDRUMセットを買う「勇気」はありません。ン回目のレッスン後、島村楽器の「JUG JTR201」を買いました。慣れるにつれ、コレのメッシュヘッドが「ホンモノ」と違う体感に気付き、悩みます。

スティーブ・フェローン他の真似で、レギュラーグリップでのレッスンを申告。これが良かったのかどうか、未だに迷います。なお、グリップの違いとは無関係ですが、1年以上経ってもなかなか「リバウンド」が上手く拾えません。歳のせいにしとこうか。

今はYoutubeのおかげで、教則映像?も多く、名曲各種のドラムカバー映像も見られる。この点はいい時代になったな〜。これで腕前が上がれば言う事無しなんですが。

2013年の夏・・・レッスン半年チョイの頃、教室主催の「練習発表会」に参加。お子様〜若者〜叔父様・叔母様まで、生徒さんたちが成果を披露されました。人前でやるのは緊張します。ギター&BASSのサポートで、ベーシックなブルース素材に「合わせて叩く」のは初めてです。さらにはボサノバですって。リムショットなどロクに習ってませんよ〜。

今年2014年もやるそうで、目下希望曲「Pick Up The Pieces / AWB」と、先生からの課題曲「Latrey / Stevie Wonder」を練習中。

2014年7月20日の「練習発表会part.1」には自己都合で参加見合わせです。残念な反面、イマイチ自信が無かったのも事実。ルシールさんごめんなさい。9月の「part.2」には必ず出ます。翌日先生に当日の様子をお聞きしましたら、“ルシール”ホストバンドの方々が「Pick Up The Pieces」を演奏したとの事、選曲を気に入ってくれた様なのです。ありがと〜m(_ _)m

2014年9月21日、スタジオカフェ・ルシール主催の「練習発表会part.2」に参加。Part.1と同じく(行ってないけど)、千種区菊坂町の“ジャズライブバー Jazz Live STAR★EYES(スターアイズ)”です。もう満員で、座れない人たちも。店内写真のJBL前にDrセットがあり、既に生徒さんたちの発表が進められていました。どうやら演奏が終わりますと席が回転するみたいで、程なくして着席。

Voスクール、Gtスクール、Kbスクール、そして自身が習うDrスクールの生徒さんたちの発表曲がホスト・バンドの方々と共に演奏されます。Dr以外の生徒さんの出番では、先生がDrを担当。そういえば先生のチャンとした演奏を聞くのは初めてでありまして、いやもうカッコいい。レッスン中では指導だけなのですが、こうして1曲通してのPLAYを拝聴しますと、指導者レベルの技量・センス・フィーリングとはこれほどのものなのかと、知らされた思いです。同時に生徒皆さんの熱演に舌を巻きながら聞き惚れつつ、緊張が高まります。

さて、出番が来て・・・正直言って記憶が飛んでますな。いや、チョンボした記憶は鮮明でして、まあ・・・クルマの運転で例えれば、曲がるべきところをそのマンマ直進して・・・直ぐ?でもなかったが引き返して曲がった感の・・・以下語尾不鮮明。

緊張に弱いなあ・・・と実感しました。とにかく2曲叩いて、先生やバンドの方々にお詫びして・・・退散。しかし貴重で体験ではあり、次の機会があるかどうかは解りませんが、挑戦したい気分です。

今頃得た教訓:下地造りに取り組む真摯さと、それを開放する覚悟・決意が不足していると痛感しましたワイ。様々な場面でも共通する事ですが、「やってみたかった」程度の動機でも、始めたンなら「なにをやるか」と目的を定めなければ「やってみただけ」で終わるでしょう。ここでも覚悟・決意が問われます。

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探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その1

2014〜

そンな大袈裟な事は無いが、多くが廃盤なのは事実。・・・稀に再発されたりするが、見逃すとまた・・・

The Funk Stops Here 1991 「マイク・クラーク」でYoutube検索し、知り、聴いた。中古3000円台は微妙だ。

とても精緻なタイム感覚。だからこそ「ノリ」が生きている・・・と、気付かされる。顔をつき合わせてる相棒のポール・ジャクソンとは阿吽の仲。

THE KAZU MATSUI PROJECT 1983 AWBのアルバム「Cupid's In Fashion」収録の楽曲「Love's A Heartache」で検索したら、コチラでカバーされていると知る。中古で5000円台は高いぜ。

上質の、でも「上手い人」達に有り勝ちなフツーのAORフュージョン。国内盤は松井和名義だが、米国では・・・

3行空けのために・・・こげなことを

遅いAWB体験で知った、ヘイミッシュ・スチュアートのセンス・フィーリングに魅了され、ソロ・関連作品を追いました。

Easy Pieces 1988 AWB脱退後のお仕事。自身の名前は冠してないが、随所に「自分の趣味」でやってる感あり。

スティーブ・フェローンとアンソニー・ジャクソン(b)のリズム隊も目当て。時流からSYN・BASS曲もあるが、この人のBASSスタイルはキャリア通じて殆どぶれてない。その稀な例外は、2010年の初リーダーアルバムの様な気がする。

sooner or later 1999 REAL LIVE 2001 スチュアートのソロと、そのライブ盤。AOR趣味は相変わらずっぽいが、曲が“柔らかく”なったなあ。聴きやすいし、聴き込める。

情報を漁りますと、P・マッカートニー、R・スター達とのレコーディングもあるげなね。でもPASSした。

Jimjam 2000 スチュアート参加の未入手作品、どんな楽曲だろうか。JB人脈で知ったジム・マレン(g)の名が気になりました。

尼損中古2万円台は・・・そりゃないよ。

someone else's child ---- この人か 間違えて買った、へイミッシュ・スチュアート(Hamish stuart)と「同姓・同名」だが別人Dr奏者の・・・JAZZだなあこれは。陰鬱なムードの楽曲ばかりでSWINGしない。アルバムタイトルを翻訳すると「よその子、他人の子、」だそうで。

日本語条件では、WEB上に情報が見つかりません。オフィシャルサイトではオーストラリア(生まれなのか、活動拠点なのか?)のお方としか“読めない”。

AWB“分解後?”も、主要メンバーのアラン・ゴーリー(b・Vo)はガンバります。

Sleepless Nights 1985 Soul Tattoo 1997 LIVE FROM NEW YORK 2013 左端はアラン・ゴーリーの初ソロ、なんだか似あわねー感じのAOR風味。この人にはやっぱりFUNKナンバーを演っていただきたい。

そして“やっぱりAWB”なんだなあ〜と...これは再結成?か。旧メンバーは少なくなっても“AWBのにおい”は感じられます。

Soul & the City 2008 えらいモン見つけた・・・いや、知った。廃盤。中古....高っけ〜...買えェへん...

3行空けのために・・・こげなことを

キング・クリムゾン業務?の合間にやってるみたいな、トニー・レヴィンの副業を。ちなみに「WORLD DIARY 1995」「FROM THE CAVES OF THE IRON MOUNTAIN 1997」「WATERS OF EDEN 2000」以降追っかけてなかった。

pieces of the sun 2002 double espresso 2002 トニー・レヴィンの、いささか前のお仕事。当時、リリースを知らなくて買いそびれ、中古入手に難儀した。「Stick Man」だけがまだ見つからぬ。海外通販しか手がないのか・・・。

旧作以上にプログレ色は濃いが、それだけの音楽性に留まらない。「テキーラ」やら「ピーター・ガン」、Zeppの「ブラック・ドッグ」をカバーするとは、意外すぎる。

3行空けのために・・・こげなことを

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【訃報】チャーリー・ヘイデン氏死去、76歳。

20140711

キース・ジャレットのアメリカン・カルテットメンバーは、キースを残し皆旅立ってしまった。

訃報を聞くとアルバムを聴くっちゅうのも、なんだかおかしな感じです。ヘイデンの著名作品ではなさそうですが、意外な組み合わせのこれらを良く聞いてましたのでご紹介します。

Charles Edward Magico 1980 FOLK SONG 1981 同じ顔合わせの初回作「MAGICO」はアナログしか持ってなかった。CDも買いましょう。

買いました。

Youtubeで、更に一風変わったメンバーと競演されていた動画を発見。「Ginger Baker Trio (with Charlie Haden, Bill Frisell) - Frankfurt, Germany, 1995-09-29」

上記↑動画が見えなくなりまして・・・多分同じコンテンツだろうリンクを貼っときます。

また【訃報】・・・ジョー・サンプル氏死去、75歳。

20140912

青年期に親しんだ音楽家の訃報は・・・堪える。しかしアナログ時代にクルセイダーズの主要アルバムは網羅したあと・・・なぜか聞かなくなってしまった。ライブ体験(1981?年)はあるが、同行のアルフォンソ・ジョンソン(b)目当てのけしからぬ聴衆でしたな。ソロ活動や、請われてサポートにも回るなどの動向は“淡く”承知していた程度。

Joe Sample 1978 Voices In The Rain 1980 左の写真は特に意味なし。裏付けは無いが、後ろはロバート・ポップウェル(b)かな。

右は・・・実は買ってないアルバム。無性に「Burnin' Up the Carnival」が聞きたくなったのは「Live Under The Sky 91’」でマーカス・ミラーと演ったのが印象的なので。サンプル自身の選曲かとは思うが、日本では多分著名な「Melodies Of Love」ではないトコロにご本人の思惑が感じられて・・・深読み過ぎか。

The Art of Tea 1976 マイケル・フランクスの「出世作」とされるアルバムに、ラリー・カールトン共々参加・・・と、ごく最近知りました。ヨソ様でのスタジオ・ワークでも良い仕事を残されてたんですね。

←この人の作品は・・・超有名な「"Antonio's Song -the rainbow-" (アントニオの歌)」しか存じ上げませんでした。まだYoutube鑑賞までですが、中古CD探そう。

3行空けのために・・・こげなことを

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探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その2

2014〜

そンな大袈裟な事は無いが、多くが廃盤なのは事実。・・・稀に再発されたりするが、見逃すとまた・・・

Stick Man 2008 トニー・レヴィンの「Stick Man」を入手。Stick以外にも多種楽器を手掛けたのですね。1984年のLiveステージでは、SYN・BASSも弾いていたので鍵盤も嗜む方なんだと承知してたが、本作ではpfまでクレジットされてます。隠し味程度でしたが。

ジャケット写真と、ナカミの音楽性には相当の隔たりが感じられますので。それもレヴィン先生のセンスなのでしょうねえ。

SOUL & THE CITY 2008 AWBの「SOUL & THE CITY」を入手、送料込みで4000円台は微妙だ。

2006年のLIVE録音盤です。ウラと中ジャケで“熱い”ステージの模様がうかがわれますが、さすが年季の入ったBAND、的を得たCoolさも。オリジナルメンバーは、アラン・ゴーリー(b)とオニー・マッキンタイヤ(g)のお二人に。「What Cha' Gonna Do For Me」は80年代に脱退したヘイミッシュ・スチュアートの趣味かと思うが、ここで演奏されているのはうれしい驚き。

RUFUSIZED 1974 RUFUS FEATURING CHAKA KHAN 1975 MASTERJAM 1979 左2枚は今年再発盤の1974・75年度作品。

右端は中古店での拾い物、1993年発売の1979年度作品で、前2者より音量が小さいな。

結局「Rufus時代」まで遡ってしまうチャカ・カーン関連作品。初めて聴く曲・歌ばかりだが、彼女の芸風?は既に確立された感。BANDの知名度は薄いのかもしれませんが、意外と洗練されたノリを持ってる印象。調べたら、初期Rufusから人員が随分替わってるようだ。

Steve Ferrone's Farm Fur More Head 2006 危うく見逃しそうだったスティーブ・フェローンの一枚。

前作は「湯気が出るアタマ」だが今度は「汗が流れるアタマ?」か。AWB曲もタップリで、オリジナルよりテンポは緩めだが、ベテランの醸し出す揺れ心地はさすが。

3行空けのために・・・こげなことを

ボヤキ:今年になって、尼損利用回数が増えました。曰く「日本に税金を払ってないのでケシカラン」発言を読むと複雑な気分ですな。
しかし利便性を実感すると“底無し”の業者とも言えます。ご利用は程ほどに?。

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海賊盤DVD(1)

「ジェフ・ベックと新旧人脈」で、1999年のLive in Japan映像の海賊盤DVDを取り上げましたが、サラウンドシステムの改装に伴い、ソレらへの興味が増しております。オフィシャルのDVD/BDでは見られないパフォーマンス目当てではありますが、パフォーマー・著作権者側からすれば「許せない売買行為」との謗りは免れないでしょう。でも・・・以下、語尾不明瞭・・・。

PMG.Heartland In Hamgurh 1980 これはまあ当たり品質か。年代からしてテープ素材は明らかで、特段に鮮明とは言えませんが酷くは無い。複数でのカメラワーク・アングルなどから、販売店コメントの“プロ・ショット”は納得。奏者のアップシーンは結構多く、手元の動きが良く解る。音質は標準的?TV放送級かと。

1980年との表記で、PMGの原点とも言うべきメンバー4人でのパフォーマンスです。「アメリカン・ガレージ」リリース後で、前作「サンロレンツォ」の代表曲も収録。自身のPMG体験の原点でもあり、その2枚の吹き込みに参加して離脱した、マーク・イーガン(b)在籍時の映像として貴重と考えます。4人皆、二十代で青年期だが凄いよ。

収録場所の情報はドイツ・ハンブルグとしか解りませんが、映像で見る限り狭いステージ。せいぜいライブハウス程度の感じ。後年の大規模・大所帯編成前ですから、各人の立ち位置の近さが、いかにも収まりがイイ按配です。しかしライル(pf・Kb)が扱うステージ機材数(pfの上はProphet-5と見たが、後の来日時ではソコにRoland製品が)は後年と大して変わらぬ印象。

「Early Show」の6曲すべて、パットが使用したのは例の改造ES-175のみ。「Late Show」の冒頭「Phase Dance」ではお約束のギルドのなんたらが、お約束のスタンド・マウントされて登場。しかし固定が甘く、ぐらぐらするトコロで苦笑いを。背中にしょったES-175への持ち替えの瞬間、脱落直前のギルドはローディーの手で救われるのでした。

最終曲「SanLorentzo」でいよいよIbanez・12stが登場し、例の印象的なテーマ・フレーズが奏でられます。しかしココまでの曲でES-175を弾きまくってたパットは控えめで、ソロの中心はライルのpfです。Oberheim-8VoiceやProphet-5も地味ながら活躍。ハイ、この曲のLive映像も目当てでしたよ。

さて、マークとダニー・ゴットリーブ(Dr)のリズム隊は、これを見る限りパットから煽られ、鼓舞されるところが見受けられません。その逆もしかり。一部ソロや、パットとダニー、2人だけのPartはあるものの、いわゆる「丁々発止」の類とは異なる印象。しかしリズム陣お二人の柔軟なグルーブ感はたっぷりという稀有なバンドですな。アルバム2枚から受ける融合したバンドサウンドとも異なる雰囲気を感じた次第です。80年代以降変貌するPMGですが、パットが望むリズム隊はまた別物ちゅうのも解るような気がしました。

PMG Montoreal Jazz Festival 8.1.82.jpg 上の2年後、フェスティバルだからか単独公演ほどの演奏曲数が無いところは寂しい。しかし、お目当ての「As Falls...」が収録されてる(と書いてある)ので選んだ。いや、1970・80年代モノそのものが少ない。

これもまあ当たり画質・音質。DVD-VIDEOの体裁だが、記録面を見ればDVD-Rと解る。メニュー画面も”如何にも”のレコーダー仕様。

参加メンバーは「Offramp」と同じ5人で、リリース後のステージ。それにしては1982年時点でPMGのスタジオアルバムでは収録されていない、その選曲が興味深い。

1981年の来日「Offramp」ツアーでは見覚え(忘れたのか?)の無い「ヘッドレスギター」らしきモノが演奏された。よく見るとフレット間隔が一様で、pf風の音も同時に発音してる。なるほどコレがシンクラビア・ギター・コントローラーなのだと気付く。同様に、ライルの右手側にはシンクラビアのKbコントローラーが鎮座。でも・・・弾いていたか?。

さて、1H程の中身に「As Falls...」らしき楽曲は演奏されなかった。おおお〜っ・・・そりゃにゃあて。Chapterの12箇所はテキトーだし。クレジットのエエ加減さを無視すれば、結構なパフォーマンスだとは思う。ナナのビリンバウ・ソロも堪能できるし・・・それでもよォ・・・。

OREGO Stuttgart1993 & Hungary1993 上と同時購入。ちと難あり、ドロップアウト画質箇所が。DVD-VIDEOの体裁だが、以下同文・・・。

買う前既に「表写真ではマーク・ウォーカー(Dr)が写ってるのに、ウラにはトリロク・グルトゥ(Per)の名が」胡散臭いとは思った。1993年ならギリギリ、グルトゥ在籍時か。

録音側の所為なのか、タウナーの芸風なのか、無造作な奏法で「太く・濃い」音に聞こえる。まあ・・・ギターを早くに挫折したニンゲンが言う事なのでナニですが。1987年収録の映像とは異なり室内演奏だからか、グレン・ムーアはac-bを弾き、コチラが正調?演奏かと感じさせる。ポール・マッキャンドレスも快調で、グルトゥは相変わらずだ。

う〜ん、微妙だ。ハズレを掴まされた気はしないが、スゲエ掘り出し物とまでは言えん。いや、「As Falls...」が聴けなかったので“アレ”はハズレだな。

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探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その3

2014〜

そンな大袈裟な事は無いが、多くが廃盤なのは事実。・・・稀に再発されたりするが、見逃すとまた・・・

GET ON THE KIT 2006 性懲りも無く、リズム人種優先政策。マーカス・ミラーの相方だった、プージー・ベル(Dr)バンドの2006年デビュー・アルバム...とCD帯に書いてあるが、2004年発表の「Thinking Outside The Box」は?。

マーカス人脈もゲスト参加してて、まだまだその色が出てる。実験的楽曲もあるが、管入りJAZZ・FUNK曲での躍動感に、右足が「空気ペダル」を踏みはぢめてしまう。

Suga Top 2013 プージー・ベル・バンド、2013年の5th。残りの作品も聴きたくなる心地よさ。

TR06「Rain」冒頭のハーモニクスBassは、Jacoの「Portrait of Tracy」を引用?。TR08「Other Side Of The Game」はエリカ・バドゥが歌ってた曲。TR14「Haven't You Heard」は、まさかPerfumeを意識して?...そんなハズは無いか。

WOODCHUCK 2008 DOM UM ROMAO 1972 / SPIRIT OF THE TIMES 1973 またもや、リズム人種優先政策。天才ジャコ・パストリアスの「少年?」時代の録音と、ウェザー・リポート初期のPer奏者「ドン・ウン・ロマン」・・・と日本では表記される事が多い・・・の2in1。

楽曲・演奏がどーこー言うより、マニアックなコレクション的選択か。しかし、ブラジル人打楽器奏者は“必ず?”と言っていいほどビリンバウを好む。国民的な楽器とわかろうもんね。

MY AMERICA 2010 なぜかバンド名義じゃない、プージー・ベルの4枚目。

変わらぬ芸風・・・かも知れぬが、ワザと?かどうか荒っぽい創りの曲も。

3行空けのために・・・こげなことを

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また【訃報】・・・ジャック・ブルース氏死去、71歳。

20141025

訃報を聞くとアルバムを聴くっちゅうのも、なんだかおかしな感じです・・・って、前にも書いたなあ。でもやはり聴きました。

Jack Bruce Wheels Of Fire 1968 turn it over 1970 持ってるのはこれだけでした。LIVE曲など長尺モノでの“ケンカ腰”演奏は、顔をつき合わせて怒鳴りあってるような迫力。噛み合わせも良かったんだろうなと。

聴いたはずなのに忘れてた、lifetime参加作品。

3行空けのために・・・こげなことを

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DrumSet代わりの“オモチャ”を買いました。

20141104

Youtubeで、また妙チキリンな・・・いや興味深いミュージシャンを知りました。David"Fingers"Haynes氏です。米国のDrumerですが、WEB上ではドラムパッドをリアルタイムで指叩き演奏される方として、有名になっちゃったらしいのです。動画を見ますと、「AKAI・MPCシリーズ」や昔の「ALESIS HR-16」他をスネアスタンド上にマウントし、斜に構えてチマチマ・・・いや、ビシビシ打つ姿が堪能できます。

David 左の写真では、どこぞのPADコントローラーを叩いてます。昔のMIDI遊びを思い出しますが・・・。

氏のバックボーンは、JazzFunk系の印象を共演者の名前から受けました。マシンから聴ける音色は
マシンのマンマですが、生のニンゲンGroove感があります。生Drumも同じように叩けるんでしょう。

3行空けのために・・・こげなことを

ZOOM・TR-123 HARDOFFで3000円+税で売ってて、買ったZOOM TR-123。おいおい、遊休QX-300あるのに・・・。ま、QX...は10ン年来未通電なので、CPU・BATTERY切れ?の恐れ(でも未確認)があるのでと、リクツを付けたわけです。

AKAI・MPC-1000も売ってた。2万円台だが、コンディションまでは解らぬ。これは買いなのか?・・・買いませんけど。

本体とACアダプタのみなのでマニュアルを検索しますと、直ぐ見つかりました。ついでに評価も探ると、案外良いようです。ま、「値段の割りに」も付きますが。なお、1999年発売・定価14900円らしい。おお、これも10ン年前の代物か。

10日間の保証付は微妙で、コンディションの解釈はジャンク扱いのひとつ上レベルかもしれません。暫くは集中して使い倒しましょう。

まずは各PADで発音させますと、おお・・・中途半端だがタップ強弱が付きます。これは期待してなかったので驚きますが、マニュアルにも書いてありましたな。「00番・Basic DrumKit」は、多分テクノ・ハウス系ユーザーを想定したものか、派手なリバーブ付です。全Kitを聴いたのではありませんが、「24・Standard Kit」はフツーっぽくて良さそう。

さて、リアルタイムで叩くには、PADが小さすぎ・間隔狭すぎなのは明らか。忙しくない基本パターンならナントカ指は動くが、よほど稽古しないと凝ったオカズは無理だ。

その後のプチ不満・・・KAKAKUを考えれば、派手だがチープな音質はガマンする。しかし、音色個々の音量バランスがいぢれないみたいだ。

padKONTROL 実はZOOMを買う前日の晩・・・KORGの「padKONTROL MIDI Studio Controller」なる商品を調べていました。David"Fingers"Haynes氏の動画で、これらしき機材も叩いてたのを見ましたので。

まあ、新しくはないが“黒”は現行品で、新品が8000円前後で買えそうです。以外に安いと思ったら、音源を持たないコントローラ機材と解りました。評価もケッコウ良いので気になります。

2行空けのために・・・こげなことを

以後・・・進展なし。やっぱし、リアルタイム演奏よりプログラミング再生に向く。トレーニング中のDrパターン+フィルを“黙々と”やらせるなど。

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チャー (竹中 尚人)

珍しくもニッポンのロックです。多くを聴いてきたわけでもないのですが、ここ数年地上波/BSで、しばしば拝見・拝聴することがありました。
PINK CLOUD時代なのか、その前か(メンバー変わらんけど)定かではないが、カッコ良い演奏が記憶に残っていたのです。

過日、モノは試しにYoutube漁りしますと、結構仰山UPされておりまして驚きます。長尺映像も多く、タップリ堪能しました。

いやこれは素晴らしい。ギタートリオでは、嘗てのジミヘンやCream、BBAあたりのエネルギーと創造性が感じとれます。チャー本人のカッコヨサのみならず、リズム陣のGroove感覚が頼もしい。ジョニーの「垂直?ライドシンバル」は面白〜い。

Free Spirit 1979.07.14 Fighting 80 JOHNNY,LOUIS&CHAR/PINK CLOUD Char 20th Anniversary これら以外にも、BAHOやらPSYCHEDELIXでの活動映像もいっぱい・・・、とても追いきれませんワ。

←奥に見える巨体Bass奏者は・・・

20th Anniversaryステージには、なんとポール・ジャクソン(b)が居りゃあす。これは意外な人選と思うが、どんなツテがあったんでしょうか。チャーのFunky感覚への上質なサポートぶりは見事。

近隣の中古CD店で「何でもいいから」と、テキトーなBEST盤を購入しました。PSYCHEDELIX時代中心だったようで、動画のイメージとはなんか違った・・・。良いCDは中古に流れんのかな?。

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まとめ告白

2014末

真空管アンプで聞く「必然性」が無いような、音楽的嗜好だと自覚しております。確かに、某社製プリメインアンプで聴いていた期間は少なくありません。タマアンプ自作は「別の」趣味なのだ・・・と、認識するに至りました。

リズムセクションばかり聴いて、選んできた「偏り」の自覚はあります。ただ、既に述べたように、彼らのソロ作品で「感動」したモノは多くない。やはり「優れた曲」の中で彼らの素晴らしさが聴ける、といった印象を感じますな。

中途半端で偏った「楽器」体験は、結局何になったのかと自問する事は多い。今も続けているドラムレッスンもしかり。でも「無駄だった」と考える事の方が「無駄」だとも考えます。もともと「成果・結果だけ」を求めて始めたのではないのですから。

2014年末〜2015年以降の音楽体験を音楽体験(3)に書き続けております。偏った“嗜好”は相変わらずで、ご容赦ください。

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