偏った音楽体験(3)

2015〜

↓目次・・・記述の順番は崩れております。ご容赦...m(_ _)m

さほど濃くない、幼〜少年期期の音楽体験ラルフ・タウナーとオレゴン、その人脈(1)探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その1
我が家にステレオが来た。 1971?・・・72?ラルフ・タウナーとオレゴン、その人脈(2)探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その2
Rockの洗礼 1970年代中頃〜ラルフ・タウナーとオレゴン、その人脈(3)探して、見つからなくて、見つかって、買って。・・・その3
好みに変化がパット・メセニーとその人脈(1)探して、見つからなくて・・・
JAZZ・クロスオーバー体験パット・メセニーとその人脈(2)探したら、見つかるので買う・・・
DTMゴッコ(1) 1985?〜パット・メセニーとその人脈(3)【訃報】チャーリー・ヘイデン氏
首都圏勤務時代 1987〜パット・メセニーとその人脈(4)【訃報】ジョー・サンプル氏
DTMゴッコ(2)ジョニ・ミッチェル(1)【訃報】ジャック・ブルース氏
帰郷後 1999〜ジョニ・ミッチェル(2)【訃報】ケニー・ホイーラー氏
R&B(1)シャーデー【訃報】マイク・ポーカロ氏
R&B(2)ジェフ・ベックと新旧人脈【訃報】B.B.キング氏
R&B(3)キング・クリムゾンと、その人脈【訃報】オーネット・コールマン氏
ドラムを習う 2013〜チャカ・カーンとアヴェレージ・ホワイト・バンド【訃報】ルイス・ジョンソン氏
海賊盤DVD(1)チャー(竹中 尚人)【訃報】ウィルトン・フェルダー氏
海賊盤DVD(2)ラビ・アブ=カリルと、その人脈
DrumSet代わりの“オモチャ”を 20141104キース・ジャレットと、その人脈
まとめ告白楽曲“ WHITCHI-TAI-TO ”に絡むアーチストたち
スティーリー・ダン/ドナルド・フェイゲン

昨年末からの音楽体験を書き散らします。

大量の「タンスの肥やし?」的ディスクに、掘り出しモンがあるはずです。時間を作って、聞き返すことを今年の“目標”にしましょう。
なんだか志の低い話ですが・・・


ラビ・アブ=カリルと、その人脈

2014末〜

ラルフ・タウナーとオレゴン、その人脈(2)でも取り上げましたが、レバノン出身のウード奏者、ラビ・アブ=カリルのJazz人脈作品。

昨年からのHP記述の際、10年?振りに聴いたら“惚れ直し”た感の演奏家です。アラブ音楽がモノ珍しいとも言えますが、調査を進めたらJazz人脈とのコラボが結構あるので集めてみました。しかし中途半端?な年代の作品が多く、いささか苦労します。

blue camel Sultan's Picnic チャーリー・マリアーノ(as)、ケニー・ホイーラー(tp)、スティーブ・スワロー(b)、ミルトン・カルドナ(conga)らと、摩訶不思議な楽曲が奏でられます。

スティーブ・スワローがParker社5st-Bassを使用していた頃の録音らしい。oudやbass-oudではなさそうな弦楽器のソロはこの人の音か?。でしゃばらない演奏だが、奇妙な音色。

Between Dusk&Dawn roots & sprouts al-jadida tarab グレン・ムーア(b)との録音が、さらに見つかります。

ラビ・アブ=カリルの作品は、結構多いと知りました。非Jazz人脈作品も同数ほど出てて、そこまでは追っかけてません。しかし、幾つかの作品に参加してる、グレン・ベレズ(Flame-Drum)に注目しました。やっぱり聴き方が、リズム奏者偏りだなあ。

WEB上では「ユニゾンが多い」と書かれる評者もいて、おお確かに。ポリフォニー楽器ですが、聴いた感じでも多弦を掻き鳴らす演奏は少ない。アンサンブルは、やはりユニゾンで奏でられる印象的な旋律が基本でしょうか。

Jazz・Popで親しんできたような広がりのあるコード感は希薄です。Bassパートもユニゾンの一員か、ソロの“底”で、ドローンと?・・・聞こえる事が多い。ただし、BASSソロでは奏者の個性が発揮されますが。

しかし、カリルが奏でるメロディはエキゾチックで、各人の即興も多彩。なにより、リズム楽器がみな素晴らしいのです。初めて聴く音色と技法、そしてメロディ楽器との絡みは実に新鮮です。純粋なアラブ古典音楽とは違うのでしょうが、西洋風Jazz・Popモドキにしないのが良い。

そんなワケで、“如何にも”のアラブ風ジャケットデザインも素晴らしい。大きく引き伸ばして飾っときたくなります。おお、LPレコードならジャケットを飾れるが・・・そこまではね。

Nafas 唯一の独ECM録音、しかしECM常連?JazzManは参加せず。ジャケ絵面はECM風だが、どこぞのピラミッド?か。

グレン・ベレズとSETRAK・SARKISSIAN(Darabukka)の比重が大きいアルバムで、2者の打楽器アンサンブル曲が堪能できます。ラビ・アブ=カリルが控えめなのは興味深い。

SELIM KUSURの笛(nay)と声?も活躍、祈りの音楽を思わせる。

カタカナ表記例が見つからない演奏家のお名前は、ジャケット記載の英字表記を使用。

ラビ・アブ=カリルのプチ年表(Wiki調べ)・・・買った作品

1981:Compositions & Improvisations
1984:Bitter Harvest
1987:Between Dusk and Dawn
1988:Bukra、 Nafas
1990:Roots & Sprouts、 World Music Orchestra: East West Suite、 Al-Jadida
1992:Blue Camel、 Tarab
1994:The Sultan's Picnic
1996:Arabian Waltz
1997:Odd Times
1998:Yara
2000年代以降も続々と新作を発表されるも、見知ったJazzManとの録音が減りました。

3行空けのために・・・こげなことを

Journey to the Centre of an Egg 2005年、久々にpfとのコラボですが、独ヨアヒム・キューン参加。
アラブ風ジャケに見えないが、白い余白中央に“浮き彫り”加工でちゃんとある。

ヨアヒム・キューンのお名前は雑誌などで聞き覚えがありますが、聴くのは多分初めてかと。ベース無しピアノ・トリオのお一人がOudちゅう聞きなれぬ編成。FreeJazzちゅうか実験的な響きで、上で挙げた作品とは異なりアラブ風味が極めて薄く、幾つかの作曲に名前があるので、キューンの趣味?が濃いのかも。ピアノで「変な」音を出してる気がします。

ラビ・アブ=カリルの作品を「コリン・ウォルコット存命時のオレゴン」の“代役”的に選んだのかもしれません。確かに似た響きもありながら、当然全く異なる音楽でもあり、実に新鮮です。ワールド・ミュージック・・・と括ってしまえばそうなンでしょうがね。

アラブ風といえば「飛んでイスタンブール」庄野マヨ、「異邦人」久保田サキ、「SAND BEIGE -砂漠へ-」中森アキナくらいしか存じ上げませんでした。なんてこった。

昨年11月頃、グレン・ベレズ参加の旧作品の再発を知り即予約・・・しかし2014年末の入荷は1ヶ月延期に。中古を漁ると見つかったので、ご無体にも予約キャンセルした言語道断の仕打ちを。

MOKAVE Volume 1 1991 Volume 2 1992 AFRIQUE 1994 グレン・ムーア(b)、ラリー・カラッシュ(pf)、とのピアノトリオ。だれがリーダーとも言えない3作品。

通常のDrセットが演奏されないので、ライドシンバルやハイハットの
キザミは聞こえません。ベレズが叩くFrame Drum他の中に、結構な低音アタックを出す楽器が含まれてるかも。むやみやたら叩きまくらないセンスが粋ですなあ。

ラリー・カラッシュはオレゴンの「Friends」にゲスト参加した人とか、全然覚えておりません。案外カラッ・・・とした演奏でしゅ、○%△$〜・・・

オレゴン人脈で取り上げた方が相応しいのかもしれません。オレゴンで演奏された楽曲もやってますから、ギター無しオレゴンに聞こえます。

Vol.2のTR09、ピアノソロ最終曲「I Would Do Anything for You」に作者名が記されてないので調べますと、スタンダード・Jazzナンバーらしいのです。偏った聞き方してると、そんなことも知らんのさ。しかし検索上位には「Foster The People」という米バンドの楽曲ばかりで、これは別物。

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【訃報】・・・ケニー・ホイーラー氏死去、84歳。

20140918・・・って、遅いよ今頃

この方を知ったのは、ラルフ・タウナーの1979年ソロ「Old Friends New Friends」でした。訃報を知ったのは昨年暮れ・・・。実は以下の2作品もラルフ・タウナー参加で、首都圏在住時(1990年代)購入。モッタイナイ事に以後永らく聞いていなかった。

Deer Wan 1978 ヤン・ガルバレク(ts・ss)や、ジョー・アバークロンビー(g)らのツワモノがヌシを食いそうで・・・一線を越えない好サポート。ピアノ無しで、やや柔軟な曲調・演奏に感じます。

ラルフ・タウナー(12ts-g)参加のTR02は、アバークロンビーと音色が全く異なるTWINギター演奏が中心か。タウナーが自身の作品に、ホイーラーを招く発端になるセッションって事ですな。

AZIMUTH 1977〜1979 ジョン・テイラー(pf)主導と思う、リズムセクション不在のグループ「AZIMUTH」作品集。

録音にリズム要員を招いていないし、メンバーも叩いてないからねえ。しかし、一部ではテイラー自身のシンセやオルガンが加わり、妙な音色でリズムを刻んだりも。メンバーであるノーマ・ウィンストン(Vo)の・・・ヴォーカルぢゃ無いな・・・ヴォイスも薄く重ねてあるようだ。静謐なFree系JAZZというか、訳のワカラン美しさが・・・やっぱりワカラン。

メンバーのホイーラーは出番が少ないなあ。注意深く、思慮深く音を選んでいるかのごとく。3枚目ではタウナーが“ピッチを揺らさない”奏法でテイラーの曲調に貢献します。実際にはデリケートにコントロールしているのかも知れませんが・・・。さらに、独特のカッティングも歯切れ良い。

【訃報】を省いてしまったが、ジョン・テイラー氏は2015年7月17日お亡くなりに。相方?のホイーラー氏を失った後を追うように・・・などと勝手な妄想してます。享年73歳・・・。

Gnu High 1976 追悼の意もある今年の収穫。いわゆるJazzらしい端正な全曲カルテット演奏で、可哀想な事にキース・ジャレット参加が注目されがちな代表作。

先に聞いた「Deer Wan」の前作品でリズムセクションは同じく、ディブ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(Dr)。妙な深読みだが、次作にもこのお二人を招いたのは“ヨカッタ”からかな?。

Music For Large & Small Ensenbles 1990 Youtubeで聴き、グッと来た今年の収穫。

本人+4リズム隊に、Tp×4・Tb×4・Sax×5・Voice×1・・・BigBandとは言わず「Large Ensenbles」を冠したタイトルも憎い。ノリ一発ではない、落ち着いた演奏は聴きモノだが、唐突にFree展開に至り、大人しいだけでもない。実は、Disc2側のDuo〜Trioスタイルの方を聴きサボってる。Youtubeで鑑賞できる同じリズム隊と組んだ、Quintet動画も良かった。永年の相方?ジョン・テイラーはサポートに徹し、メンバー中では若手?のピーター・アースキン(Dr)は実にタイトで、アンサンブルを支えてる。ここでもご本人は地味だなあ。

どの作品も、強烈なインパクトの楽曲やサウンドはありません。しかしホイーラーの潤いを感じさせる美しい音色と、端正なフレージングは爽やかです。ラビ・アブ=カリルの2作品にも参加していたり、Rock畑のビル・ブルーフォード(Dr)作品(聴いてないが)にも関わっているなど、活動の垣根が低い方?。

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キース・ジャレットと、その人脈

スタンダード?トリオの途中以降〜近年の活動は追ってません。70年代の録音を好み、折に触れて収集。そして突如として登場する未発表音源など、困惑しながらも・・・買っちゃいます。

アメリカン/ヨーロピアン・カルテット時代の音源・・・また出ないかなあ。

Hamburg '72 2015 未発表ライヴ録音と称されるが、既に海賊盤が出てたとも聞き・・・気になる。1971年にはデューイ・レッドマン(ts他)を迎えたAtlantic盤、「El Juicio ( The Judgement) 」「Birth」「Expectations」を録音していますが、本作品はなぜトリオなの?。どなたかがお書きになった「あの本」に書いてあるかな?。

なにかを産み出そうと呻吟しているように感じたり、自由な演奏をする喜びに満ち溢れているようにも聞こえる。

3行空けのために・・・こげなことを

BIRTH 1972 Back Hand 1975 SHADES 1976 Bop-Be 1978 CDへの置き換え購入が遅れた米カルテット作品。昨年の「廉価」再販で揃え・・・切れず、Bop-Beのみ今年中古で入手し、完結したかな?。

LP時代に聞いた“はず”の楽曲ばかりだが、ン10年も前なのでまるではぢめて聞くのとカワラン。・・・おお、「BIRTH」のTR02は思い出した。
珍しいというか、何コレ?・・・ヘイデンのBassにワウワウかけてる。

カルテットとはいうものの、幾つかの録音にはギレルミ・フランコ(Per)が加わり、上記4枚のほかでギタリスト参加作もあったはず。アルバム
名義は全て「キース・ジャレット」であって「カルテット」とは詠ってませんね。

若い頃に良く聞いた「生と死の幻想」「残氓」「心の瞳」ほどのインパクトは感じられず、いささか拍子抜けでもある。年食って感受性も相当劣化?したんかと凹むが、聞き続けてみんとね。

Old And New Dreams 1979 Playing 1981 他のデューイ・レッドマン参加作品は、この2枚と・・・。そういえばリーダー作品は聴いてない。

ほとんど聴かない「オーネット・コールマン」の人脈ともいえるグループ?。調べたら、1987年のLive盤があるげなね。

フリーJAZZに分類されるそうですが、楽しさを表現した曲じゃ無くても、聴き直すと意外な“楽しさ”を感じる演奏ですね。演ってる奏者たちが。

Liberation Music Orchestra 1969 HELIUM TEARS 1988 そういや・・・この人もコールマン人脈。上の2作にも参加しているチャーリー・ヘイデン。

訃報で紹介した以外にも多くの録音に参加してるし、リーダー作も少なくない。ベース奏者ってそんなヒトは多いが、この方もその最たる存在か。

政治的メッセージを含む作品云々は、いささか困る。事前情報として知ってしまうと、心理的バイアスが払拭できないのです。「HELIUM...」はタイトルもそうだが、参加人員が微妙。ロベン・フォード好きにはタマランらしいが、ラルフ・タウナー好きにはど〜かな。

Conception Vessel 1973 チャールズ・ロイドや、マイルス作品以外では、キースの他者への参加作品は珍しい。若い頃はサイドマンのお仕事もやってたのですね。

Pfで1曲、flで1曲参加のDuo演奏。チャーリー・ヘイデンも3曲参加しているが、キースとのトリオ編成を避けたのかも。存じ上げないVlとflに、本人ポール・モチアンDr、ヘイデンbの不思議なカルテット一曲は印象深い。

3行空けのために・・・こげなことを

日本だけの分類呼称?と知った“ヨーロピアン・カルテット”の、全て1979年ライブ。

NUDE ANTS 1980 PERSONAL MOUNTAINS 1989 SLEEPER 2012 「NUDE...(邦題:サンシャイン・ソング・・・って、何で?)」は翌年のリリースだが、「PERSONAL...」「SLEEPER」は例の“発掘”音源モノか。

いずれにもスタジオ録音の「BELONGING」「MY SONG」の楽曲は収録されず新曲ばかりです。これで終えてしまうのはモッタイナイくらい。

後者2作は「NUDE...」録音の前月、4月のTokyoステージ収録だそ〜で。実際に旧曲を奏らなかったのかど〜かは解りませんが、他国ではいざ知らズ、ニッポンでは高い人気を得る「MY SONG」からの楽曲を収めなかった事に要らぬ深読みをしてしまいます。

3作全てに収録の「Innocence」「Oasis」を聴き比べるなんざJazzマニヤのやる事でしょうが、正直言って優劣など付け様がない。

witchi-tai-to 1973 Dis 1976 It's OK To Listen To The Gray Voice 1984 ヤン・ガルバレク(ts/ss/fl)のリーダー作のなかで、聴いたのは・・・これだけか。どうやら、共演者で選んでたフシがある。

Magico 1980 FOLK SONG 1981 Magico Carta de Amor 2012 ヤン・ガルバレク参加作品の、ホンの一部。

【訃報】チャーリー・ヘイデン氏死去・・・からの再掲も。左端の「Majico」もCD買ったし・・・。右端は2012年リリースの発掘Live。

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パット・メセニーとその人脈(4)

The Way Up (2005年, Nonesuch)以降、PMG名義作品無し・・・、止めちゃったンかなあ。また、相当の後にREUNIONぐらいするんぢゃろ・・・。

Fictionary 1993 昨年暮れに入手した1993年のライル・メイズのピアノトリオ作品。

美しさ満載、音の隙間からSYNリード・パッドが聞こえてくる気がするが、そりゃPMG聞きすぎの空耳。

アヒノーム・ニニ(Achinoam Nini)

昔買ったライル参加作の「聴き返し」を。

HOME 1980 スティーブ・スワロウ(b)名義ですが、主役は米詩人「Robert Creeley」の“ポエム”かもしれません。1曲目からライルらしいSYN弦が聴けますが、全編を通じてpfはスティーブ・キューンらしい。

短絡的と思われようが「HOME」は、ジャケ写真そのものの“明るい家庭”が詠われているように感じます。意味は・・・わかりません。求道的なディブ・リーブマンのtsも、ここでは柔らかい音色。

Premonition 1992 オレゴン人脈のポール・マッキャンドレス(Reed他)作品だが、スティーブ・ロドビー(b)と共に参加。ライルは全曲でpfに専念し、SYNは他人任せ。

WINDHAM HILLだから・・・との偏見で、美しいが穏やか過ぎ。

When Elephants Dream of Music 1982 ↑「HOME」でもDrを叩いてたボブ・モーゼスのソロ。「The Story of Moses」とは異なるテーマでも、同様の「厚み」を感じます。

共同?プロデュースにパット・メセニー。ビル・フリーゼル(g)、スティーブ・スワロウ(b)、ナナ・バスコンセロス(Per/Voice)、テルマサ・ヒノ(cornet)他、管楽器・打楽器・Voice要員多数参加大所帯メンバー。ライルは「synthesizer」と書かれ・・・ん?・・・pf弾いてないンか?。確かに聞こえんし、どこで弾いている?と思うくらい存在感が無い。

3行空けのために・・・こげなことを

Noa 1994 今年の収穫。PMG PRODUCTIONSからの1994年、世界デビュー作品。ギル・ゴルールドスタイン(Ac)、スティーブ・フェローニ(Dr)、などの共演者から、PMのSECRET STORY(1992年)人脈か。しかしライル独特のシンセが発揮されて、懐かしい。パットのコーラスはドコで聞こえた?。

3行空けのために・・・こげなことを

パットは2012年の「UNITY BAND」を経て、発展形の“UNITY GROUP”に力を注いでいる印象です。

UNITY BAND 2012 発売年に入手し聞いたのですが、実は全く楽曲の記憶が無い・・・。今(2015年に)聴き返してみても、若い頃から新譜を追って感じてきた「ときめき」はありません。

ありがちで短絡的な感想ですが、名作80/81(これも実は再生回数が少ない盤)近似の印象。時代・楽曲・演奏者も異なるが、なぜだろう。

KIN(← →) 2014 昨年2014年の新作です。

PMGみたいに、人員増でまた「厚み」を・・・・?

Tap: Book of Angels Volume 20 2013 こちらは上記の合間のお仕事。異色のコラボと思ったが、古くからその下地はあったよ〜な御託も聞く。

1曲目「MASTEMA」のインパクトは強烈。ビートはプログレRockで、意外にも制御されたNois感が爽快。同曲は「Azazel - The Book Of Angels Vol. 2」にも収録されていて、Youtubeで鑑賞。こちらはviolin、cello、bassの弦楽三重奏でも同質の高テンションが堪能できました。

ジョン・ゾーンの旧譜が2枚あったけど、過激でキツイっす。そしてなぜか、ヒカシュー/巻上公一氏にまでつながり、得体の知れない音楽世界に突入・・・しちゃうのかい?。

THE MUSIC OF PAT METHENY & LYLE MAYS Vol.2 2011 パット・メセニーとその人脈(3)末尾でも紹介したBob Curnow氏の、同系第2作が出てましたので購入。

17年後のVol.2とはね。バンドメンバーも総入れ替え?みたい。リズムセクションは今風にも聞こえるが、管の響きは
似てるな〜・・・って、そりゃアタリマエか。バンマスの芸風なんでしょうが、ビッグバンド物を聞かないので、アレンジがど〜のこ〜のワカランのです。原曲が素晴らしいので楽しめる・・・ちゅうレベルのリスナーでしかないが、イイと思うし、Vol.3も聞きたい。楽曲はまだある。

3行空けのために・・・こげなことを

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探して、見つからなくて・・・

1990年代後半の関東在住時、アナログ盤を購入。ジャケ裏を見なかったら(表だけ見て手放す行為は、良くやってた)買わなかったアルバム。ズバリ、Stickがらみの作品を探していたのです。

kittyhawk 1980 kittyhawk 1980ウラ 英文の単語を“拾い読み”した限りでは、1980年のリリースらしいとか、米LosAngelesが発祥
の地?らしいとか、通常の鍵盤楽器・BASS奏者がいなくて、代わりにChapman・Stick奏者、Lyricon奏者がいるよ・・・かな?。

Race For The Oasis 1981 引き続き見つけたアナログ盤。先のデビュー盤?もそうですが、「EMI AMERICA」からのリリース。

明るくカラッとしたJazzPop演奏ですね。

「Kittyhawk Group Official Website for The KittyHawk Group」を知ったのは昨年。
更にYoutubeのLive動画も見つけましたら、俄然CDも欲しくなりました。が・・・・。

↑のWebsiteでは5作品(Best盤含む)がリリースされている様子ですが、「BUY ONLINE」を覗くと、「CD Baby Music Store」にリンクされ・・・DownLoad販売のみの扱いか。

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また【訃報】・・・マイク・ポーカロ氏死去、59歳。

20150316

永くALSを患ってたことは存じておりましたが、そおか・・・近い世代の訃報は心が痛みます。

Mike Porcaro Fahrenheit 1986 KingdomofDesire 1992 Tambu 1995 livefields 1999 マイクの演奏が聞けるのはこの4作しか持ってない半端さ・・・。

ポーカロファミリーの長兄ジェフや、後任のサイモン・フィリップスらのDr名手ばかりに、関心を寄せていました。手数の多いDrに“対抗”しない、落ち着いたBASSISTだった印象です。

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ジョニ・ミッチェル(2)

なにやら、1983年来日時の武道館公演音源がCD化されるげな・・・ちゅうンで一緒くたに調べました。パイオニアが昔販売してたLD「放浪/ジョニ・ミッチェル」と、同じと思う中身のDVDが出てたんですねえ。

A WOMAN IN THE EAST 2015 今年発売らしき武道館LiveのCDです。こりゃあ多分・・・、当時のFM東京配信の番組「ゴールデン・ライブステージ」で聴いた(エアチェックもした)演奏かなあと。

Refuge of the Roads LD 1984 持ってて1〜2度しか見てなくて・・・プレーヤー不調で以後見えられヘンLD盤(画像はWEB上の拾い物だが同じ)。

原題:refuge of the roads

Refuge of the Roads DVD 2004 同じ原題のDVDです。

収録曲数・曲順・総時間が同じですし、記憶でも同じ年月日のステージ映像と思います。既に出てたと露知らズ。

世間ではあまり評判の宜しくない?アルバム、「Wild Things Run Fast」リリース頃のワールドツアー物ですな。こちとら、その「Wild...」から聴きはぢめたファンなので、ほっとけません。しかしソレに収録の「Ladies' Man」「Man To Man」が歌われてないのは残念。

いや〜今頃知ったのですが、LD盤ライナーにも「VINNIE COLAIUTA:Drums」と書いてありますがな。しかし他のバンドメンバーともども、主役を食わない・・・いや、食えっこない程ジョニの存在感は大きい。古い映像作品「Shadows...」の、あのメンバーでも同様でしたし。

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R & B (2)

今年の収穫CD。

The Meters 1969 近年まで存じ上げなかった、古典Funkバンド、ミーターズ。某著名邦人ミュージシャンによる「Cissy Strut」のカバー演奏動画で知る。日本でもBAND譜まで出版されてるみたいだから、ソノ筋では有名曲と思われるのです。

ガツンとは来ないし、スカスカにも聞こえるし、軽いし・・・。でも、つま先が膝が腰が肩が・・・アタマが動き出すMagicはナンだ。TR08「6V6 LA」はタマの“6V6”の事だげな。新作6V6シングルで聴くと、更にGrooveするってか?・・・m(_ _;)m

何方かが書いてた『定番の「4C: The Chicken, Chameleon, Cantaloupe Island, Cissy Strut」ばかりで・・・』ってのは本当なの?。

FUNK THIS 2007 2007年、チャカ・カーンの原点回帰作品。オリジナル曲と共に、ジョニ・ミッチェルやEWFのカバー、Rufus時代のセルフカバーなど、至れり尽くせりの感。

ソロ活動初期のプロデューサー、アリフ・マーディン没翌年の作品ですから・・・などと、余計な情報は“置いといて”聴きましょうね。

Old Socks New Shoes 1970 BACK TO THE GROOVE 1992 happy again 1995 区別しちゃ叱られるかも・・・の、ジャズ・クルセイダーズと、関連作品。

コレをR&Bに含めちゃあイカンぞ・・・と言われようが、Funkです。中心人物が吹くtbの暖かな音色は、心地よいがFunkyだ。

え?・・・ウェイン・ヘンダーソンって、亡くなってたの?・・去年?・・・。し、知らなかったああああああっ・・・。

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また【訃報】・・・B.B.キング氏死去、89歳。

20150514

持ってない・・・ ええと・・・ナニも持ってません。近年(2000年代以降?)のフェスティバル参加映像を視聴した(録画はしたかも)くらいでしょうか。

BIGすぎて・・・ちゅうのは妙な言い訳ですが、JBとともに“なぜか”聴いてないのです。

グレイテスト・ヒッツ 急遽、近隣の中古屋でテキトー選んだBEST盤。

インパクトは薄いのですがフツーに馴染むし、自然にノレるのです。添付ライナーに、ウィルトン・フェルダー、ジョー・サンプル、ロバート“ポップス”ポップウェルなどの、クルセイダー人員の名を見つけた。おおっと、キング氏の歌とギターをあんまり聞いてなかったけど。

3行空けのために・・・こげなことを

また【訃報】・・・オーネット・コールマン氏死去、85歳。

20150611

The Shape of Jazz to Come 1959 Free Jazz: A Collective Improvisation 1961 Virgin Beauty 1988 左端はLPのみ死蔵。

右2枚のCDを・・・とても久しぶりに聴きました。いや〜・・・良くワカランです。

SONG X 1986 パット・メセニーとの競演作。*曲入りの古い盤です。

これも・・・久しぶりに聴きました。同じく・・・よくワカラン。

Youtubeで「The Shape of...」やら「○△×...」「$%¥...」を聴きました。“ビシッと極めたカッコ良さ”とは別世界と思う“外し加減”は・・・未だによくワカラン。

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楽曲“ WHITCHI-TAI-TO ”に絡むアーチストたち

オレゴンのアルバムにしばしば収録されている“ WHITCHI-TAI-TO ”という楽曲があります。手持ちの中では「Winter Light・1974」「Out of the Woods・1978」「BEYOND WORDS・1995」「Live At Ypshi's・2003」のVer.が御座いました。

楽曲名でWEB検索しますと、上位に来るのがキース・ジャレット人脈で取り上げた、ヤン・ガルバレク(ts・ss)の「タイトルそのマンマ」のアルバム。もちろん録音されてます。

各々の演奏時間に長短はあるものの、テーマは美しく開放的で、陳腐な表現ですが牧歌的に感じます。そこで、作者の「Jim Pepper」さんを“今頃”になって調べましたら、ネイティブ・アメリカンの血筋の方だそうです。

Jim Pepper 1941〜1992 PEPPER'S POW WOW 1971 Comin' and Goin' 1983 “ WHITCHI-TAI-TO ”を含む2枚を入手しました。全曲ではないが・・・いやまあ・・・詩というか・・・ナントカ族で伝えられるお経?のような言葉と、ソレっぽい節回し。ナニが謳われているのやら。

何度か聞いておりましたら、頭の中で文字通り呪文のように渦巻いてしまい、これが結構心地よいのです。

吹き込みの競演陣(ビリー・コブハム、ラリー・コリエル、ジョン・スコフィールド、ナナ・ヴァスコンセロス、コリン・ウォルコット、ドン・チェリー、ダニー・ゴットリーブ、ビル・フリーゼル・・・)は豪華だが、サイドメンに徹して潔い。

更にYoutubeで探しますと、ご本人、オレゴン、ラルフ・タウナーらのライブ動画以外にも、多くのPOP畑ミュージシャン(知らない人ばっか)にカバーされてて驚きました。英Rockバンドのユーライア・ヒープまでも?。興味深かったのは、ジャック・ディジョネット(Dr)自身の歌と演奏の動画でした。

Twelve Moons 1993 海賊盤DVD(2)時の入手ですが、ヤン・ガルバレク・グループ名義で、本項掲題曲を再度の吹き込み。5分少々のコムパクトな演奏で締めくくります。余計?な即興を排して楽曲の素直な素晴らしさが明快です。

Live動画でもこの曲を演奏されてるので、結構お気に入りなのでしょう。陳腐だが空と海と大地をイメージさせてくれるのは、ノルウェーの自然に通じるのかも。

しかしTR01のアルバムタイトル曲は・・・これはもう「ギター無しのプログレRock」と言えそうな雰囲気。ナニ語で歌われているのやら解らぬVocal・・・いやVoice曲、グリーグのアリエッタ・・・こりャあクラッシックのネタ?、Tradが2曲・・・北欧のなんでしょうねえ。ヌシ自作曲と混ざってて溶け合う不思議さはなんだろう。

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スティーリー・ダン/ドナルド・フェイゲン

不純?ですが、ピーター・アースキン(Dr)参加と紹介されたLive盤が発表された・・・ちゅうンで買ったのです。そしたら・・・もう・・・。

GREEN FROWER STREET 1993 いつもながらのリズム陣に偏った聴き方ですが、実に歯切れ良く爽快。WR加入で知ったアースキンですが、その後にこんなお仕事もされてたんですねえ。

ライナーには楽曲リストと、ヌシの略歴?が4行ほど英文で記されているのみ、楽曲途中のメンバー紹介MCでアースキン参加が確認できるちゅう手抜き盤?。

まあ、ヌシの名前の方が良く知られてるはずなので、我ながら妙な動機で買っちゃったモンだなと。同時に、歌は論評なぞ出来ませんが、楽曲の素晴らしさは実感しました。

DISC1・TR05「JOSIE」は・・・聞いた事がある・・・てんで調べますと「iT up / STEVE FERRONE」でカバーされてましたワ。同じくTR10のタイトル曲が気に入りました。これは、銘盤と称される「The Nightfly(ドナルド・フェイゲン)」に収録とも“今頃”知りました。

さて、スティーリー・ダンは何枚か持ってたよな・・・と、ライブラリーを探しましたら、次の3枚が出てきました。いずれも代表作に掲げられるような盤ですな。

うそつきケイティ 1975 aja 1977 Gaucho 1980 聴き返しますと・・・おお、購入(首都圏在住時?)当時にも当然聴いた?はずの印象が甦らない・・・。忘れてたくらいだから、この「音楽体験」で取り上げてるはずも無いな・・・。

3行空けのために・・・こげなことを

The Nightfly 1982 Kamakiriad 1993 Morph the Cat 2006 「GREEN FROWER STREET」のアルバムVer.を聞きたいので、他もついでに新規購入。

Countdown To Ecstasy 1973 Royal Scam 1976 Two Against Nature 2000 前述の1993年Live盤収録曲を含む、オリジナルアルバムの入手に勤しむ。一部まだ未入手だが・・・動機付けが可笑しいって?。

悪しき習慣になっちまったが、WEB上の評判・薀蓄も読むようになってしまいました。絶賛・好感・まあまあ・プチ不満・イマイチ・酷評・・・人それぞれですが、それらが良からぬバイアスになってしまった気もします。困ったモンだ。そして、聴き込めるンだけどすぐ忘れちゃう楽曲と演奏。困ったモンだなあ。

初期のBANDスタイルから、職人演奏家起用へと移行する点はフランク・ザッパ似と感じましたが、使い捨てなんですな。ザッパスクール的な「鍛えられて巣立つ」要素は無いのね。

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海賊盤DVD(2)

性懲りも無く、胡散臭いのに手を出しました。Youtube漁りで注目するのは、日本では発売「されてなかった」みたいなライブ動画です。しかし、オープニングやエンドロールなどが完成品っぽいので欧米では売ってたかも。いや、TV放送だったりして。

JAN GARBAREK TRIO STUTTGART 1993 ヤン・ガルバレク(ts・ss)の1993年のTRIO編成ライブに、1991年の別メンバーとのTRIOライブが「くっついた」映像商品。CH5のClip映像で聴ける楽曲は何だろう。

お皿はTDKのDVD-Rでしたから・・・モロ違法Copyですな。どうやら同一コンテンツらしき商品が、他店でも異なるパッケージ写真で出てるようです。Youtubeでも見られる映像よりマシ(PS3ではMPEG2の6Mbps台を表示)だが、良くは無い。

shopの商品説明ではガルバレクのアルバム「StAR」発表当時の映像と称してます。本音はコレもピーター・アースキン(Dr)参加が購入の決め手、WR時代には味わえなかった「繊細」な演奏が堪能できます。相方のミロスラフ・ヴィトウス(b)もWR出身だが、両者ともWR在籍が長いキャリアの「一部」に過ぎないと思わせる“気負いの無い”パフォーマンスが印象的。

後半1991年のコンテンツでは、マヌ・カッチェ(Ds)とアヌアル・ブラヒム(oud)の変則TRIO。曲名表記の無い2つのパフォーマンスなので、これらの楽曲が収録されたCDアルバムが存在するのかどうかは不明。oudが居るッちゅうだけでは成立しそうも無い一体感が素晴らしい。通常のDrセットに見えるが、マヌが叩くリズムにダラブッカやリクも鳴ってるような錯覚。

JAN GARBAREK GROUP GERMANY 2006表 JAN GARBAREK GROUP GERMANY 2006裏 同じくDVD-R。画質はまあまあだが、アクセプト比が妙。

チャプター無しの1時間57分52秒一気鑑賞はキツイぞ。

こちらはフツーのカルテット編成、リーダー作を多く出してるエバーハルト・ウェーバー(b)の存在感はスゴイ。しかも“5弦電気アップライト”とはね。どんな調弦なんでしょう。Drは前述の1991ライブ同様マヌ・カチェ。ピーター・ゲイブリエルやスティングとの競演歴は存じ上げてましたが、守備範囲の広い方ですな。・・・などと、Drとbしか聴いてないのか、おい。

前述の「Twelve Moons 1993」ともども、釣られて一気に買った音楽CD、海賊盤ではない。

StAR 1991 Visible World 1996 In Praise of Dream 2004 「StAR」だけ人脈が違うし、鍵盤・電子楽器抜きトリオ。JAZZYでもBLUESYでもFUNKYでも無いけど、FREEとも異なるあの一体感。
不思議だ。

上の1993年DVDに挟まれたClip映像は「Visible...」のTR01・Red Windでした。

意外と言っちゃアレですが、マイルス競演で知ったマリリン・マズール(Per)姉さんが好い味出してます。米国生まれだがデンマーク育ち・在住?とも知ったけど、「近いから呼んだ」だけぢゃなかろう。

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また【訃報】・・・ルイス・ジョンソン氏死去、60歳。

20150521

訃報を知りませんでしたあ・・・・・っ。

BASS体験初期の、憧れのお方。「ブラザーズ・ジョンソン」での活動よりも、クインシー・ジョンズ他、各方面に渡るセッションワークでの印象が強いのです。あのデカイ手(体格も立派)で、MusicMan・StingRayを叩くお姿が目に浮かぶ。合掌・・・。

ルイス・ジョンソン BLAM!! 1978 The Dude 1981 左の2点以外に、既述の松任谷由実作品他、参加作品持ってるかも。おお・・・あの教則ヴィデオもある。

思い出した。故ジョージ・デュークの1983来日ライブに同行し、
某サイトでYAMAHA・BB CUSTOMと鑑定?されたBASSを叩きまくって、弦切ってたシーンあり。

↑の“ナチュラルフィニッシュ”スティングレイ以外にも、3TSBスティングレイ、セイバー、フェンダーっぽいのや、Gibson・Ripperモデルらしきのやら、幾つかのBassを弾く(叩く)姿がYoutubeでも確認できました。でも、昔、音楽雑誌で拝見したマシンガンみたいなオリジナル“Thunder BASS”を持った動画は見つかりませんなあ。

Louis Johnson - bass slap lesson 1985 件の教則映像を久々に堪能。発売直後らしいスティングレイの“芯”のあるスラップが満喫できます。

首都圏勤務時に買った国産EXモデルも似た音ではありますが、あんなPLAYはできっこない。映像では左手親指で4・3弦まで押さえてます。出来ないのはソレだけぢゃないが・・・。

晩年?らしき100kg超間違いない体格の動画も見て愕然。死因は明らかにされておりませんが、健康状態に不安があったのでは?と思わせる太り方・・・。同様の懸念を感じる“憧れの音楽家”方々の無事を祈るしかない。

余談ながら、デニス・チェンバース氏(Dr)も「命に関わる」大病を克服されたばかりと知りました。ワシも気をつけにゃあイカン。

また【訃報】・・・ウィルトン・フェルダー氏死去、75歳。

20150927

事情は存じ上げませんが、ウェイン・ヘンダーソンが抜けた「クルセイダーズ」と、袂を分かったウェイン・ヘンダーソンが立ち上げ?た、90年代の「ネクスト・クルセイド」と「新?ジャズ・クルセイダーズ」の両方に参加していた真意は知りたかった。

Wilton Felder Court and Spark 1974 The Hissing of Summer Lawns 1975 ご自身のソロ作品は・・・あああ・・・持ってません。

クルセイダーズ関連作品の中でも(ts)以外に、Bassを弾いてらっしゃる事は存じておりました。今調べたら、ジョニ・ミッチェル作品の幾つかでも(b)で参加とは・・・2枚持ってましたが、全く気付かズ。

今年は訃報多過ぎ。青年期に親しんだ憧れの演奏家も、既に70歳代の方ばかりです。そして同年代でも・・・堪えるなあ。

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R & B (3)

再び今年の収穫CD。

「Cissy Strut」で遅まきながらハマッたバンド、“Meters”。

Nocentelli live in SAN FRANCISCO 1997 そのギタリスト、レオ・ノセンテリ名義のLive盤が見つかりました。

十八番の「Cissy...」他Meters曲と自身のオリジナルをFunkyに、「ケセラセラ」カバーをbluesyに、そして意外なJazzyさも醸し出してます。Metersのジグ・モデリステ(Dr)参加が嬉しい。

LOOK-KA PY PY 1969 STRUTTIN 1970 THE METERS 5cd 1972-1977 勢いが止まらず、追う。これで全部か?・・・いや、まだ出てるらしい。ネヴィル・ブラザーズも追うかど〜かは未定。

「STRUTTIN」からメンバーがVo曲を手掛けるンだ。以降すこしづつ歌も上達して、微笑ましいちゅうかナンちゅうか。

余談ですが、自身が習うDrスクールの「スタジオ・カフェ・ルシール」さんで来年、練習生向きの発表会が予定されてます。で、課題曲に選んだのが「Cissy Strut」。言っちゃ変ですけんど、先生はご存じない演奏家/曲でした。でも「カッコいいね〜」だ、そうです。そして、あの特徴的なパターンをすぐ譜面にされて・・おおッ、さすが・・・と舌を巻く。

反復練習(基本的には2パタ〜ン)でナントカ叩けるようになって、休憩(右脛が攣りそう)の後・・・なぜか直ぐには叩けまヘン。え?・・あれ?。 アタマと体に回路が出来て無いンですね。やっぱし反復練習しかない。なお、超有名曲なんだと実感したのは、カバーアーティストの多さと共に、各種楽器の教則Youtube動画でも明らか。余計なウンチク、セカンドラインなんたらも知ったが、Drの腕は相変わらずですがな。

Fiyo on the Bayou 1981 Yellow Moon 1989 際限無き新規購入・・・。結局追っかけてしまうネヴィル・ブラザーズであります。

年代もあろうが、意外なモダンさも。

5行空けのために・・・こげなことを

ミーターズ、ネヴィル・ブラザーズに入れ込んでる最中に、両バンドに関わる重要人物、アラン・トゥーサン(pf・Vo・producer)の訃報。
2015年11月10日、享年77歳。

Allen Toussaint Southern Nights 1975 ミーターズを聴いたのちのウンチク検索で知りましたので、如何なるアーティスト・人物なのかは無知でした。慌てて?代表作品「Southern Nights」をYoutubeで試聴しました。、で、やはり買う。

悪い癖がついたモンで、検索しまくり。なんと死地マドリッドでの「前日」のLive映像がYoutubeにアップされてました。このような接し方はど〜かとも思いつつ見てしまい、いささか後ろめたい気分。

Party 'Til You're Broke 1981 Stompin' at the Savoy 1983 際限無き新規購入・・・。CK不在のRufusは・・・ゲストで釣る方針?・・・では無かろうが、
ルイス・ジョンソンも参加。しかし・・・。

ヤッパシCK・・・では無かろうが、再び共演。旧代表曲タップリのREUNION?ライブ。「What Cha'Gonna...」のRufusバージョンは意外ににも柔らかい印象。

Drスクールの練習発表会用に「もう一曲やらん?」などと聞かれ、「やる。」と言っちゃったのがチャカ・カーンの「What Cha'Gonna Do For Me」。テンポが緩いAWBバージョンや、N・ドヘニー版の方がラクかもしれません。16beatキザミのHiHatはキツイぞ〜。O/Cもビシッと決めンと間が抜けるぞ〜。

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探したら、見つかるので買う・・・

今年も結局は・・・仰山買ったなあ。

Youtubeでトニー・ウィリアムス(Dr)関連の動画を漁っておりましたら、トリビュートバンドと称したLiveを発見。ジャック・ブルースの訃報で取り上げた、トニーのバンド“ライフ・タイム”を再現?するプロジェクトに、故・ジャックと共にリズム隊を組んでたのが、ここでご紹介するシンディ・ブラックマン(Dr)です。

another lifetime 2010 SPECTRUM ROAD 2012 調べたら、レニー・クラビッツのPVで記憶に残る、気合たっぷりの女性Drumerでした。

些事ですが、レニーのバンドではマッチド・グリップしか見えませんでしたが、見つけたその他の動画では圧倒的にレギュラー・グリップでのスタイルで叩いてます。元々はJazzを勉強されていた方だったのですね。

「another...」のベースはベニー・リートヴェルド(サンタナバンドでのツテか?)ですが、次の「SPECTRUM...」でジャック・ブルースご本人との競演。ほぼ最晩年のお仕事だったのか・・・、トリビュート動画でも高めのスツールに「半ば」もたれ姿勢での演奏。バンドメンバーとの丁々発止はキツそうだが、サウンドの要に徹してる。

トニーのライフタイムそのものがRock指向にイってた時期なので、上記2作品で聴けるアプローチもそのまンまRock・・・それも、実験色が濃くプログレっぽい。いや、手数多いし、かなりウルサい演奏。

余談だがサンタナのバンドでも叩いてたそうで、その後の馴れ初め云々のWEB情報も読んでしまいます。求婚を受け入れてくれてヨカッタすね、カルロスさん。

これまた余談ですが、サンタナバンド不動?のコンガ奏者、ラウル・リコウ氏が2015年11月に亡くなられたと知りました。メンバー交代が著しい(永年やってりゃ当然か)中で約35年も在籍されたそうです。合掌・・・。

次は、この頁では取り上げていなかった演奏家、アルフォンソ・ジョンソン(b)。なお、12ページ目でも少々書いてますが。

“LIVE”ON TOUR IN EUROPE 1976 Alivemutherforya 1978 いずれもビリー・コブハム(Dr)名義ちゅうか、ジョンソンは目立たない。Wether・Report脱退後のソロアルバムと並行して、こんなお仕事も。

Youtubeで、左Live盤収録曲を含むモントルーでのLive動画も堪能できて嬉しい。Stickを演るジョンソンが観れるのはこれだけか?。ザッパバンドを辞めて間もない頃のジョージ・デュークの芸風には、Zappa臭を感じたが。

右はスーパーセッション風人選で、各人自作曲の持ち寄り、盛り合わせゴッタ煮アルバム。皆の演奏は凄いが、ジョンソンの作は1曲かね。

Bobby & The Midnights 1981 なぜか米Rockバンド、グレイトフル・デッド人脈?作品に、ビリー・コブハム共々参加。

Vo入りのRockだがリズム陣お二人もRockしてて、知らなきゃJAZZ・フュージョン畑とは気付かないかも。でもコブハム怒涛の高速・高密度フィルインが時折爆発して・・・ジョンソンは地味。

Blue Light Rain 1998 Laughing Water 2001 「jazz is dead」のYahoo翻訳では“ジャズは死んでいます”だって。
Wikiで「instrumental Grateful Dead cover band」と解説されている内の2枚。

3枚目はLive盤と知るが、Amazon以外では見つからズ、高いので買ってない。なを事情は知らぬが、2枚目以降にコブハムの名が無く、Rock畑のロッド・モーゲンスタインに交代。スペシャル・ゲストの中にデレク・トラックスの名が。

だからなんなのさ・・・ですが、聴けるのは上質の楽曲と演奏。本家デッドを聞き込んでないまま遭遇した事が良いのかど〜なのかワカランが。1枚目ではネタ切れなのか、コブハムが昔の自作曲「Red Baron」をセルフ・カバーでネジ込んでる?。

詳しくないけど「ジャム・バンド」ッぽくて、よりデッド風に思えるのが2枚目。言葉にしづらいダラダラ感さえも心地よい。メンバーによる楽曲もあるようですが、単にデッド曲をやってないだけの「ジャム演奏」を吹き込んでるみたい。ジョンソン作の「6b」などは、ロッド(Dr)と二人だけの丁々発止曲。

デッド作品持ってないし、WOWOW放送のLiveくらいしか視聴してまヘンから、順番がおかしいって。これから体験して手遅れではないと思うが。

余談だが2枚目(1b)で聞けるベースはエレアコかも知れぬ。もしくはアップライトのエレキか?・・・音色が明らかにちゃいます。

The Meeting 1990 いわゆるスーパーセッション物だが、パトリース・ラッシェン(pf・kb)主導?と思しきJAZZ・Fusionバンド、The Meeting。1990年のリリース間もない頃に国内盤を買ってるから、音楽雑誌(多分BassMagagineか?)なんぞで見聞きした?。

アルフォンソ・ジョンソンWR在籍時の旧友、レオン "ンドゥグ" チャンクラー(Dr・・・サンタナバンド時代は共演してたかなあ・・・未調査)とのゴキゲンなグルーブが堪能できました。

Update 1995 ワン・プロジェクトかと思ってたら、次作品が出てたんですねえ。しかし、ここにジョンソンの名が無い・・・。

BASSはフレディ・ワシントンに交代してまして寂しいし、業界用語?で言う「スムース・ジャズ」風。しかし印象的な楽曲がありますよ。

勝手な言い草だが、一つトコに落ち着かない印象の“渡り鳥”ベーシスト?。ただ「Jazz is Dead」名義の2015年Youtube動画を見たので、帰ってきたのね。

え...と、以下は翌年の入手の盤ですが、アルフォンソ・ジョンソン参加目当てなのでここに。

Great Sky River  運良く“買える金額?”の出品をGET。

先のスタジオ盤収録曲とはほとんど被らず、デッド曲中心の演奏。しかし全3枚とも曲の印象より、演奏の凄みが印象的。神業・超絶技巧などとは異なる“噛み合う心地よさ”が伝わってきます。これを本家デッドら、ジャムバンドたちが示してきたのだろうか。

Live: 1976 From Nyc Hofstra University 注文して、まだ届かない盤。入手可否未定で待ってるが、ポイント利用店のためキャンセルを躊躇う。

同じステージ音源と思ってる「Billy Cobham & George Duke Band 1976 Hofstra University, Hempstead - from YouTube」を聴きました。同じメンバーの「“LIVE”ON TOUR IN EUROPE」とダブリ曲なし、最終TRはアルフォンソの1stからの選曲で、意外だが嬉しい。

届きました。Youtubeと同じ演奏です。なお、コブハムのソロ数枚にも参加して幾つかを聴いたのに・・・印象が希薄・・・。

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あ〜あ、今年もリズムセクションばっか聴いてきた気がします。そして・・・今年録音された「新譜」は皆無(今年発売の旧音源?はあるが)で、時代に取り残されたウラシマさんかも。

引き続き音楽体験(2016)も始めましたが・・・いささかマンネリ化してるかも。いや、してるってもう。


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