血液の循環 
冠元顆粒
(かんげんかりゅう)
こんな症状の場合
中年以降または高血圧傾向のある人の次の諸症:頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸
中国漢方では、血液のめぐりが悪い事を「おけつ」と呼びます。
「おけつ」は体の機能を乱す万病の元。まずはそのシグナルである「痛み・しこり・黒ずみ」をチェック。
特徴:中年以降の方、高血圧傾向の方の多くには、血液の循環が悪くなり、頭痛,頭重,肩こり,めまい,動悸といった症状があらわれます。中国の漢方医学ではこのような状態にある人を「おけつ症」といい、血行を改善するために用いられるのが「活血化お」という方法です。冠元顆粒は丹参をはじめ、センキュウ,芍薬,紅花,木香,香附子の生薬を原料として作られた中国の薬です。
○食生活がサラサラの血液をつくる
血液をサラサラに保つためには、血をきれいにして流れをよくする食品を、毎日の食生活に取り入れることが大切です。


………食生活で改善…………………………………………………………………
しょうが、ねぎ、にんにく、らっきょう,にら、玉ねぎ、トマト、なす、春菊、アスパラガス、唐辛子(とうがらし)など、香りのある野菜や、さば、いわし、かつおなどの青魚、うなぎなどは、血液サラサラの効果が認められています。
○適度な運動も、血行を高める
体を動かさずにいると、それだけで血の巡りが悪くなる原因に。血行をよくする為には、日頃から適度に体を動かす習慣をつけましょう。おすすめは、ウォーキングや水泳などの有酸素運動。ストレッチと組み合わせるとより効果的です。

○ストレスは大敵。上手に解消を
腹が立つと頭に血が上ることでもわかるように、ストレスは血の巡りに直接影響を与えます。血液をサラサラに保つには、なるべくストレスを溜め込まず、上手に解消する事が大事です。
○血液サラサラの漢方薬を味方に!
漢方で言う「血のめぐり」の改善に用いられるのが、「活血薬」といわれる種類の漢方薬です。その代表選手ともいえるのが、丹参(中国産サルビア)などの生薬や、これを配合した「冠元顆粒」です。活血薬は、血のめぐりの悪さから来る肩こりや頭痛といった症状から、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科疾患、心臓血管系の病気などの症状を改善するために使われます。活血薬として、「桂枝茯苓丸」「血府逐於丸」「桃核承気湯」なども使われます。