6AC5-GTシングル実験

20180627〜


目次

6AC5-GTのおさらい
実験 201807xx〜
製作 201809xx〜
測定 まだです
試聴 まだです〜
水増し実験1.
水増し実験2.
水増し実験3.
水増し実験4.
水増し実験5.


はじめに

知ってはいたけど真面目に考えようと思わなかった掲題球でした。2T81や、同じとは言えんけど似た要素を孕んでると思う4B20の「大タマ」実験経験があるので、今更・・・てな“上から目線”的態度を自覚しないでもない・・・m(_ _)m

今年の2B33シングル(実態はUY-807A)による三結カソホロドライブ実験を経て、UL接続時には気付かなかったプラスドライブのオモシロさを再確認した気分なのです。とって付けたような理由ですが、思い出したのは学徒時代の807アンプに使って解体、以後遊休→死蔵の「76」が2本。掲題球で遊べるがや・・・てな動機で。

目次の「水増し実験」プランは、情熱と根性次第。ネタはあるンですが・・・。


6AC5-GTのおさらい

20180627〜

その気になったのはイイけど、国内Shopでの扱いが見つかりません。ebayやら海外Shopでは見るのにね。WEB検索やらラ技MJ誌での作例は結構見るのですから、ある意味プチ好事家ネタとして手頃だった感じです。ただし・・・イマドキ流行らない球種って事なんでしょう。あ〜あ
・・・もう手遅れッてか?。

しかしヤフオクで出品を見ます。これも今頃?ってな態ですが、各種手続きの煩雑さや取引システムのお勉強を経て落札にコギ付けました。メデタシメデタシ・・・と小躍りしつつも,図に乗ると更なる泥沼にハマる気がしますな。(ハマりました。今はこれ以上書けぬ)

6AC5-GT 届きました。文献写真やWEB画像で拝見するが、手に取って眺めるのはお初の地味なタマ。ASANO氏が取り上げなかったら、もっと地味な存在のまま埋もれてたのでは?

今月になって調べまくッた限りでは、いわゆるカーボンスート球が大多数っぽいなかで、クリア球混じりのが落札できたのです。だからなんなのさ・・・ですが、そりゃあ中身を覗きたいから。

6AC5-Gだったら76と合うST-12バルブらしいから探してみますが、見た出品は直ぐ落札されてしまいました。ebayのを買う程こだわり無いから諦めました。でもチョッピリ未練はある。

JAN球は・・・どんな軍事装置に使われてたんでしょうか。単純にSP鳴らしてたンかな?

自身もそうですが、ASANO氏の書籍による影響力は相当なもので、記事/WEBページの多くに氏の名前が拝見できます。ちゅうかソレ以外にインパクトある元ネタを存じ上げません。

負荷線計算 定番動作例での負荷線計算してみました。

ebmax≒460V。そしてebmin≒45Vと読みました。ダイナミックカップルドではカットオフまで振れないと思うのです。したがってibmin≒2.5mAを想像、下限値と解釈します。動作条件設定ではど〜にも出来ぬ領域ですな。で、何か勘違いしてるかもしれぬ3W出力?

ドライブ方法によってはホンの少しある負領域を利用できそうだと考えますが、些細な差を求めてまでやる意味あんのか?てな脳内別人格のつぶやきが・・・。

シングルでコレ以外の動作条件の作例を見ない、判を押したように窮屈なタマ。ワシも考えない。そして、負荷線計算する意味も自問中・・・。コマカイこと考えるタマぢゃねえだろッ・・・と、言えなくもない。

コンディションテスト1 教科書的個別テスト回路。電圧増幅管ではサボってたゼロバイアス特性も、一点だけ調べました。76サンプル@は・・・バテ気味?

6AC5-GTの方はEb=50V・Ec1=+30V時も見てます。たった二本づつのサンプルですが、
多分大丈夫・・・と思うことにする。

標準球に近いとおもはれるJAN球は76Aと、クリア球は同@と組めばヨカロウと感じるタマタマのバラツキ。

コンディションテスト2 RCA指定によるダイナミックカップル回路風。OPTの1次DCR相当として270Ωを挿入したが、短絡時にEp=250Vへ上昇しても出力管のIbo増加が指針に見えず。rpの高さが伺われます。

6AC5-GT単独のEb変化には鈍いけど、実態は76も一緒くたに変動する使い方ばっかし。
±5%の・・・237.5〜262.5V変化で、6AC5のIboは28〜33mAに変わりました。

拝見できる作例での球の個体差は・・・概ね隠蔽されてますから、この状態がどんなモンか分からないのです。でも76AとJAN球組は標準動作例に近いと思いますし、タマタマのバラツキがマッチした76@とクリア球組も、エエ塩梅に思えます。ラッキー。なお、以上は、静特性テストですから、ハムや歪みはわかりません。

6AC5のIb値が外れたら、76のグリッドを接地電位に拘らずADJするつもりでした。しかし、指定回路の簡便さが特徴なんだから、小細工すンな!と仰るご仁はおられるぢゃろう。

コンディションテスト画像76+6AC5-GT 周辺部品が少ないので、こんなにサボってる実験の風景。傍熱管だからと76は横置き。

両者とも古典球の範疇なのやら・・・よく解りませんが、計器の指示は安定してます。着手中→仕掛品に沈んだ8417ULppで感じたヒヤヒヤドキドキが無く、おおらかで落ち着いた印象のテストでした。こうした実感は音を聴いた時、心理的なバイアスになりそうなのです。困ったモンだが、偏った感性かもしれぬとの自覚はある。

掲題球の故事来歴蘊蓄トリビア・・・は、大元のASANO氏文献をご参照願いたいが、WEB検索すりゃ更に突っ込まれてるな〜的記述も読めますから、ソッチにお任せする立場でございます。う〜ん、おさらいになったンだろうか。

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実験

201807xx〜

マットウな76ドライブ実験です。

実験機画像 76→6AC5-GTのコンディションテストにOPTを挿入しただけ。初段無し、24Vrmsまで出る445治具使用。

気安く使える7kΩシングルOPTの、PMF-10WS。1次フルタップ使用は初めてで、5kΩ使用時の高域凸凹が大人しくならんかなと、プチ期待。その気安さに甘えて嫁ぎ先が決まらぬ不憫なOPT。本件に決めてもイイかな。

このスタイルでどこまで引っ張れるか・・・って、自慢にもならないけど、これ以上は無理だろうトコまで続けそう。その時また考えます。

実験1.回路 標準動作例に近いだろう、76A→JAN球の組みから。

前言撤回。76のプレート側に電流波形観測用の100Ωを足します。頭ン中では、76のプレート電流波形=同カソード電流波形=6AC5-GTのグリッド電流波形なんですが、さて・・・。

前言撤回。OPTの電源供給側に電流波形観測用の22Ωを足します。頭ン中では、76のプレート電流=同カソード電流=6AC5-GTのグリッド電流を含まない「6AC5-GTだけのプレート電流」波形が見えると思うが、さて・・・。

76→6AC5-GT→OPT2次8Ω出力までの利得は、約−6.5dbでした。諸先輩方々の作例もそんなんかな〜・・・ど〜なんかな〜・・・

76AとJAN球組みTHD1 定番3周波数の歪み率特性。10%を許容して3W「くらいは出た」結果。

0.1Wほどで見られるカーブの不連続性は、諸先輩方の作例でも拝見した記憶。何が起きてるのか気にはなるけど、ウチだけぢゃないンだ・・・と妙に安心。おいおい・・・

445治具込みのNoiseは、泥縄実験の常?なのか安定せず。でも0.1mVrms未満ではあり、最小測定レベル点でもアナライザのモニタ出力に歪みが見えます。100Hzの小レベル時乖離はOPT由来っぽいのですが、その為だけの調べ方はしてませんなあ。

76AとJAN球組み動作特性 各部(一部か?)の出力対動作特性。JAN球のIbと76AのIb=同Ik=JAN球のグリッド電流(と思ってる)、そして76Aのカソード電圧=JAN球のバイアス電圧を調べました。

↑の歪率特性に横軸を揃える意図で、片対数グラフに。数値の「動き」が見え始めるのは2W近辺ですが、0.1W前後に微細な変化もございました。しかし読み取り数値の再現性は乏しく、悩んだ末「均して」おります。う〜ん・・・歯切れ悪ゥ・・・

↓に、1V/2V/4Vrms出力時でSAVEした8Ω負荷電圧波形と、アナライザの歪みモニタ出力波形を。

76AとJAN球組み・0.125W出力 76AとJAN球組み・0.5W出力 76AとJAN球組み・2W出力

2次3次と、他にもナニやら含んでそうな歪み波形。2W出力時すでに波頭の湾曲が進んでます。クリップ側(クリップしきってはいない段階だが)先行の歪み方と見ましたが、これ以上ではカットオフ側の湾曲も加わり・・・切れの悪い上下波頭の潰れが進行する態。何Wが上限なのやらハッキリしません。歪み波形でもイマイチ区切りが見つかりませんでした。

76AとJAN球組みTHD2 1kHzだけですが8Ω負荷出力と、その時の76Aの出力電圧歪み率を。

はっきり言や、76の出力歪みそのものが大きい。言い訳っぽいが、信号源の歪み率は0.00125W以上の測定点で0.01%未満(80kHz・BW)です。多分、6AC5-GTの「入力インピーダンス」が低く、76には重い負荷(負担)なのだろう印象です。6AC5-GTの責任もあろうが、低歪みでドライブされてりゃ結果は変わるだろう予感です。

↓は、1V/2V/4Vrms出力時でSAVEした6AC5-GTのグリッド入力電圧波形と、アナライザのモニタ出力波形です。

さらにその↓は、1V/2V/4Vrms出力時でSAVEした6AC5-GTのグリッド入力電圧波形と、76Aのプレート電圧波形を・・・。

76AとJAN球組み・0.125W入力 76AとJAN球組み・0.5W入力 76AとJAN球組み・2W入力

76AのibとJAN球組み・0.125W 76AのibとJAN球組み・0.5W 76AのibとJAN球組み・2W

波形歪みを無視して、デジタルオシロの実効値演算数値から得た6AC5-GTのグリッド入力インピーダンスは、2W時で1.5kΩと計算しましたが、そりゃあ76には重た過ぎなのでは。ちなみに静止時の12.7Vdc/5mAdcで無邪気に計算した“直流抵抗”値は2.54kΩ・・・これでも重い事に変わりない。

ASANO氏文献では6AC5-GTが19xx年ごろの球かと。76以外の選択肢がなかったのかどーか知らンけど、妄想的に6J5-GTなんぞを選らんだとして(当然6AC5が歩み寄る設計となろう)も、ちょっとマシになるくらいかな。まさかPp=10Wの出力管用に、10W級の“強力”な前段管を置く気にはならンぢゃろう・・・などと。ありていな既存管76で安く済まそうってな意図を邪推してしまうのです。

76のカットオフ近傍の波形1 76のカットオフ近傍の波形2 6AC5-GTのグリッドとプレート電圧をデジタルオシロのDC結合で観測。波形が演算数値に被らぬよう、GNDラインは最下限から1div上に置きました。

演算数値は0.2Vキザミの粗〜い設定ですから、正確にEc=0Vを表してるとは思いませんが・・・大まかな掴みにはなるヤロと。

静止時のグリッド電圧は12.6V指示してましたから、Vmax>25.2Vは正負非対称ドライブの再確認?できました。プレート電圧のVmax及びVminは・・・机上計算に満たないけれど、近いトコまで行ってると甘い見立て。まあこのォ・・・2.7Wを・・・最大出力と判断するのですが・・・。
あああ・・・歯切れ悪ゥ・・・

出力トランスの1次B端子側に挿入しといた、22Ωを利用した測定はしてません・・・無駄でしたな。あああ・・・歯切れ悪ゥ・・・

歪み偏重意図の実験態度が見え見えでしょう。以下はあっさりと流す。

76AとJAN球組みF特 開示データがオーザッパなOPTですが、低域下降カーブからの逆算推定1次フルタップのLp≒30Hでしょうか。ソコソコ大きい印象はあります。

1次フルタップ使用で高域凸凹緩和・・・の期待は空しくも、こ〜ゆ〜OPTだ。まだ2次フルタップ使用(Zp=3.5kΩだ)を見てませんけど・・・本件で調べる気にはなれません。

実験回路に書き忘れてますが。入力部の低域制限は0.22μF*470kΩ≒1.54Hz−3dbです。

76AとJAN球組みZoのF特 手抜きのON/OFF法による10Hz〜100kHz時の出力インピーダンス特性です。高インピーダンスの測定を注入法でやるのがシンドイから。

最高インピーダンスの37Ωから簡易逆算した6AC5-GTのrpは、大体30kΩ台と見ます。精密に計算しても高い事に変わりは無かろう、などと言い訳・正当化にはご理解を。

そう言やァ・・・OPTのB側に、電流計と22Ω入れッぱなしでしたワ。
で、それがナニか?ってなもんだ。

76@とJクリア球組み タマタマ適合組。76@の利得は−2.6dbでしたが、クリア球の差でトータル−7dbの感度。コンディションテストからの予想はハズれたのです。

76@の歪みが低レベルでも大きく、結果を支配してる印象。その責任が76@なのか6AC5-GTクリア球側なのかは未調査。でも異常な事が起きてるって程でもないよ〜な・・・。

この後、76のバイアスADJで76@+JAN球組を、そして76A+クリア球組も調べるつもりでいたけど・・・情熱は萎えました。76@+クリア球の責任追及が出来るかもとは思うけど、ソコまでして犯人探しする気は失せました。気分が乗らないから調べないってのは正しい実験態度では無いと分かってても、・・・省く。

以上ここまで菊水PMC18-5AによるDC点火実験でして、AC点火ハムを調べ忘れております。以下、その結果をザックリと。

76@→クリア球・全AC点火・・・0.06mVrms/8Ω
76A→JAN球・全AC点火・・・0.07mVrms/8Ω

76入力部の0.22μF上流とH巻線は接地電位ですが、これならDC点火する必要はありません。AC点火派諸氏方々からの突っ込みは避けられますな。でも初段だけはDC点火しよ〜かな〜・・・。

76はさておいて、6AC5-GTが2本だけっちゅうのが気になってました。RCA球と同じ出品者様のは安価で、コレも嬉しい事にクリア球が2本のSTLVANIAを↓3本落札。

追加のSYLVANIA球3本 SYL球のコンディション 76サンプルAとの組み合わせでテストしました。SYLVANIAのサンプルA(カーボンスート球)が0.5mVrmほどのHハムを出します。微妙な値なので悩ましいが、DC点火したくなる。

同クリア球のサンプルC/Bは、RCA球2本に劣らぬ低ハム。電流値の違いを考えると・・・サンプルAは、いささかハズレっぽい感じの印象の気分が否めない。

Hハムが少なく動作的にも大丈夫な4本が得られたので、無理してDC点火する必要があるか?ッてな迷いが残ります。拵えながら、上手くシャーシ内部に収まるなら組み込んでおこうかなと。

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製作

201809xx〜

味を占めたヤフオク漁りで、平田電機タンゴ・U-608を入手。実はその前にU-708の出品も見て入札するも・・・競り負け。どんだけ高くなっちまうんだ〜・・・てな思いは、皆さんもご経験されたンでしょうなあ。

その他基幹部品の調達と手持ち部品の発掘?も進めていたので、製作に踏み切る動機づけにはなりました。妄想している水増し実験は多々残っていますが、それらも可能なスタイルも盛り込んで拵えます。

落札したU-608 Lpだけは大きそうなPMF-10WSでも良かったかもしれませんが、ど〜もあの高域凸凹がイヤ。別にその音がどーこー(聴いてもいないし)でわないが、はっきり言えば格下と決めつけます。

U-608を使うのは初めてですが、某サイトでかなり精細な実測データを拝見しており、高域特性は優れていると見ました。平田電機時代の最廉価品と思われますし、U-808を“標準的”に考えているので明らかな下位モデルですが、決して低品位ではないとの印象なのです。

ちなみに6AC5との組み合わせ事例も散見され、頃合いかとも思います。

Lp≒10〜16Hとのデータも拝見するので、低域特性はPMF-10WSに及ばないでしょう。奥村**氏のラ技作例で、FW-50-7Sだったかへの置き換え実験データは興味深く、うらやましい。しかしその手の製品はもう・・・

別ルートで中古をGET。ヤフオクでもしばしば出品を見るものの、人気商品だろうか結構な値が付いて・・・競り負け。余談だが古くからあるMODELで、拙6GA4シングルと同時期の製造だろうモノが入手できました。

PH-100の疑似負荷試験中画像 PH-100の疑似負荷試験回路 画像は疑似負荷試験中のPH-100。古い部品だし、四隅のネジが変えられてます。

イヂられてるのが気になって、安全に通電できるかの確認を先行しました。都合4〜5Hの段階的テストですが、触感・異常音・にほひ?でOKと見ました。なお中途半端なテストでしたが全負荷背負わせるのは気が引けた。

後年の、端子部表記が黒地に白抜き文字モデルと、白地に黒文字モデルもあるようです。ヤフオクで入札したのは、それらの比較的新し目のタイプなのですが・・・負けた。

実験項目に含めるか悩んだ、電源部のアレコレを・・・

250Vタップの整流平滑疑似負荷テスト 250Vタップの整流平滑疑似負荷テスト。計算が楽ってなだけで選んだ100Ωを挿入して、頃合いな元電圧が得られました。ラッキー。

しかし無負荷電圧は360Vを超え(アタリマエか)るので、・・・手持ち350V100μF活用の目論見は崩れ去る。イマドキの400V品は小柄すぎて・・・450Vを新調するホニャララな選択。

6.3V2.5A巻線でDC点火疑似負荷テスト 某Shopで安価なSBDブリッジを調達。完成形ではありませんが抵抗ADJの余地が得られるか試しました。ついでにブリッジの発熱探りも。

PH-100のその他巻線は無負荷状態でやりましたので、実態はチョイ減の見込み。でもブリッジ上流に、ナニガシかの抵抗値は挿入できると楽観します。リプルはソレナリに残留しますが、これくらいならと同じく楽観。

起動遅延付きMOS電源実験回路 起動遅延付きMOS電源実験画像 アレコレに盛り込んだ起動遅延回路の改訂版。SWチング素子をTR→MOS(2SK2865)に変更しただけですが、タイミング決めは再試行錯誤しまくり。回路定数は最終版ではない。

リプルフィルタ回路にツェナを足しただけの安定化ですと起動が速くなるので、準古典管と解釈してる76/6AC5には酷かと思ったのです。でも調べてみると、整流管使用は多いけどDi整流平滑電源供給の作例も散見しますから、平気かも。

習い性のAT-1W基板に載せる、使用部品の点数/占有面積探りのため。今後のネタに活用する、掴み意図もあります。なを、系統だった数値設計計算式などを見出してはおりませんから・・・聞かないで。

懐かしや、拙の初期作品で使用したLEAD・P-11を再び選んだレイアウト案です。現役モデルだし、同シリーズのラインナップも増えてる。

意匠案 PH-100は、タンゴお得意のSR・磁気シールドがありません。よって、拙2B33シングル近似の配置に。ただし、その按配の事前実験はサボリました。

76→6AC5-GTの縛りに「見た目」のご不満を訴えられるお方は多いのだ・・・と、幾つかの作例から読みました。拙も若干気にはしてて・・・6AC5-Gの入手を考えたモンですが、早期に諦めました。まだ伏せとく「水増し実験」時に意味を為さなくなると。

PTとOPTの隔離配置にも絡みますが、76の陰に隠れて6AC5-GTは殆ど見えないでしょうけど・・・我慢する。

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