C. lueddemanniana f. coerulea 'Verianum' SM/JOGA. OG 自然種 |

022/3/1開花
NS150×150mm
2輪
019年まで毎年のように開花していましたが
株の不調でまた作り直しして今期3年ぶりに
咲いてくれました。私もカトレヤ原種を22年
栽培してきましたが、どんな株でも必ず数年に1度は
株の不調により作り直しが必要で、今までその繰り返し
でした。この素晴らしい青い花は、特別な思いがあり
このカトレヤ原種の原点でもある名誉ある趣味科が
亡くなられたことを今年に入って初めて知りました。
私はどの例会にも所属していませんので情報が
なく、ヤフオクで岡田蘭園さんの出品説明の中で
知りました。
このcoerulea 'Verianum' も、元は故 辻さんから
蘭園を通してきた分け株で、入手して16年程経ちますが
今から8年ぐらい前に
愛知県名古屋市(元名)蘭の舘が閉館になる最後の
年に名古屋愛蘭会と元会長故辻さんの会KTS、岡田蘭園
さんなどの蘭展がありその時に、初めて運よく単独で
coerulea 'Verianum'の事で質問があったきっかけで
出会う事ができ貴重なお話を最初で最後聞くことができました。
ニューオーキッド106号の表紙を飾ったcoeruleaVeronika
と兄弟花で野生種である事を辻さん本人から私個人的に貴重な
話をして下さり亡くなられた事は残念ですが
この貴重なルデを大事に残していきたいと思います。
以前にも説明しましたがこのベロニカとベリアナムは
花がよく似ているのはマリアウクシ-発見者でも知られるアルモンド
マンテリーニ氏がベロニカを発見した近くで見つかった
のがベリアナムと聞いております。
C. lueddemanniana f. coerulea Francisco OG 自然種 |
022/3/3開花
NS165×145mm
1輪咲き
初開花019年〜20年の開花画像を見て比べると
今年の花はまったく同じ花ではないほどサイズや
ペタル、リップが大きくなり発達しておりリップが特に真ん丸で
本来の花になりました。バルブ自体は15pぐらいのリーフに
165p強の花を咲かせています。
故辻氏カトレアの世界73ページにも紹介されていますが
花の大きさは抜群でセルレア色が濁りのない澄んだ
色合いと説明されています。
昨年の021年は咲きませんでしたが初花から3年目
3回目の花でこの花になりましたので株のできで
いかに変化するか勉強になります。
現在は交配でセルレアが大変増えてきましたが
大変古いセルレアで国内ではルデマニアナセルレア
が知られた初期からの個体で他のセルレアタニア
にも株姿、花によく似ています。
原稿本ベネズエランカトレヤ書にも紹介されております。
C lueddemanniana f. rubra splash Guacamco OG 自然種 |
022/3/4初開花
NS125×135mm
1輪咲き
今年初めて咲いてくれました。
現地と流通があるコレクターから野生種として入手しました。
このグアカムコも、国内ではプロ業者ベネズエラから輸入株としてカタログでたまに
見かけます。
まだ初花で、サイズ、ペタルも細く力不足本来の花ではありません。
本来は大輪で全体に濃くペタルにも本来スプラッシュが入り野性味
のある花ですが、
今回は初花で濃くなくスプラッシュも出ていません。
リップにドットが入るこの個体は、現地でも知られるアウリシ
コレクションでもあります。
前のセルレアフランシスコのように2〜3年後、株が出来ると
濃くスプラッシュが入りサイズも
見違えるほど花が化けると思います。
C.luddemanniana f . coerulea La Orquimeal OG 自然種 |
022/3/7開花
NS135×130mm
2輪咲き
020/12月初花で一輪でしたが、
今期2輪咲いてくれました。
株ができて、サイズも上がり
本来の花になってきました
特にリップの形が真ん丸になり
中心にはっきりと入る模様は
独特でこのオルキミエルだけです。
C. lueddemanniana Betania OG |
022/3/7開花
NS150×150mm
1輪咲き
昨年バックを切って植え替えしたため1輪
になりましたが、相変わらず濃さには圧倒的な
存在感を感じさせられます。他に濃いインフェルノがありますが
サイズは、べタニアの方が大きいです。
C. lueddemanniana f . coerulea Siqui Siquie AM/AOSOG自然種 |
022/3/8開花
NS115×120mm
1輪咲き
019年に咲いて3年ぶりに開花してくれました。
この株も不調になり株分けをして作り直し
をして今期開花につながりました。
数年に一度は必ず分けなくてはいけない
時期がきます。
まだ作り直したばかりの花なので一輪で
サイズも完全ではありませんが、色彩は濃く
繊細で大変美しい銘花です。