3月開花最終更新日

022/4/4

C. lueddemanniana f. coerulea 'Verianum' SM/JOGA. OG 自然種




022/3/1開花

NS150×150mm

2輪

019年まで毎年のように開花していましたが

株の不調でまた作り直しして今期3年ぶりに

咲いてくれました。私もカトレヤ原種を22年

栽培してきましたが、どんな株でも必ず数年に1度は

株の不調により作り直しが必要で、今までその繰り返し

でした。この素晴らしい青い花は、特別な思いがあり

このカトレヤ原種の原点でもある名誉ある趣味科が

亡くなられたことを今年に入って初めて知りました。

私はどの例会にも所属していませんので情報が

なく、ヤフオクで岡田蘭園さんの出品説明の中で

知りました。

このcoerulea 'Verianum' も、元は故 辻さんから

蘭園を通してきた分け株で、入手して16年程経ちますが

今から8年ぐらい前に

愛知県名古屋市(元名)蘭の舘が閉館になる最後の

年に名古屋愛蘭会と元会長故辻さんの会KTS、岡田蘭園

さんなどの蘭展がありその時に、初めて運よく単独で

coerulea 'Verianum'の事で質問があったきっかけで

出会う事ができ貴重なお話を最初で最後聞くことができました。

ニューオーキッド106号の表紙を飾ったcoeruleaVeronika

と兄弟花で野生種である事を辻さん本人から私個人的に貴重な

話をして下さり亡くなられた事は残念ですが

この貴重なルデを大事に残していきたいと思います。

以前にも説明しましたがこのベロニカとベリアナムは

花がよく似ているのはマリアウクシ-発見者でも知られるアルモンド

マンテリーニ氏がベロニカを発見した近くで見つかった

のがベリアナムと聞いております。


C. lueddemanniana f. coerulea Francisco OG 自然種





022/3/3開花

NS165×145mm

1輪咲き

初開花019年〜20年の開花画像を見て比べると

今年の花はまったく同じ花ではないほどサイズや

ペタル、リップが大きくなり発達しておりリップが特に真ん丸で

本来の花になりました。バルブ自体は15pぐらいのリーフに

165p強の花を咲かせています。

故辻氏カトレアの世界73ページにも紹介されていますが

花の大きさは抜群でセルレア色が濁りのない澄んだ

色合いと説明されています。

昨年の021年は咲きませんでしたが初花から3年目

3回目の花でこの花になりましたので株のできで

いかに変化するか勉強になります。

現在は交配でセルレアが大変増えてきましたが

大変古いセルレアで国内ではルデマニアナセルレア

が知られた初期からの個体で他のセルレアタニア

にも株姿、花によく似ています。

原稿本ベネズエランカトレヤ書にも紹介されております。




C lueddemanniana f. rubra splash Guacamco OG 自然種




022/3/4初開花

NS125×135mm

1輪咲き

今年初めて咲いてくれました。

現地と流通があるコレクターから野生種として入手しました。

このグアカムコも、国内ではプロ業者ベネズエラから輸入株としてカタログでたまに

見かけます。


まだ初花で、サイズ、ペタルも細く力不足本来の花ではありません。

本来は大輪で全体に濃くペタルにも本来スプラッシュが入り野性味

のある花ですが、

今回は初花で濃くなくスプラッシュも出ていません。

リップにドットが入るこの個体は、現地でも知られるアウリシ

コレクションでもあります。

前のセルレアフランシスコのように2〜3年後、株が出来ると

濃くスプラッシュが入りサイズも

見違えるほど花が化けると思います。


C.luddemanniana f . coerulea La Orquimeal OG 自然種



022/3/7開花

NS135×130mm

2輪咲き

020/12月初花で一輪でしたが、

今期2輪咲いてくれました。

株ができて、サイズも上がり

本来の花になってきました

特にリップの形が真ん丸になり

中心にはっきりと入る模様は

独特でこのオルキミエルだけです。


C. lueddemanniana Betania OG



022/3/7開花

NS150×150mm

1輪咲き

昨年バックを切って植え替えしたため1輪

になりましたが、相変わらず濃さには圧倒的な

存在感を感じさせられます。他に濃いインフェルノがありますが

サイズは、べタニアの方が大きいです。


C. lueddemanniana  f .  coerulea  Siqui Siquie AM/AOSOG自然種



022/3/8開花

NS115×120mm

1輪咲き

019年に咲いて3年ぶりに開花してくれました。

この株も不調になり株分けをして作り直し

をして今期開花につながりました。

数年に一度は必ず分けなくてはいけない

時期がきます。

まだ作り直したばかりの花なので一輪で

サイズも完全ではありませんが、色彩は濃く

繊細で大変美しい銘花です。




C. lueddemanniana  f .  S/A  Marisera OG 自然種



022/3/14開花

NS140×140mm

2輪咲き

018年以来4年ぶりに開花してくれました。

このマリセラも株の状態が悪く復帰するまで

時間がかかりました。

復帰直後の花なのでサイズ的に本来の花

ではありませんが満作の時には20pの花を

咲かせます。今回は出ていませんが、

全体にピンク色がグラデーションのように

入ります。



C. lueddemanniana  f .  coerulea  Morillo OG 自然種



022/3/14日開花

NS110×120mm

2輪咲き

セルレアの中でも特に青いです。

繊細でリップの白い筋が美しいです。

 C . lueddemanniana f . rubra f lamea Tomo OG



はっきりとフラメアが入ります。


022/3/16初開花

2輪咲き

150×150mm

Elcerito x Grand Odysseyをかけた

優秀な選別個体です

ルデのチポでも大変珍しい色合いで美しいです。

リップの黄色がほとんどはいりません。


C. lueddemanniana Thais OG



022/3/23初開花

NS130×130mm

2輪咲き

故 辻勲カトレアの世界53ページに紹介されている

ルデマニアナの色彩では珍しいリップが濃い

ワインレッド1色に染まる素晴らしい花は、

マイケルシンさんから譲り受けたと紹介されています。



C. lueddemanniana  Clarines OG



022/3/23初開花

NS120×120mm

2輪咲き

この銘花も同じく辻勲さん

カトレアの世界50ページ紹介されています。

残念ですが初花で株ができていない為

辻さんのようなベストで咲いた濃い

素晴らしい花の状態ではありません。

ルデマニアナは特に株が出来ると別花のように

変化します。今後の花に期待します。



C. lueddemanniana Irina OG 自然種



022/3/30開花

NS150×145

2輪咲き

今回で4回連続咲いてくれました。

昨年よりも立派な花になりました。

色も濃く香水のような心地よい香りがし存在感あふれた

自然種の貴重な銘花です。




C. lueddemannianaJuan Pedro OG 自然種



022/3/30 開花

NS100×95mm

2輪咲き

今年も咲いてくれました

今年の花は小ぶりですが

すごく繊細で可愛らしいです。